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    うp

    hamham895

    PAST初めて文章を書いてみた時のやつです。途中ですが完成しますと胸を張って言えないほど見切り発車ですので、一旦記念としてうpします。「大体こんな雰囲気の作風」というサンプルのつもりで。
    くまみてえな。「消太、聞いて欲しいことがあるんだ。」
     そう切り出された瞬間から何の話かは察しがついた。いつかこの時が来ると思っていた。それは避けられないことだと覚悟していた。予想外だったのは彼の婚約者が女性だったということだ。ゲイだと言っていたのに。いや、決め付けてはいけない。たまたま今まで愛したのが男だったというだけだろう。ついに心から愛せる女性と巡り会えたのだ。俺は元恋人として、友人として、彼を祝福するべきであろう。俺は物分かりが良い方だと自負している。
     別れはとてもあっさりとしていた。同棲していたわけでも、私物を相手の家に置いていたわけでもない。ただ恋人という関係を解消しただけだ。それ以外は、何もかも今まで通りだった。ただでさえこちらはヒーローであり教職にまで就いてからというもの仕事でがんじがらめの毎日であった。あちらさんも有名企業の上役。背が高くて動物に例えるならクマである。それでいて清潔感があり、スーツの似合う好青年であった。こちらの方が髭も髪もボサボサと伸ばし放題でよほどむさ苦しい。女のつるつるとした滑肌が恋しくなったのかもしれない。君の髭がセクシーだと囁いていやがったくせに、随分といい加減な男だ。
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    ポッカの夢絵

    PROGRESSいつか完成系に持っていきたい学パロメイドシャルぐだ♂
    先日うpしたやつの続きのお話です
    改めて感じた、彼はかっこいいとこれは先日のお話の続きに当たる物語
    クラスの出し物の結果によりメイド服を着て接客をしていた藤丸立香とシャルルマーニュは、学生の特権として休憩時間中に学園祭を巡っていた……そんな時に起こったハプニングの話である

    【2人の休憩時間中、学園内にて】

    「んんーっ、やっと一息つけるな…って、リツカ、歩ける?」
    「歩けるよ?もう慣れた…下心出さないで、見えてるよ」
    「ううっ、今日のリツカ厳しいなぁ……ごめんって、沢山奢るから許してくれよ〜」
    「………むぅ。じゃあ、裏山の麓でやってる野球部の出店に連れてって」
    「裏山のあそこだな、おっけー!」

    そう、この学園祭の裏手には大きな山がある。そこにはたぬきや狐・鳥や猫に加え、時折蛇が出るとか何とか……。そこで鍛錬を行う運動部の生徒やスケッチのために訪れる美術部員など……結構色々なことに使われている。本当は学園設立時に崩して平にする予定だったのだが…町内会からの猛反対により山は残すことになり、その代わりに学園の生徒は山の自然形態を崩さない範囲内で利用可能という取り決めが成されたのだ。今回の学園祭の出店もそのひとつで、野球部がとある漫画にあった学園祭での出店、山奥のカフェを実現しようとしていたらしい。山奥ではさすがに許可が降りずに麓で開催しているが……そのクオリティはお墨付きでとても評判がいいという。それが気になって仕方がなかった俺はシャルルに連れていってもらうことにしたのだ。ただ、メイド服のまま行くのはものすごく不服だ……宣伝になるのは百も承知だし悪くは無いと思うんだけど…うぅ……
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