Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    かや

    sheep_lumei

    DOODLE現パロ 年齢・職業不詳の謎多き男サンポと女子高生の星ちゃん
    おそらく裏社会で便利屋とかやってるんじゃないんですかね 闇商人みたいな……

    以前ふせったーでこんなの見たいよ~って喚いたやつを読める程度の文章に整えたやつです、テキストライブの配信見てくれた方ありがとうございました!
    ようこそ非日常だいぶ帰りが遅くなってしまった、と星は学生鞄を手にそれなりの速さで帰路についていた。

    今日の部活は何から何まで忙しかった、後輩は怪我をするし、先輩がうっかり器具を壊してしまうし、同期が──というか、なのかは休みだし。

    こんなに遅くなる予定はなかったのに、と思いながら歩いていた星は街灯が少なくなってしまうのが欠点だが、公園を突っ切れば早く帰れるという事に気付いた。

    幸いにも今日は月夜、人通りは少ないが暗すぎるという事も無い。公園へと一も二もなく進路を変えた事が運命を大きく変える出会いに繋がる事を、この時の星はまだ知らなかった。

    ◇ ◇ ◇

    「流石に暗い……」

    端末の灯りをわざわざ懐中電灯モードにするほどの暗さではないが、やはりこの公園、夜に訪れる人の事を考えていなさすぎる。砂場やジャングルジムなどの遊具近くには街灯の「が」の字も無ければ、星が歩いている遊歩道の街灯は幾つか切れかかっていた。
    8021

    ロム太郎

    DONESKL見て
    >OPで描かれている過去編で「くたばり損ないの銃野郎!いい加減地獄に落ちやがれ!」とかやってるはずです それでも互いにくたばらなかったので「俺たちが地獄」になったはず お前が俺の地獄 何故ならお前はこの俺が殺せなかったので
    >剣が遼の腹に刀ぶっ刺して「犯してやるよ、クソ野郎。コイツを俺のペニスだと思って感じて死ね!」とかみんなやらなかったの!?
    という感想になったので書いた過去捏造剣遼
    唾と地獄を飲み込みて 空を、肉を、骨を、鋒で断つ度に、背筋に行き過ぎた興奮が走る。肉体が歓喜に震え、その悦びを他人に知ってもらいたくて喉を震わせれば、獣の咆哮が街に響いた。
     刀は単純明快だ。振るえば地獄が一つ、二の太刀で二つ、三の太刀で地獄に落ちたくない人間が逃げ惑う。
     粗野であれど卑に非ずいう気高い志など、海動剣は端から持ち合わせていない。
     剣は世界の輪廓と己の魂の輪郭を感じ取れる刀を心底愛していた。
     だからこそ、距離を取って引鉄に指をかけて命を奪おうとする拳銃使いを心底理解できなかった。
     地獄絵図を描く責任を持とうともしない腑抜けども。
     地獄が残らないほど極悪の限りを尽くすところまでが、自らが作り出した地獄の沙汰への責任の取り方だ。
    1382