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    みく

    bnbnbur

    MOURNING★【text / 嶺蘭←モブ♂視点。】
    報われない夢小説もどきの独白(改)。
    二人がずるい大人です。
    黒崎◯丸に狂わされた(モブ/主)が寿◯二の存在によって儚く散りゆきたいという願望を含みます。上記の性癖を含む方はDCになった気持ちでお読みください。

    母なる大地より広い心でお願いします。
    *** 成人して間もなく実家が引っ越すことになり、大学の下宿先から荷造りに駆り出された。
     今は使われていない子供部屋の荷物を整理するために押し入れを開くと、そこにはケースに入れたまま放置された古いベースがあった。中からベースを取り出し、チューニングがされていないゆるんだ弦を指で弾いて歪んだ音を鳴らす。
     当時中学生だった自分がベースと共にしまい込んだ、稚拙な熱の記憶。

     誰もが彼の特別になりたいと願った。


          「唯一の男」


     僕の祖母は今時珍しい古びたアパートの大家をしている。祖母の管理が行き届いているのか築年数の割にアパートは小綺麗で、立地もいいので長く居住している人たちが多いようだった。
     住人には単身者が多く、その中には不釣り合いにも元バンドマンで今はアイドルをしているという不思議な経歴を持つ男性が住んでいた。
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    ヰ不🍀

    DONE全て捏造。
    アニメ勢は少しだけネタバレ含みます。
    一応それぞれ調べたりしてますが、留学とか病院とか知らん!わからん!って思って書いてます。
    何でも許せる方のみお読みください。
    ごりごりにブロマンスですが、距離が近すぎるので勝オルとしてます。
    今回は準備回みたいなもので、全然留学のりの字もないです。
    誤字脱字は気づき次第直していくのでそれまでは脳内補完お願いします…
    あんたと君との5年間(仮)① 放課後の教室には、まだ生徒たちの声や足音が微かに響いていた。
     窓の外から差し込む夕陽が教室の床を橙に染めている。
     そんな教室の中に低く静かな声が、教室に落ちた。
    「お前、本当にいいのか?」
    「いンだよ、校長からの説明も聞いた、親の了承も得てる」
     まるでそれ以上の議論は無駄だと言うように、一切の迷いなく、爆豪は答えた。
     その返答に相澤はため息混じりに頭を掻き、手元の調査書に視線を落とす。
     そこにはたった一行。第一希望のところに「アメリカ留学」とだけしか書かれていない、大雑把とも大胆ともとれる進路の希望が書かれてあった。
    「最近腕の調子はどうなんだ」
     爆豪の右腕は、死柄木弔やオール・フォー・ワンとの戦いで受けた傷のせいで、今も完全には動かない。
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