昼/夜の推しカプ質問シート《昼の推しカプ質問シート》
【Q1.好きになったのはどっちが先だと思う？】
アオキさん→自分が先だと思っているし自覚がある。
オモダカさん→同級生設定だと長年の旧友、社会人だと直属の部下というイメージからなかなか恋愛対象からそれがち。鈍感。

【Q2.相手のどんなところが好き？】
アオキさん→どんな形であれ自分を見捨てないところ。心広く優しいところ。ただし人柄の話であり仕事は別。
オモダカさん→やれば出来るのを知ってるし、その時の本気の眼差しがもっと見たいと思う。

【Q3.相手は自分のどこを好いてくれていると思う？】
アオキさん→長年の付き合いの賜物であり、強いてどこという考えが薄い。
オモダカさん→私の直感は間違いないと思うのです

紫紺、あるいはディープスカイ集会所を入って奥、滝と川を望む淺敷にアヤメは今日も佇んでいる。
「おはようございます。アヤメさん」
狩人の乙女は持参してきた小さな道具入れの中身を、アヤメに声をかけながら木目の卓に広げ始める。
「ああ、おはよう。ええと、ウツシ教官は朝から出払ってるみたいよ」
「いえいえ、今日は教官ではなくアヤメさんとお話しに来たんですよ。さぁさぁお掛けになってくださいな」
何か相談事なのかしら、と珍しくはない様子でアヤメは乙女の向かいに座った。

「アヤメさん、この爪を見てください」
乙女は卓の上に手をかざす。光の当てようによっては深い紫が浮かび上がるカムラの里特有の紺色に染まった爪が並んでいる。
「教官が一昨日ここで塗ってくれたんでしょう？欠けちゃったの？塗り足しを手伝えばいいのね」