るいん
yowailobster
DOODLE20210701 告白が好き この後見送りのち空港で踊るのこらえる成人男性が見られる ランガはたぶん今のところ好奇心が一番強いぞ!頑張れ愛抱夢、興味をひき続けてゴールインするんだ!振り向かせたまま走り抜けてよ ギリギリの時間に現れた男は上下する肩どころか全身を落ち着かせもせず、掠れきった声もそのまま一息に捲し立てた。
「全員どこかに行って彼と僕を二人きりにしてくれ」
当然怒涛の反発が始まったが、男と同じく疲労困憊でありながら頼む頼むとその場に伏す勢いで頭を下げるスネークに一人また一人と降参し、結局今は皆少し離れたところで自分達を待っている。ぼんやりと動いているのは何だろう。手を振っているようにも見えるし、逃げろのジェスチャーにも思えた。多分大丈夫だよと心の中で返す。男はようやく真っ直ぐ立てたところだし、何より彼が自分に何かするとは、それもこんな大事な時をわざわざ狙ってくるとはどうにも思えない。自分達の間には言葉に出来ることから出来ないことまで色々あったが何だかんだ良好な関係は築けてきたはずだ。
4314「全員どこかに行って彼と僕を二人きりにしてくれ」
当然怒涛の反発が始まったが、男と同じく疲労困憊でありながら頼む頼むとその場に伏す勢いで頭を下げるスネークに一人また一人と降参し、結局今は皆少し離れたところで自分達を待っている。ぼんやりと動いているのは何だろう。手を振っているようにも見えるし、逃げろのジェスチャーにも思えた。多分大丈夫だよと心の中で返す。男はようやく真っ直ぐ立てたところだし、何より彼が自分に何かするとは、それもこんな大事な時をわざわざ狙ってくるとはどうにも思えない。自分達の間には言葉に出来ることから出来ないことまで色々あったが何だかんだ良好な関係は築けてきたはずだ。
☆ユズ☆
DONEいただいたお題③シルイン
『終盤近くの戦いの後、シルヴァンの頬にできた傷を応急処置するイングリット』
「重なる願い」 あがった勝鬨からしばらく後の事だった。
自陣に戻り勝利を喜ぶ兵たちを見回したイングリットはようやく探していた相手の姿を見つけた。
束の間の歓喜であっても士気に繋がるのなら良い事だと、そう思いながらも彼女が気になっているのは探し人の事だったのだ。
「ジルヴァン、ちょっときて」
足早に近づいた彼女が共にくるように赤髪の幼馴染の腕を引くと、どうした?と驚きの声を上げながらも導かれるままついてくる。
その場にいたもう一人の幼馴染がまたかとばかりに呆れを含んだ溜息を吐いたのがわかったが、それをも無視してイングリットは腕を引き続けた。
彼女は勝利の後の喧騒から少し離れたところまでやってくると、ちょうど良い高さの場所を見つけシルヴァンに座るように促した。
1632自陣に戻り勝利を喜ぶ兵たちを見回したイングリットはようやく探していた相手の姿を見つけた。
束の間の歓喜であっても士気に繋がるのなら良い事だと、そう思いながらも彼女が気になっているのは探し人の事だったのだ。
「ジルヴァン、ちょっときて」
足早に近づいた彼女が共にくるように赤髪の幼馴染の腕を引くと、どうした?と驚きの声を上げながらも導かれるままついてくる。
その場にいたもう一人の幼馴染がまたかとばかりに呆れを含んだ溜息を吐いたのがわかったが、それをも無視してイングリットは腕を引き続けた。
彼女は勝利の後の喧騒から少し離れたところまでやってくると、ちょうど良い高さの場所を見つけシルヴァンに座るように促した。
☆ユズ☆
DONEいただいたお題①シルイン
『目が離せない口元』
「恋する彼女は目を離せずに」 ただ見つめる。
その行為を自身がされたならば「そんなにじっと見ないで」と頬を染め瞳を逸らすに違いない。
そう思うのに、久しぶりに一緒に過ごせる──その事に浮かれてそんな簡単な事に思い至れなかったイングリットは食後の菓子と紅茶を待つ間、目の前の恋人に碧色が生むまなざしをただ注いでいた。
見つめる先はどちらかと言えば薄い唇のあたり。
かつては軽薄な甘い言葉で多くの女性を口説き、そうかと思えば落ち込んだ時には励ましてくれ、今ではあれだけ一人に定めずに放っていた言葉たちを愛を込めて自分にだけ告げてくれる。さらに言えばくちづけまで。
こうしてほんの束の間過去を振り返るだけで彼の変化には驚かされ、それは今日とて例外ではなく、だがその一方で考えもしなかった相手と恋に落ちた自分も随分と変わったものだとイングリットは自覚させられるのだ。
1167その行為を自身がされたならば「そんなにじっと見ないで」と頬を染め瞳を逸らすに違いない。
そう思うのに、久しぶりに一緒に過ごせる──その事に浮かれてそんな簡単な事に思い至れなかったイングリットは食後の菓子と紅茶を待つ間、目の前の恋人に碧色が生むまなざしをただ注いでいた。
見つめる先はどちらかと言えば薄い唇のあたり。
かつては軽薄な甘い言葉で多くの女性を口説き、そうかと思えば落ち込んだ時には励ましてくれ、今ではあれだけ一人に定めずに放っていた言葉たちを愛を込めて自分にだけ告げてくれる。さらに言えばくちづけまで。
こうしてほんの束の間過去を振り返るだけで彼の変化には驚かされ、それは今日とて例外ではなく、だがその一方で考えもしなかった相手と恋に落ちた自分も随分と変わったものだとイングリットは自覚させられるのだ。
うり@_u_ri_
DONE訳ありの店で催淫セックスをするミスオエ【17P】年齢制限ありです。
注意
※「薬物等を使用した性行為」に類似するインモラルな表現があります。
※18歳未満の閲覧は禁止です。
パスワード:18歳以上ですか?【yes/no】 17
izaki_sin03
DOODLE人間失覚殺人癖のネタバレあるかも?サイト飛んだ時に以下のが大丈夫でしたら
【BOOTHの概要に書かれているイントロダクションを引用】
を漫画風に書いてます
表紙はHO1の方です 2
araburuPONZU
DONE420saike3 様リクエストいただきましたお互い一目惚れするふるぬいとしんぬいになります!
一目惚れからぶっ飛んでゴールインしてしまいました💒
エアスケブのご依頼ありがとうございました!
堂処 2
染井悉
MEMO❖ エンデビ継続ログ❚ 𝙋𝘾 エクリュ / ロントー
❚ 𝙋𝘾 レイヴン・バーミリオン / 染井悉
①エンジェルデビルインプロパー
エンドN両生還
②GRIM GRIMMS
シナリオクリア両生還 3
☆ユズ☆
MAIKINGシルインですがタイトルどおりの話です。書きかけ、かつ人を選びます。
とある女性視点。女性に対して不誠実だった頃のシルヴァンの描写がありますので、解釈不一致の方や抵抗がある方は閲覧をご遠慮ください。 1344
はるみんてぃあ
MEMO「可愛い女を作るめーかー」 https://picrew.me/share?cd=R2YAOotKra描いたのとは違うけどぴくるーで作成したお気に入りのうちのこたちを収納~
全員再現ができたのですごい。私の癖に刺さっている。
イーリス(2枚)→ユオ→アンドレ→ココア(2枚)→エルク→オリオン→ネロ→ヴィオ→ビアンカ→ルイン→ヴァネッサ→ヒイラギ→ハルジオン 15
秋月蓮華
DONE夢小説です。テニスの王子様で手塚なのですがなぜかほてるいんひゅーまんずと
クロスオーバーしてしまいましたノリです
しあわせなひ【しあわせなひ】
氷帝学園中等部二年、アディシア・スクアーロは浮かれていた。
青春学園中等部三年、手塚国光が洋書フェアがあるので良かったら一緒に行かないかと言ってくれたのだ。速攻で了承した。
手塚の方は部活があるしアディシアも部活があるのでお昼からにしたのだが、
その日の彼女はすぐさま氷帝学園男子テニス部のマネージャーの仕事を終わらせて、待ち合わせ場所へと向かった。
(手塚さんとお出かけなんだよ)
服もいいのを選んでみた。あの手塚と出かけるのだ。しっかりした服を選ぶし着る。
洋書はどんなのがあるだろうとなりつつも彼女は電車に乗って、街中を歩いて、待ち合わせ場所へたどり着いた。
「スクアーロ。待たせたな」
「待ってません」
2383氷帝学園中等部二年、アディシア・スクアーロは浮かれていた。
青春学園中等部三年、手塚国光が洋書フェアがあるので良かったら一緒に行かないかと言ってくれたのだ。速攻で了承した。
手塚の方は部活があるしアディシアも部活があるのでお昼からにしたのだが、
その日の彼女はすぐさま氷帝学園男子テニス部のマネージャーの仕事を終わらせて、待ち合わせ場所へと向かった。
(手塚さんとお出かけなんだよ)
服もいいのを選んでみた。あの手塚と出かけるのだ。しっかりした服を選ぶし着る。
洋書はどんなのがあるだろうとなりつつも彼女は電車に乗って、街中を歩いて、待ち合わせ場所へたどり着いた。
「スクアーロ。待たせたな」
「待ってません」
☆ユズ☆
PAST以前お題リクエストを募った時に書いたシルインお題:木漏れ日、木陰 碧色の瞳を瞼で隠し、ひと時の間イングリットは夢の中にいた。
頬を陽気が良い日の風に撫でられていたせいなのかその夢は暖かくて優しいもので、覚醒が訪れてゆるゆると持ち上げた時の彼女の胸は酷く幸せな気持ちで溢れていた。
木陰に座っていた事もあり日が高くとも眩しさは感じず、だがその代わりに違和感に気づく。
預けている幹の固さだけではなく、肩に触れるものがあったのだ。
視線を動かし左側へ向けると気配があった。そのまま少し上に目を向けると、知りすぎている横顔が映る。
「どうしてここに?」
部屋で本を読んでいたはずでしょう、とイングリットが続けると、赤い髪が揺れると共に手元へと向いていた瞳が彼女の方を見て細められた。
1078頬を陽気が良い日の風に撫でられていたせいなのかその夢は暖かくて優しいもので、覚醒が訪れてゆるゆると持ち上げた時の彼女の胸は酷く幸せな気持ちで溢れていた。
木陰に座っていた事もあり日が高くとも眩しさは感じず、だがその代わりに違和感に気づく。
預けている幹の固さだけではなく、肩に触れるものがあったのだ。
視線を動かし左側へ向けると気配があった。そのまま少し上に目を向けると、知りすぎている横顔が映る。
「どうしてここに?」
部屋で本を読んでいたはずでしょう、とイングリットが続けると、赤い髪が揺れると共に手元へと向いていた瞳が彼女の方を見て細められた。
☆ユズ☆
PAST円舞曲を踊っているだけのシルイン。正しくは円舞曲を踊る話その2。会話文なしで書く遊びをした過去作です。
「ひととき、あなたと円舞曲を」 音楽家が奏でる円舞曲は自然とふたりの動きを軽やかにし、それに合わせて赤と金の髪も揺れ、イングリットが纏うドレスの裾はふわりとなった。
内心ではあまり気のすすまぬ集まりであったが、こうして自然に息が合うのを感じながら踊っていると調子が良い事にそう悪くはない夜だと思えてきてしまう。
視線を交わしゆったりと動いていると、鳶色の瞳に優しく微笑まれイングリットの顔にもまた柔らかな笑みが浮かんだ。
出立前に支度を急いでとせかした時の表情とは全く違う事を思えば少しだけ可笑しくなる。ああいったやりとりは変わらず自分たちらしいと感じるが、この瞬間ふたりの間にある愛情深い微笑みもまた数年前まではなかった『らしさ』なのだと今では彼女も素直に思う事ができた。
983内心ではあまり気のすすまぬ集まりであったが、こうして自然に息が合うのを感じながら踊っていると調子が良い事にそう悪くはない夜だと思えてきてしまう。
視線を交わしゆったりと動いていると、鳶色の瞳に優しく微笑まれイングリットの顔にもまた柔らかな笑みが浮かんだ。
出立前に支度を急いでとせかした時の表情とは全く違う事を思えば少しだけ可笑しくなる。ああいったやりとりは変わらず自分たちらしいと感じるが、この瞬間ふたりの間にある愛情深い微笑みもまた数年前まではなかった『らしさ』なのだと今では彼女も素直に思う事ができた。
hasunobannin
INFO2021.11.07発行シルイン漫画「トロポポーズに問う(上)」紙媒体は頒布終了しましたので、こちらに全内容をあげておきます。再販希望してくださった方、ありがとうございます!
(下)はとらのあな様にて頒布中です。 35
柴漬け
TRAINING現パロ転生ものと言うんですかね?小説初心者なので心が広い方向け。なんでも許せる人向け。題名は曲名から拝借。この曲を聴きながら書いていたので。【ソロ活女子のススメ】の挿入歌で気に入って聴いてました。地雷が一つでもあったら回れ右でお願いします。
この話はレトソティが案内人。
ユリコニ
シルイン
ロレマリ
クロヒル
ディミエデ
の順番でオムニバス。 8406
カリフラワー
DONEあぶ空2023/04/14-15 展示作品ルスマヴェ バカンス『Caustics (後編)』
2人がバカンスに行く話、後編です🏝️『18/36』に繋がりそうな話なので、よかったらそちらもご一緒にどうぞ…(過去作に並んでます)
※このホテルはオールインクルーシブです✌️
Caustics (後編) バーは三方を囲む全てのドアが開け放たれていた。頬を掠める海風は熱気が取り除かれ、その爽やかな空気に安堵する。バーの真ん中には四角形のこぢんまりしたバーカウンターがあり、数人の宿泊客が注文を待っている。バーの角の一つにはデキャンタがいくつか並んでいる。近づいてみると"チリ・ウォッカ"、"フェンネル・ウォッカ"や"シナモン・ウイスキー"などと書かれたタグがかけられていた。かなり興味をそそられる名前だ。後でマーヴに教えてあげよう。
「ご注文は?」
「モヒートを2つお願いします」
「かしこまりました」
絶えず吹き抜ける風は窓際にもたれかけた身体を後ろから優しく撫でていく。陽に晒された素足はビーチサンダルの形に焼けていて、脱いでもくっきりと跡が残り滑稽だ。この調子ならタンクトップやサングラスの跡も残っているだろう。振り返りマーヴがいるカバナへ目をやると、薄いカーテンの向こう側に寝そべっている姿がぼんやりと見えた。本を読みながら、時折周囲を眺めている。彼は声をかけても聞こえない場所にいて、カーテンの向こうの表情はぼやけている。それでもマーヴの匂いが、感触が、話し声が、遠くから見つめるだけで思い出せる。まるですぐ隣にいるみたいに。
8302「ご注文は?」
「モヒートを2つお願いします」
「かしこまりました」
絶えず吹き抜ける風は窓際にもたれかけた身体を後ろから優しく撫でていく。陽に晒された素足はビーチサンダルの形に焼けていて、脱いでもくっきりと跡が残り滑稽だ。この調子ならタンクトップやサングラスの跡も残っているだろう。振り返りマーヴがいるカバナへ目をやると、薄いカーテンの向こう側に寝そべっている姿がぼんやりと見えた。本を読みながら、時折周囲を眺めている。彼は声をかけても聞こえない場所にいて、カーテンの向こうの表情はぼやけている。それでもマーヴの匂いが、感触が、話し声が、遠くから見つめるだけで思い出せる。まるですぐ隣にいるみたいに。
ちゃた
DOODLE一度は描きなくなるインスタンスドミネーション。クリスタの合成効果の練習を兼ねて。ダイナゼノンはながら見ですが楽しく見ています。そしてシズムくんのキャラデザがパーフェクトすぎてびっくりしますね。超好き。