アムロ
AstralCat5
DONE(Omegaverse) (Mpreg)according to srw amuro is an idol fan thats why he named his cat after nozomi love live
もりかず
PAST■NT力がニブくなってしまったアムロさんがテーマの漫画です※クワアムギャグ漫画 カミアムもあります
※ちょいエロ?かもしれないので注意
※クワトロが変態なので苦手な人は見ないほうがいいです
アムロさんも変です カミーユは巻き込まれてます
※13Pありますが途中で終わってます
※10年くらい前に描いたもののため画力が終わっています
気になる所だけざっくり修正しました それでもよろしければどうぞ 13
AstralCat5
DONEwonder why it took me a day of getting a new tablet (galaxy tab a9+) to draw Amuro Ray Mpregit prob wouldve been the first thing i drew
fujisankabe
MOURNINGお誕生日おめでとうアムロくんお誕生日おめでとうきらめく真紅。
濃厚な甘い香り。
少し硬めの果肉に歯を立てると潰れた部分から甘酸っぱい果汁があふれる。朝早く出かけた市場で、人々に配布されていた苺は随分と美味かった。
貴重な果物を無料で配るなんて、変わった人間もいるものだと彼と話をした。
買ってきた食材で彼が今日は腕を奮うと言うので、ソファでくつろがせてもらう。
誕生日だからと、サイドテーブルには僕の好きなワインと先ほどもらった苺が数個。
至れり尽くせりだ。
◇
「ぱぱ、おいしい」
少し舌足らずな喋り方、どうしたって可愛い声。愛娘の柔らかくふくふくとした手には苺。
私が何年もかけて改良を重ねた新品種は、コロニーでの栽培に特化したものだ。コロニーごとに少しずつ違う環境にも適応できる、強い品種だ。
1842濃厚な甘い香り。
少し硬めの果肉に歯を立てると潰れた部分から甘酸っぱい果汁があふれる。朝早く出かけた市場で、人々に配布されていた苺は随分と美味かった。
貴重な果物を無料で配るなんて、変わった人間もいるものだと彼と話をした。
買ってきた食材で彼が今日は腕を奮うと言うので、ソファでくつろがせてもらう。
誕生日だからと、サイドテーブルには僕の好きなワインと先ほどもらった苺が数個。
至れり尽くせりだ。
◇
「ぱぱ、おいしい」
少し舌足らずな喋り方、どうしたって可愛い声。愛娘の柔らかくふくふくとした手には苺。
私が何年もかけて改良を重ねた新品種は、コロニーでの栽培に特化したものだ。コロニーごとに少しずつ違う環境にも適応できる、強い品種だ。
fujisankabe
MEMO記憶職人のアムロさんふわっとしています
未定壊れたものは元に戻らない。
どんなものであっても多少の修理を施したとしても、元に戻ったとはいえない。それが脳であればどうだろう。
壊された脳は壊れたままで、記憶は戻らないのに、身体的には異常がない彼ら。戦争のない世界を彼らはこの先命が尽きるまで生きていかなければいけない。
それにどれほどの苦痛が伴うのか、分からないわけではない。記憶が曖昧な彼らが生きていくのに必要な幸福の記憶を、どれだけそれが非人道的であったとしても、やらないわけにはいかなかった。苦しみを抱えたまま過ごすことがどういうものか知っているから。
作られた記憶を移植する。やっていることはニタ研とほぼ同じ、その内容が違うだけ。
一人一人の生年月日や出身地に合わせてオーダーメイドの記憶を創造する。とてもセンシティブな情報を扱うのでひどく精神が疲弊する。強化人間に志願する子どもたちの多くは戦災孤児であったり家庭環境に問題があったりと、お世辞には幸福であったとは言いにくい。その彼ら彼女らの過去を一つずつ紐解いて、ありそうで本当は存在しない虚像をつくる。
708どんなものであっても多少の修理を施したとしても、元に戻ったとはいえない。それが脳であればどうだろう。
壊された脳は壊れたままで、記憶は戻らないのに、身体的には異常がない彼ら。戦争のない世界を彼らはこの先命が尽きるまで生きていかなければいけない。
それにどれほどの苦痛が伴うのか、分からないわけではない。記憶が曖昧な彼らが生きていくのに必要な幸福の記憶を、どれだけそれが非人道的であったとしても、やらないわけにはいかなかった。苦しみを抱えたまま過ごすことがどういうものか知っているから。
作られた記憶を移植する。やっていることはニタ研とほぼ同じ、その内容が違うだけ。
一人一人の生年月日や出身地に合わせてオーダーメイドの記憶を創造する。とてもセンシティブな情報を扱うのでひどく精神が疲弊する。強化人間に志願する子どもたちの多くは戦災孤児であったり家庭環境に問題があったりと、お世辞には幸福であったとは言いにくい。その彼ら彼女らの過去を一つずつ紐解いて、ありそうで本当は存在しない虚像をつくる。
fujisankabe
MEMOシャイアンにてお肉が食べられなくなったアムロくん
嘔吐してます
シャイアンにて目の前にある芸術品のように美しい料理。美味しそうに見えるのに、食べられる気が全くしない。それどころかぎゅうと胃が収縮し、吐き気が込み上げる。喉を締めて耐えたのにも関わらず、三度目の波でとうとう嘔吐してしまった。
テーブルにそのまま吐くわけにいかないと横を向いたおかげで、汚れは真っ白なテーブルクロスの端に少しだけつくにとどまった。その代わりに口元を押さえた自身の手指、白いシャツの袖口、ナフキンを置いた膝と太ももが吐瀉物にまみれた。
口元を押さえたまま、羞恥心と罪悪感でボロボロと涙が溢れる。せっかく用意してもらった綺麗なテーブルセット、真っ白なクロス、綺麗な洋服。そして食べることの出来なかった美しく盛られた生き物の肉。
501テーブルにそのまま吐くわけにいかないと横を向いたおかげで、汚れは真っ白なテーブルクロスの端に少しだけつくにとどまった。その代わりに口元を押さえた自身の手指、白いシャツの袖口、ナフキンを置いた膝と太ももが吐瀉物にまみれた。
口元を押さえたまま、羞恥心と罪悪感でボロボロと涙が溢れる。せっかく用意してもらった綺麗なテーブルセット、真っ白なクロス、綺麗な洋服。そして食べることの出来なかった美しく盛られた生き物の肉。
kitakubu
TRAINING前作でも不破くんの後ろ姿かっこよかったけど、真群青でさらにその後ろ姿の良さが増したよね…あのウェーブのかかったミディアムロングのウルフヘアのぴょこぴょこした襟足とか、背中のラインとかもう全てが好き……となりますな。
北条軍の衣装と本人のスタイルの良さがマッチしててたまらん………
360度かっこいいです。
fujisankabe
MEMO事後、一緒に眠って目が覚めてぼんやりしているアムロくん歯磨きの話虫歯があるとコロニーから出る時に痛むからな。
父さんがよく言っていた。
毎日朝晩の二回、歯ブラシでのブラッシングだけは生活習慣として定着した。父さんがルーティンとして日常に組み込んでくれたおかげで、今でも欠かすことがない。逆に言えば、生活習慣として定着したのはこれだけだった。
食事も、シャワーも、着替えでさえもしなくなって気にならないのに、これだけはしておかないと不安になるのだ。
昔、サイドセブンで食事も摂らず機械いじりをしていたとき、時間になったから歯磨きをはじめたらフラウに気味悪がられた。
「アムロ、どうしてなの?」
フラウなりに少し遠慮した表現は、僕のおかれた環境がそうさせたんだと今なら解るが、当時の僕は虫歯になったら困るだろう、としか思わなかった。虫歯で困る前に空腹か栄養失調で倒れることの方が確率としては高かっただろうけど。
660父さんがよく言っていた。
毎日朝晩の二回、歯ブラシでのブラッシングだけは生活習慣として定着した。父さんがルーティンとして日常に組み込んでくれたおかげで、今でも欠かすことがない。逆に言えば、生活習慣として定着したのはこれだけだった。
食事も、シャワーも、着替えでさえもしなくなって気にならないのに、これだけはしておかないと不安になるのだ。
昔、サイドセブンで食事も摂らず機械いじりをしていたとき、時間になったから歯磨きをはじめたらフラウに気味悪がられた。
「アムロ、どうしてなの?」
フラウなりに少し遠慮した表現は、僕のおかれた環境がそうさせたんだと今なら解るが、当時の僕は虫歯になったら困るだろう、としか思わなかった。虫歯で困る前に空腹か栄養失調で倒れることの方が確率としては高かっただろうけど。
たべっ子植物園/スメ
MOURNING一緒に添い遂げる条件としてあることを提示するアムロさんと、内容に驚いてしまうアカイさんの話。力尽きたので突然終わります。気力が復活したら完成させます。結び目の条件 一つ条件を提示してもいいですかと彼は言った。
常に人前で隙を見せず堂々としていた彼が自信なさげに俯き、消えてしまいそうな声で口にしながらだ。上着の裾を軽く引いて意識を自分に向かせた後も、彼はその手を離すことはなかった。幸い震えてはいない。恐怖や畏怖が彼を支配していないことに一先ず安堵し、俺は目の高さを合わせようと膝に手をついた。
「一つと言わず、君が必要なだけ提示してくれて構わないよ」
俯いた顔を覗き込もうとして、しかし、彼は俺から逃げてそっとそらした。
「一つでいい」
「そうか」
「貴方は?」
「俺か?」
「貴方からは無いんですか?」
条件とやらを口にするのかと思えば、こちらが先らしい。平等にいきたいというところだろうが、生憎大してこれといった条件はなかった。強いて言えば今からしようとすることですべて約束されたようなものだから、付加したいものなど何もない。
952常に人前で隙を見せず堂々としていた彼が自信なさげに俯き、消えてしまいそうな声で口にしながらだ。上着の裾を軽く引いて意識を自分に向かせた後も、彼はその手を離すことはなかった。幸い震えてはいない。恐怖や畏怖が彼を支配していないことに一先ず安堵し、俺は目の高さを合わせようと膝に手をついた。
「一つと言わず、君が必要なだけ提示してくれて構わないよ」
俯いた顔を覗き込もうとして、しかし、彼は俺から逃げてそっとそらした。
「一つでいい」
「そうか」
「貴方は?」
「俺か?」
「貴方からは無いんですか?」
条件とやらを口にするのかと思えば、こちらが先らしい。平等にいきたいというところだろうが、生憎大してこれといった条件はなかった。強いて言えば今からしようとすることですべて約束されたようなものだから、付加したいものなど何もない。
たべっ子植物園/スメ
MOURNINGお付き合いしている人がいるとバレてしまったアムロさんがJK3人に質問攻めにあう話。力尽きたのでいきなり終わります…気力が復活したら完成させます。
嘘つき どんなと聞かれてもと安室は腕組みして首を捻った。カウンターを挟み、常連客である蘭、園子、コナン、そして意外にも一番興味を示した世良の視線が彼に集中しているが、彼女たちに隠れてテーブル席の客の数人も耳を傾けていることに、カウンター周辺は気づけているだろうか。
「見た目は?」と園子が想像を膨らませる。
「うーん」
「可愛い系ですか? それとも綺麗系ですか?」と蘭はより具体化させようと絞り込む。
「どちらでもないかな」
「歳は?」と世良は確実に答えられるもので堀を埋めていく作戦に出た。
「少し年上だよ」
「え?」と一人驚いたのはコナンだった。
「何?」
「あ、ええっと……そういえば、て」
とぼけたフリなのか、正直なのか、絶妙な素振りで頬をかくコナンは安室を一瞥し、彼が瞬きしているのを見て「しまったな」と顔を逸らしたのだが、
2090「見た目は?」と園子が想像を膨らませる。
「うーん」
「可愛い系ですか? それとも綺麗系ですか?」と蘭はより具体化させようと絞り込む。
「どちらでもないかな」
「歳は?」と世良は確実に答えられるもので堀を埋めていく作戦に出た。
「少し年上だよ」
「え?」と一人驚いたのはコナンだった。
「何?」
「あ、ええっと……そういえば、て」
とぼけたフリなのか、正直なのか、絶妙な素振りで頬をかくコナンは安室を一瞥し、彼が瞬きしているのを見て「しまったな」と顔を逸らしたのだが、
たべっ子植物園/スメ
DOODLETwitterのこの( https://twitter.com/tabeeko_s/status/1655872188917088257?s=46&t=3OqwE8g0ssZB2XB4gF57Lg )ネタ。コナンくんを匿ったのがアムロさんで、アイちゃんを匿ったのがアカイさんだったら……という妄想です。
後々コナンくんとアイちゃんが二人の仲を取り持つ話です。
安室さん家の江戸川くん① 休暇としていた日に呼び出されるほど予定が狂うことなんてあるだろうか。先ほどまで通話していた画面を見つめながら、車内の狭い空間に溜め息を吐いた。
普段絡まない幹部からの電話に少々嫌な予感はあったが出ないわけにはいかない。わざと数回着信音を待ち出ると、案の定「すぐに出ろ」と理不尽なことを言ってきた。
「なんです、いきなり」
「バーボン、日本にいるんだろ?」
「ええ、まあ」
「今からいう地点にくたばったガキの死骸がある。始末しておけ」
「……なぜ、僕が?」
「テメェはそういうのが、得意だろ?」
そういうの、とは遺棄されたものを処理することを指しているわけではないとすぐに察した。騒ぎになるのを避けたい、誰かに見つかる前に処理、もしくは、取り繕えと言っているのだ。確かにそういった交渉や調整は得意とするところではあるのだが。
3415普段絡まない幹部からの電話に少々嫌な予感はあったが出ないわけにはいかない。わざと数回着信音を待ち出ると、案の定「すぐに出ろ」と理不尽なことを言ってきた。
「なんです、いきなり」
「バーボン、日本にいるんだろ?」
「ええ、まあ」
「今からいう地点にくたばったガキの死骸がある。始末しておけ」
「……なぜ、僕が?」
「テメェはそういうのが、得意だろ?」
そういうの、とは遺棄されたものを処理することを指しているわけではないとすぐに察した。騒ぎになるのを避けたい、誰かに見つかる前に処理、もしくは、取り繕えと言っているのだ。確かにそういった交渉や調整は得意とするところではあるのだが。
fujisankabe
MEMOいちごジャムの話が続きました。アムロくんが残したメモが前回書いてたものと変わりつつある、、、
支部にあげる時に辻褄が合えばいいかな!
いちごジャムの話4久しぶりの我が家は相変わらず埃っぽかった。
人が住まない家は朽ちていくのだなと、実感する。閉め切っていたカーテンと窓を開けると、初夏の風が入ってきた。
外は随分と暑いのに、家の中はひんやりとしていて心地が良い。埃っぽさには慣れているので一人用のソファにどかりと深く座り込んだ。
シャアはよくこのソファに座って古い本を読んでいた。シャアのお気に入りだったこのソファは、ゴブラン織の生地が張られていて、木材は天然のオークだそうだ。シャアのムンゾにあった自宅にはこれと似たものがあったと、そんな話をしてくれた。シャアの口から語られる思い出話は、そこら辺にいる子どもと似たような他愛のないもので、勿論その境遇は人とかなり違いはするが、シャアにも子ども時代があり、そしてそれはどんな資料にも彼について書かれた書籍にもない生きた人間の記憶だった。実は虫が苦手だったとか、苦手な食べ物があったとか、モンスターについての絵本を読んだ日は怖くて眠れなかったとか、セイラさんがたまらなく可愛かった事や、兄らしく振る舞うことが嬉しかった事、そしてご両親のこと。
813人が住まない家は朽ちていくのだなと、実感する。閉め切っていたカーテンと窓を開けると、初夏の風が入ってきた。
外は随分と暑いのに、家の中はひんやりとしていて心地が良い。埃っぽさには慣れているので一人用のソファにどかりと深く座り込んだ。
シャアはよくこのソファに座って古い本を読んでいた。シャアのお気に入りだったこのソファは、ゴブラン織の生地が張られていて、木材は天然のオークだそうだ。シャアのムンゾにあった自宅にはこれと似たものがあったと、そんな話をしてくれた。シャアの口から語られる思い出話は、そこら辺にいる子どもと似たような他愛のないもので、勿論その境遇は人とかなり違いはするが、シャアにも子ども時代があり、そしてそれはどんな資料にも彼について書かれた書籍にもない生きた人間の記憶だった。実は虫が苦手だったとか、苦手な食べ物があったとか、モンスターについての絵本を読んだ日は怖くて眠れなかったとか、セイラさんがたまらなく可愛かった事や、兄らしく振る舞うことが嬉しかった事、そしてご両親のこと。
はづつむり
DONE頂いたリクを元にあむろんさん(@amu_ronron)が書いて下さった小説です。リクは「鳴バシラ⚡️を誘き出すエサとしてモブ鬼に捕まる引退💎さん」
⚠️宇善 モブ宇 🔞
18歳以上ですか? 7
yonisoba
SPOILER九龍12話関連ネタ(ネタバレ注意)①このセリフこういう事?可愛すぎだろコーハイ。
②、③:うっかり好きになったばかりに…こんな
④アムロ氏が撃ってるとこ見たいんだけど?!
⑤~⑦プレイ記と、話して貰いたかった
⑧、彼も結構好きです。(アリの会話のトコロかなりうろ覚えだけど好き)
⓽PLは元気です。。(『Pretender(Official髭男dism)』聞きつつ) 9
firewood399
DONE【うちよそ探索者ミニキャラまとめ・2】レイビタ組 枯池典(かい様卓) / 枯池直樹
初恋性組 滝本梨沙(かい様卓) / 河風信司
アムロ組 蓮香紗夜(かい様卓) / 姫嶋辰稀
クトゥマス組 リアム・バーナード(かい様卓) / ビーシュ・カルカンサイト 12
wvnx9
DOODLE七夕の日の安哀です。短いよ!あむろさんはエレーナ先生の娘さんがあいちゃんだとうすうす気づいている設定です。
願いが叶う7秒前「あ、安室さん!短冊置いてありますよ!七夕だし、書きましょう!」
買い出しに来たスーパーの入口に飾られた笹を指さして榎本梓は声を張り上げた。
え?と顔をひきつらせる安室透に構わず、梓はさっさとピンク色の短冊に『お店が繁盛しますように! 喫茶ポアロ一同』とマジックペンで大きく書き込んだ。
「……従業員の鑑ですね……」と感心する安室に梓ははい、と黄色の短冊を渡す。仕方なく安室もペンを手にした。
(願い事を短冊に書くなんて、何年ぶりかな……)
記憶を辿るが定かではなかった。
少し考えてからスラスラとペンを動かす安室の手元をのぞき込み、梓が首をかしげる。
「『エレーナ先生』ってどなたですか?」
「僕の恩師ですよ。僕が僕として生きていくために、とても大切なことを教えてくれた人なんです」
884買い出しに来たスーパーの入口に飾られた笹を指さして榎本梓は声を張り上げた。
え?と顔をひきつらせる安室透に構わず、梓はさっさとピンク色の短冊に『お店が繁盛しますように! 喫茶ポアロ一同』とマジックペンで大きく書き込んだ。
「……従業員の鑑ですね……」と感心する安室に梓ははい、と黄色の短冊を渡す。仕方なく安室もペンを手にした。
(願い事を短冊に書くなんて、何年ぶりかな……)
記憶を辿るが定かではなかった。
少し考えてからスラスラとペンを動かす安室の手元をのぞき込み、梓が首をかしげる。
「『エレーナ先生』ってどなたですか?」
「僕の恩師ですよ。僕が僕として生きていくために、とても大切なことを教えてくれた人なんです」