ウォロ
ざらめ
DONEレジェアル一周年記念(大遅刻)のウォロショウ。シンオウ神殿跡で起きたという奇妙な話を聞いたショウが、ふしぎな現象に巻き込まれウォロと再会する話。書きかけなので出来次第つづきを上げます。
※2023/2/11 一部ミスがあり習性しました。 21
parvus_yuu
MEMO現パロなれそめ、とりあえずこれで完了!全然まとまらなくて、3ヶ月もかかった…webオンリーでウォロシマ成分を摂取してここまではたどり着きました!ありがとうございます!
前回からの続きっぽく始まります…。
一応『現パロなれそめ』でタグ分けはしたので、もしよろしければ見ていただけると嬉しいです。
(本にする時は前回と合体させます…)
これまでも これからもそこからのウォロの手腕は見事だった。
サボりグセはあるものの商人として優秀だった男だ。相手の性格を見抜いてその懐に潜り込み、信用させる技術には長けている。
シマボシと口裏を合わせて、見事に彼女の家庭教師になると、あっという間にシマボシの成績を学年トップに押し上げて彼女の両親の信用を不動のものとした。
かつての彼女と同じように、厳しい言い方をしながらも根は優しく義理堅いシマボシの両親は孤児であるウォロを慮り、いつの間にか家族ぐるみの付き合いをするようになっていく。
人当たりがよく、好奇心旺盛なウォロは特にシマボシの父に気に入られ、ウォロが二十歳──という『設定の年齢』ではあるが──になった時、一緒に酒が飲めて嬉しいとまで言われた。
1751サボりグセはあるものの商人として優秀だった男だ。相手の性格を見抜いてその懐に潜り込み、信用させる技術には長けている。
シマボシと口裏を合わせて、見事に彼女の家庭教師になると、あっという間にシマボシの成績を学年トップに押し上げて彼女の両親の信用を不動のものとした。
かつての彼女と同じように、厳しい言い方をしながらも根は優しく義理堅いシマボシの両親は孤児であるウォロを慮り、いつの間にか家族ぐるみの付き合いをするようになっていく。
人当たりがよく、好奇心旺盛なウォロは特にシマボシの父に気に入られ、ウォロが二十歳──という『設定の年齢』ではあるが──になった時、一緒に酒が飲めて嬉しいとまで言われた。
parvus_yuu
TRAININGウォロシマというより、シマウォロぽい。夜中にうなされているォロを、ボシさんがヨシヨシしてるだけの話。
ヒスイでも現パロでもいけそうなので、あえてその辺りは描写しませんでした。
闇に添う灯火小さな子供の声が聞こえた気がして、シマボシは目を覚ました。
「……?」
しんとした部屋の空気から、まだ夜中である事がうかがえる。
隣の布団には、こちらに背を向けたウォロの姿があるだけで、他に人の気配は無かった。
普段ならシマボシの布団に潜り込んでピッタリと添い寝するウォロだが、明日は仕事で早出だからと今晩はそれぞれの布団に寝ている。
なお二人の間に子はいないので、そもそも子供の声が聞こえる可能性はほぼ無い。
──気のせいか。
シマボシが目を閉じようとした時。
「…ぅ…」
小さな声が、確かに聞こえた。
「…?」
シマボシは息を潜めて、耳を澄ます。
「……寒、い………よ…ぉ…」
発音がはっきりしないが、確かにそう聞き取れた。そして声は隣の布団の中から聞こえる。
1974「……?」
しんとした部屋の空気から、まだ夜中である事がうかがえる。
隣の布団には、こちらに背を向けたウォロの姿があるだけで、他に人の気配は無かった。
普段ならシマボシの布団に潜り込んでピッタリと添い寝するウォロだが、明日は仕事で早出だからと今晩はそれぞれの布団に寝ている。
なお二人の間に子はいないので、そもそも子供の声が聞こえる可能性はほぼ無い。
──気のせいか。
シマボシが目を閉じようとした時。
「…ぅ…」
小さな声が、確かに聞こえた。
「…?」
シマボシは息を潜めて、耳を澄ます。
「……寒、い………よ…ぉ…」
発音がはっきりしないが、確かにそう聞き取れた。そして声は隣の布団の中から聞こえる。
ばくし
INFOTOKYO FES Feb.2023内 All Starにて準備号を頒布予定のサンプルです。サンプル分にはないですが、流血表現、ウォロの過去の捏造などが含まれます。
★部数アンケートにご協力お願いします!
https://forms.gle/EPZJBFUr3DVnQRna6 14
Yukkirai_pk
DONEウォロシマどちらかというとウォロ←シマ。籠絡される隊長の話。R15程度。
夜半 窓から漏れ入る月明かりの下、小さな灯りを灯して隣に座る。彼の持ち込んだ本に目を落としつつも、ちらりと隣を盗み見た。
いつもどこか、薄暗く澱んでいるように見える彼の目は、こうして本を読んでいるひとときだけは、少しだけ輝きを増しているように見える。人間らしくない彼が、唯一人間らしく見える瞬間。シマボシはそれを気に入っていた。
イチョウ商会がいつもどこからか仕入れてくる本に対する、彼自身の知見を聞かせてほしい。そう最初に頼んだのは、いつだっただろうか。初めは、聡明な彼の考えを聞きたい、という純粋な好奇心を持っただけだった。いつしかその目的に、長く同じ時を過ごしたい、いや、何かに夢中になる彼のそばでその瞳を盗み見ていたい、という小さくも浅ましい動機が混ざった。
3145いつもどこか、薄暗く澱んでいるように見える彼の目は、こうして本を読んでいるひとときだけは、少しだけ輝きを増しているように見える。人間らしくない彼が、唯一人間らしく見える瞬間。シマボシはそれを気に入っていた。
イチョウ商会がいつもどこからか仕入れてくる本に対する、彼自身の知見を聞かせてほしい。そう最初に頼んだのは、いつだっただろうか。初めは、聡明な彼の考えを聞きたい、という純粋な好奇心を持っただけだった。いつしかその目的に、長く同じ時を過ごしたい、いや、何かに夢中になる彼のそばでその瞳を盗み見ていたい、という小さくも浅ましい動機が混ざった。
さくらみち
DONEレジェアルでアルセウスに会った記念&一周年控えてるので。ヒスイのやべーやつもといウォロさんとトゲピーです。
私の予想(実はアルセウスでしたオチ)の斜め上をブレイブバードしていきましたね……。3枚目はその時の私とチェリム。
2月上旬に挑んで初見殺しされて、リベンジしたのは年明けでしたとさ。
作業のお供はQVCのガバガバシーンとナポリの男たちの新春配信2023。
絶対似た構図あるだろうな…(白目) 3
さくらくるみ
ArtSummary20222022年も沢山絵がかけて嬉しかったです🥰モノクロ比率が高かった1年でした
そして2022年はこの男たちに狂わされた1年だったので、こいつらで描き納め!
来年も絵を描けますように…。
parvus_yuu
TRAINING現パロの甘さ増し増しウォロシマ。ボシさんはヒスイで寿命を全うした後に現代へ転生。
長寿ォロは、ずっと彼女が生まれ変わるの待ってた設定。
結婚後、初の冬を迎えた…な頃。
受けて、継ぐもの仕事を終えて帰宅したウォロは、玄関に置いてあった大きな段ボール箱の荷札を見ると顔をほころばせた。
「ただいま帰りました!」
「おかえり」
リビングの扉を開けて帰宅を告げると、台所から声だけが聞こえる。先に帰宅していたシマボシは料理中だったらしい。
ウォロが顔を出すと、彼女はタオルで手を拭いて駆け寄ってきた。
「すまない、洗い物をしていて」
「気にしないで下さい」
そう言ってシマボシの身体をぎゅっと抱き締めると、シマボシも腕をウォロの背中に回して応えてくれる。
「今日のご飯はなんですか?」
「肉じゃがにしたのだが……」
「やった!」
手先が器用なウォロは和洋中その他何でも美味しく作れるのだが、いわゆる家庭料理の部類はシマボシの味が大好きだ。
1632「ただいま帰りました!」
「おかえり」
リビングの扉を開けて帰宅を告げると、台所から声だけが聞こえる。先に帰宅していたシマボシは料理中だったらしい。
ウォロが顔を出すと、彼女はタオルで手を拭いて駆け寄ってきた。
「すまない、洗い物をしていて」
「気にしないで下さい」
そう言ってシマボシの身体をぎゅっと抱き締めると、シマボシも腕をウォロの背中に回して応えてくれる。
「今日のご飯はなんですか?」
「肉じゃがにしたのだが……」
「やった!」
手先が器用なウォロは和洋中その他何でも美味しく作れるのだが、いわゆる家庭料理の部類はシマボシの味が大好きだ。
mono_kuroko
SPOILER一応ネタ…バレ?ポケモンSV本編クリアしてない方は一応注意して下さい!アオキさん黒手袋えっちすぎじゃありません???
迫力出したくてウォロ戦のBGM流してたらこうなった。アオキさんにはバトルで静かに熱くなって欲しいってか熱くさせてみたい男!!!
Yukkirai_pk
DONEウォロシマ。警備隊員時代のボシさんとウォと初雪の話。恋愛要素は薄めです。
初雪 そのギンガ団警備隊員の女とは、すれ違えば話をするくらいの間柄だった。女性と積極的に話すようにすれば、商売が上手くいくことをウォロは既に学習している。
「おや、今から警備ですか」
冬の近づいた新しい村の目貫通り。目の前に現れた赤い服に声をかけると、彼女は振り返る。
「今完了したところだ」
「そうでしたか、お疲れ様です」
にっこりと笑えば、警備隊員――シマボシは、ありがとう、と短く礼を言った。いつも表情の変わらない彼女らしく、淡々とした声だった。
彼女とは特に親しいわけではない。一言二言、世間話を交わした。
「では、また」
そう声をかけて、その場を離れようとした時、視界にふと白い小さな靄が見えた。手を伸ばして掌に乗せれば、体温ですっと溶けて消えていく。見上げれば、同じものが曇り空からいくつも舞い落ちてきている。
1566「おや、今から警備ですか」
冬の近づいた新しい村の目貫通り。目の前に現れた赤い服に声をかけると、彼女は振り返る。
「今完了したところだ」
「そうでしたか、お疲れ様です」
にっこりと笑えば、警備隊員――シマボシは、ありがとう、と短く礼を言った。いつも表情の変わらない彼女らしく、淡々とした声だった。
彼女とは特に親しいわけではない。一言二言、世間話を交わした。
「では、また」
そう声をかけて、その場を離れようとした時、視界にふと白い小さな靄が見えた。手を伸ばして掌に乗せれば、体温ですっと溶けて消えていく。見上げれば、同じものが曇り空からいくつも舞い落ちてきている。
Yukkirai_pk
DOODLE一応、pixivのこのシリーズの続きになる→https://www.pixiv.net/novel/series/9693246
シマボシさんのことがめちゃくちゃ好きなショウとウォロが喧嘩してる話。キャラ崩壊しまくりにつき注意、特にウォの様子がおかしい。
「シマボシ隊長!! 調査報告書を……あっ!」
ギンガ団庁舎で歩いていたシマボシの元に、ショウは駆け寄った。そして、近づく直前に、ふらりとわざとバランスを崩した。
目の前にいる部下が転びそうになったシマボシは慌てて助けようとして腕を伸ばす。その腕の中にショウは収まり、まるで抱き着くような体勢になる。
「す、すみません」
そう言いながらも離れようとしないショウを、シマボシは肩を優しく持ち、助け起こした。
「大丈夫か」
「はい、ありがとうございます。おかげで怪我せずにすみました」
笑顔でショウが答えると、シマボシは、気を付けるように、と小さく忠告をして、その場を離れた。
しばらく彼女の後姿を見送っていたショウは、彼女が見えなくなったのを見送り、後ろを不意に振り向いた。舌をべ、と突き出し、勝ち誇った顔で見てやると、その視線の先にいる青年……ウォロは、あからさまに嫌そうな顔をして舌打ちをした。
2185ギンガ団庁舎で歩いていたシマボシの元に、ショウは駆け寄った。そして、近づく直前に、ふらりとわざとバランスを崩した。
目の前にいる部下が転びそうになったシマボシは慌てて助けようとして腕を伸ばす。その腕の中にショウは収まり、まるで抱き着くような体勢になる。
「す、すみません」
そう言いながらも離れようとしないショウを、シマボシは肩を優しく持ち、助け起こした。
「大丈夫か」
「はい、ありがとうございます。おかげで怪我せずにすみました」
笑顔でショウが答えると、シマボシは、気を付けるように、と小さく忠告をして、その場を離れた。
しばらく彼女の後姿を見送っていたショウは、彼女が見えなくなったのを見送り、後ろを不意に振り向いた。舌をべ、と突き出し、勝ち誇った顔で見てやると、その視線の先にいる青年……ウォロは、あからさまに嫌そうな顔をして舌打ちをした。
parvus_yuu
TRAINING今日の仕事、上司が仕事丸投げマンと自己中パワハラマンに振り回されて不憫になったので供養(に全くなっていない)嫁さんに癒やされてくれ…
弊ウォロシマは互いのスマホ位置情報を見られるようになってます。そういう機能あったよね?たぶん。
一緒に帰ろう今週は、とにかく仕事が多忙を極めた。
特に月末である今日はただでさえ仕事が多いのに、ろくに仕事をしない営業とパワハラ気味の他部署先輩に挟まれてそのフォローをしていたら、タフなシマボシといえどメンタルはあっという間にすり潰された。
定時を三時間程過ぎ、何とか帰宅出来る目処が立った所でシマボシはスマホを確認する。
二時間程前に、ウォロから連絡が来ていた。画面を開くと、美味しそうなスープの画像が現れる。
『今晩はミネストローネですよ』
ハートマークが連なるスタンプと一緒にメニューが記されていた。
「……」
しんと冷え切った一人きりのオフィス、疲労困憊した心身にそれはじんわりと染み渡る。
『疲れた』
今日は精神的に相当参っているらしい。いつもは絶対に書かない弱音を、ポロリと送ってしまった。
1429特に月末である今日はただでさえ仕事が多いのに、ろくに仕事をしない営業とパワハラ気味の他部署先輩に挟まれてそのフォローをしていたら、タフなシマボシといえどメンタルはあっという間にすり潰された。
定時を三時間程過ぎ、何とか帰宅出来る目処が立った所でシマボシはスマホを確認する。
二時間程前に、ウォロから連絡が来ていた。画面を開くと、美味しそうなスープの画像が現れる。
『今晩はミネストローネですよ』
ハートマークが連なるスタンプと一緒にメニューが記されていた。
「……」
しんと冷え切った一人きりのオフィス、疲労困憊した心身にそれはじんわりと染み渡る。
『疲れた』
今日は精神的に相当参っているらしい。いつもは絶対に書かない弱音を、ポロリと送ってしまった。
rokka_a
DOODLEアルセウスやったよの落書き。気づいたらウォロさんしか描いてなかったのでただウォロさんを推してるだけの人の絵になりました。コアなネタバレはないとこだけど雰囲気バレではあるかもなのでワンクッション。parvus_yuu
TRAINING風邪をひいたボシさんと、看病するォロの現パロなウォロシマ。今回も平和に健全な話。
ボシさんは仕事休むのめちゃくちゃ渋りそうだけど、ォロは躊躇いなく休みそう。
重ねた手のぬくもりピピピッ……ピピピッ……
ウォロは布団の中から腕を伸ばし、枕元にあったスマホを探り当ててアラームを止める。
「……シマボシさん、おはようございます……」
自分の身体にくっついて眠るシマボシに声をかけて起こすのが日課なのだが、今日の彼女はいつもと様子が違った。
「……ケホッ」
「……シマボシさん?」
いつもより頬が赤く、目はとろんとしておぼつかない。そしてその身体は普段よりも熱を帯びていた。
「シマボシさん⁉」
「う……」
彼女の異変に気づいたウォロはがばりと跳ね起きて、リビングの隅にある救急箱から体温計を持ってきた。
シマボシの脇にそれを差し込み、数分後。
「三十七度五分」
「……」
ウォロはふぅとため息を一つつくと、不安そうな表情のシマボシにきっぱりと宣言する。
2008ウォロは布団の中から腕を伸ばし、枕元にあったスマホを探り当ててアラームを止める。
「……シマボシさん、おはようございます……」
自分の身体にくっついて眠るシマボシに声をかけて起こすのが日課なのだが、今日の彼女はいつもと様子が違った。
「……ケホッ」
「……シマボシさん?」
いつもより頬が赤く、目はとろんとしておぼつかない。そしてその身体は普段よりも熱を帯びていた。
「シマボシさん⁉」
「う……」
彼女の異変に気づいたウォロはがばりと跳ね起きて、リビングの隅にある救急箱から体温計を持ってきた。
シマボシの脇にそれを差し込み、数分後。
「三十七度五分」
「……」
ウォロはふぅとため息を一つつくと、不安そうな表情のシマボシにきっぱりと宣言する。
parvus_yuu
TRAINING現パロで休日のウォロシマ。お家でのんびり団らんしているだけの話。
ティータイム「洗濯物、干し終わった」
シマボシがベランダから洗濯かごを抱えて戻ってくると、キッチンにいたウォロがヒョコリと顔を出した。
「こちらも洗い物終わりました。休憩にしましょうか」
「うむ」
シマボシは洗濯かごを洗濯機の側に置いて、リビングに戻る。
エプロンを外したウォロは、彼女をぎゅっと抱き締めた。
「外、寒かったでしょう」
「日が当たっている所は暖かかった」
「そうですか」
言いながら、彼はほんのりと赤く染まったシマボシの指先を包み込む。
「でも指先が冷えちゃってますから、温まるもの用意しますね」
「……感謝する」
冷えた指先を温めるように優しく触れられると、なんとなく気恥ずかしくて、彼女の頬が熱くなった。
ローテーブルには、すでに小皿に乗せられた四角いボックスクッキーが用意されていた。
1057シマボシがベランダから洗濯かごを抱えて戻ってくると、キッチンにいたウォロがヒョコリと顔を出した。
「こちらも洗い物終わりました。休憩にしましょうか」
「うむ」
シマボシは洗濯かごを洗濯機の側に置いて、リビングに戻る。
エプロンを外したウォロは、彼女をぎゅっと抱き締めた。
「外、寒かったでしょう」
「日が当たっている所は暖かかった」
「そうですか」
言いながら、彼はほんのりと赤く染まったシマボシの指先を包み込む。
「でも指先が冷えちゃってますから、温まるもの用意しますね」
「……感謝する」
冷えた指先を温めるように優しく触れられると、なんとなく気恥ずかしくて、彼女の頬が熱くなった。
ローテーブルには、すでに小皿に乗せられた四角いボックスクッキーが用意されていた。
Yukkirai_pk
DONEウォロシマ現パロホラー映画を一緒に見る二人の話。
・かっこいいウォも隊長もいません。
・隊長の怪力ネタ
・短い
怖い、怖くない「そういえば映画を借りてきたんですが、一緒に見ませんか」
夕食の後、ウォロがシマボシに話しかけると、シマボシは意外そうな顔をした。
「珍しいな。どうしたんだ」
「ちょっと気になってたのがありまして」
にこにこと笑いながら、ウォロが鞄からDVDを取り出して、彼女の前に示す。ディスクの上に記された禍々しい文字列に、シマボシは一歩退いた。
「……あの、一応聞きたいんだが、この映画のジャンルは」
「ホラーですよ。ほら、ちょっと前に話題になったものです。……もしかして、苦手ですか?」
「好んではいない」
少しだけたじろいだ様子を見るに、完全に平気というわけではないが、かといってトラウマになるほど怖がっているようでは無さそうだった。それならば都合が良い。
1895夕食の後、ウォロがシマボシに話しかけると、シマボシは意外そうな顔をした。
「珍しいな。どうしたんだ」
「ちょっと気になってたのがありまして」
にこにこと笑いながら、ウォロが鞄からDVDを取り出して、彼女の前に示す。ディスクの上に記された禍々しい文字列に、シマボシは一歩退いた。
「……あの、一応聞きたいんだが、この映画のジャンルは」
「ホラーですよ。ほら、ちょっと前に話題になったものです。……もしかして、苦手ですか?」
「好んではいない」
少しだけたじろいだ様子を見るに、完全に平気というわけではないが、かといってトラウマになるほど怖がっているようでは無さそうだった。それならば都合が良い。
Yukkirai_pk
DONE商会パワーで珍しい甘味(ポッ◯ーに似ている)をゲットしたウォロさんが、恋人のシマボシさんとそれを使って例のゲームをする話。途中から話は脱線していく。細かいことは気にしたら終わり。
注意
・世界観は原作ですがご都合主義世界線
・R15程度かもしれない 4419
Yukkirai_pk
DONE不可思議な感情支部に出してる「ようこそ新人」(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17350270)
の続き。本編後ラブコメ。支部に投稿したものと同じです。
不可思議な感情銀河団の図書館から借りた本を抱えて廊下を歩いていた時、すれ違った拍子に人とぶつかった。本がばらばらと床に落ち、慌てて相手はしゃがんで本を拾い始める。
「あ、すみませ……げっ、ウォロさん」
「げっ、とは何ですか」
こちらの顔を見上げてようやくぶつかった相手に気が付き、あからさまに嫌そうな顔をした少女をウォロは睨みつけた。
以前は纏わりついては調査調査とうるさかったこの娘は、最近ウォロのことを敵視している。そうなったのは、ちょうど彼女と調査量の対決をした頃からだっただろうか。余程負けたのが悔しかったのだろうかと思うと少し愉快だった。
「なんの本借りたんですか。どうせ神話の……」
ショウはそう言って本の表紙を見て、首を傾げた。
9982「あ、すみませ……げっ、ウォロさん」
「げっ、とは何ですか」
こちらの顔を見上げてようやくぶつかった相手に気が付き、あからさまに嫌そうな顔をした少女をウォロは睨みつけた。
以前は纏わりついては調査調査とうるさかったこの娘は、最近ウォロのことを敵視している。そうなったのは、ちょうど彼女と調査量の対決をした頃からだっただろうか。余程負けたのが悔しかったのだろうかと思うと少し愉快だった。
「なんの本借りたんですか。どうせ神話の……」
ショウはそう言って本の表紙を見て、首を傾げた。
Yukkirai_pk
DOODLEウォロシマ超短文ss。
灰色や青色の目は光の加減によって色が同じに見えっていう話に基づいてる。
それなりに接触してるしそういう会話してるのでR15くらいだと思う。
青灰の瞳 抵抗するように肩を何度も押されたため仕方なく彼女の口を開放すると、シマボシは呼吸を整えようと息を大きく吸いこむ。
「な、何でこんなところで」
いつも彼女を抱く時は、夜の室内でのみだった。そのため、いきなり建物の影に引き込まれるという状況に、彼女は少し混乱しているようだ。
「ちょっと嫌なことがありまして。慰めてください」
碌な理由など思い浮かばなかったから、適当に誤魔化しつつウォロはまた唇を重ねようとする。しかし、それを防ぐようにシマボシがウォロの口を素早く掌で塞いだ。
「っ、やめろ! こんな場所で誰かに見られたら……」
ウォロはシマボシの手首を掴み、口に当てられた手のひらを下ろした。
「本当ですね。昼から、しかも外で隊長さんがこんなことしてるって知られたら大変です」
771「な、何でこんなところで」
いつも彼女を抱く時は、夜の室内でのみだった。そのため、いきなり建物の影に引き込まれるという状況に、彼女は少し混乱しているようだ。
「ちょっと嫌なことがありまして。慰めてください」
碌な理由など思い浮かばなかったから、適当に誤魔化しつつウォロはまた唇を重ねようとする。しかし、それを防ぐようにシマボシがウォロの口を素早く掌で塞いだ。
「っ、やめろ! こんな場所で誰かに見られたら……」
ウォロはシマボシの手首を掴み、口に当てられた手のひらを下ろした。
「本当ですね。昼から、しかも外で隊長さんがこんなことしてるって知られたら大変です」