エイプリルフール
sakura1403bras1
PROGRESSまほやくの2025エイプリルフールのアクスイの後日談風に描いたけど、ラストが決まらないので最初の部分を仮置きです。ネロ晶♀っぽいところが出てくる予定ですが、カプなしの予定。 5447むくむくむっく
DOODLEエイプリルフールネタ「響子に報告があってな。恋人ができたんだが」
「コイビト……?鏡の中の自分じゃなくて?」
「もちろん自分でもないし、存在する」
「……女の子?」
「そうだが……オレのことをなんだと思っていたんだお前は」
「いえ……そうね……」 6487
もーとん
DONEざっけま※現パロ
前回(エイプリルフールネタ)の続き
真実と秘密「留三郎、雑渡さんのこと覚えてたんだね」
笑顔で仁王立ちをする伊作に何も言葉を返せず、視線を逸らす。長次が断片的にしか記憶がないと言っていたから、誤魔化せると思っていたのだ。それに本当は雑渡さんにすら明かすつもりはなかった。
(……結果としては良かったけど)
両思い──それも前世の頃からそうであるとわかったのだから、浮かれてしまっても仕方がないだろう。顔も逸らすついでにニヤけそうになる口元を隠すと、顔を逸らした先には小平太がいた。
「留三郎はあの雑渡とかいう人のこと、昔から知ってたのか?」
不思議そうに首を傾げる小平太は、文次郎と同じく前世の記憶が全くない。全くないのに長次と出会った当初真っ先に遊びに誘ったらしいので、こいつらの絆は魂にでも刻まれてるんだろう。
4242笑顔で仁王立ちをする伊作に何も言葉を返せず、視線を逸らす。長次が断片的にしか記憶がないと言っていたから、誤魔化せると思っていたのだ。それに本当は雑渡さんにすら明かすつもりはなかった。
(……結果としては良かったけど)
両思い──それも前世の頃からそうであるとわかったのだから、浮かれてしまっても仕方がないだろう。顔も逸らすついでにニヤけそうになる口元を隠すと、顔を逸らした先には小平太がいた。
「留三郎はあの雑渡とかいう人のこと、昔から知ってたのか?」
不思議そうに首を傾げる小平太は、文次郎と同じく前世の記憶が全くない。全くないのに長次と出会った当初真っ先に遊びに誘ったらしいので、こいつらの絆は魂にでも刻まれてるんだろう。
ゆなり
DONE覚める前に/高雑エイプリルフールのせいですれ違う高雑の話
高視点→雑視点
不穏な感じに終わってるけどこの後誤解が解けてハピエンです
抱いてもらう準備してた受けが抱いてもらえなくてみじめな気持ちになるの大好き
「お慕いしております」
そう彼に自身の胸のうちを吐露してから、三月ほどが過ぎた。外は桜が咲き始め、美しくも儚い様相を見せている。
まるで組頭のようだと高坂は思った。美しく、どこか儚いあの方を、一番近くでお守りしたい。その想いが強すぎて、思わず告白をしてしまった事を反省はすれど後悔はない。
だが、あの方を困らせてしまったのではないかと思えば、それは心苦しかった。
「陣左」
呼ばれ振り返ると、立派に桜の花を咲かせている大木の枝に、彼がいた。いつものように脚を揃えて座っているその姿の可憐さに思わず目を細めた。
彼の元へ行くと、すとんと体重を感じさせない靭やかさで下りてくる。それすらも美しく、高坂の胸は踊った。ずっと見ていたいと思う。
5346そう彼に自身の胸のうちを吐露してから、三月ほどが過ぎた。外は桜が咲き始め、美しくも儚い様相を見せている。
まるで組頭のようだと高坂は思った。美しく、どこか儚いあの方を、一番近くでお守りしたい。その想いが強すぎて、思わず告白をしてしまった事を反省はすれど後悔はない。
だが、あの方を困らせてしまったのではないかと思えば、それは心苦しかった。
「陣左」
呼ばれ振り返ると、立派に桜の花を咲かせている大木の枝に、彼がいた。いつものように脚を揃えて座っているその姿の可憐さに思わず目を細めた。
彼の元へ行くと、すとんと体重を感じさせない靭やかさで下りてくる。それすらも美しく、高坂の胸は踊った。ずっと見ていたいと思う。
えのき
MOURNINGエイプリルフールネタ仮初の接吻 スマホを開いて、企業が一斉にくだらない嘘をついているのを見てため息が出る。
朝練の前。まだ誰も来ていないはずのロッカーの前で宮に呼び止められた。ふざけた事を言うだろうとスルーしようと思ったのに朝で頭がちゃんと動いてなかったせいで「なんだよ」となぜか返してしまっていた。
「臣くんのことな、好きやねん」
いつもの様なふざけた調子で言うならまだしも、すごく真面目に言うから少し逡巡して今日が嘘をついても許されるくだらない日だと思い出した。本当にくだらない。俺が付き合うって言ったらどうするつもりだ。キレてやろうかと思ったがノッて困らせてやる方がもしかしたらこいつは堪えるかもしれない。ほんのストレス発散のつもりだった。
5694朝練の前。まだ誰も来ていないはずのロッカーの前で宮に呼び止められた。ふざけた事を言うだろうとスルーしようと思ったのに朝で頭がちゃんと動いてなかったせいで「なんだよ」となぜか返してしまっていた。
「臣くんのことな、好きやねん」
いつもの様なふざけた調子で言うならまだしも、すごく真面目に言うから少し逡巡して今日が嘘をついても許されるくだらない日だと思い出した。本当にくだらない。俺が付き合うって言ったらどうするつもりだ。キレてやろうかと思ったがノッて困らせてやる方がもしかしたらこいつは堪えるかもしれない。ほんのストレス発散のつもりだった。