オメガ
chiyonogenazo
DOODLEオメガバ初心者のため、諸々目を瞑ってください。オリジナル設定多々あります。
今はスケベありませんが、センシティブワードが多いためぽいぴく収納。
モブ出てきます。 1021
eyeaifukamaki
PROGRESS沢深、オメガバース色香②
長いのでこっちに上げます。
この話の中では、アルファが10人に1人、オメガは1000人に1人という設定で、オメガが超希少な存在です。
色香目が覚めた時は病院のベッドの上だった。窓の外はもうすっかり暗くなっていて、傍に両親が座っていた。
「かず君っ!」
「かずっ」
両親の顔が視界に入って、あぁ、心配させてしまったなぁと、その顔を見て反省した。
「目ぇ、覚めた。…良かったぁ…」
「どう、大丈夫?」
二人の安心した声が、俺自身もほっとさせる。病院で何かしらの処置をされたのか、今はそこまで気持ち悪くない。
「だ、いじょうぶ、ピョン」
「そう、…よかった…。心配したよ」
「先生、呼ぶね」
今は大丈夫。でも、わざわざ両親が病院まで来ていることで、自分の体がなにか重大な病気になったのではないかと、一気に不安が出てきた。どちらかというと体はでかい方だし、体力はあるからこそ試合はフルで出れているし、思い返してみても病気という病気は風邪くらいだ。わざわざ先生が両親を呼んで、こうやって俺が目覚めるのを待っていた。どう考えても只事じゃない。考えれば考えるほど悪いことしか思い浮かばなくて、はぁっと、深い溜息が出る。ドアが開く音がして先生が入ってきて、俺の顔を覗く。俺とは違い、笑みを浮かべて「大丈夫そうだね」という声が、今の状況と正反対な気がして、なんだかおかしな気持ちになった。
7953「かず君っ!」
「かずっ」
両親の顔が視界に入って、あぁ、心配させてしまったなぁと、その顔を見て反省した。
「目ぇ、覚めた。…良かったぁ…」
「どう、大丈夫?」
二人の安心した声が、俺自身もほっとさせる。病院で何かしらの処置をされたのか、今はそこまで気持ち悪くない。
「だ、いじょうぶ、ピョン」
「そう、…よかった…。心配したよ」
「先生、呼ぶね」
今は大丈夫。でも、わざわざ両親が病院まで来ていることで、自分の体がなにか重大な病気になったのではないかと、一気に不安が出てきた。どちらかというと体はでかい方だし、体力はあるからこそ試合はフルで出れているし、思い返してみても病気という病気は風邪くらいだ。わざわざ先生が両親を呼んで、こうやって俺が目覚めるのを待っていた。どう考えても只事じゃない。考えれば考えるほど悪いことしか思い浮かばなくて、はぁっと、深い溜息が出る。ドアが開く音がして先生が入ってきて、俺の顔を覗く。俺とは違い、笑みを浮かべて「大丈夫そうだね」という声が、今の状況と正反対な気がして、なんだかおかしな気持ちになった。
eyeaifukamaki
MAIKING沢深のオメガバースです。色香①
タイトル変更するかもですが、今はこれで
長くなりそう…
色香「妊娠、しています」
「に、ん、しん…」
俺の後ろで、驚きで詰まらせながら同じ単語を返す声が聞こえて、一気にその場の空気が張り詰める。その後の言葉を誰も発することはなく、暫くの沈黙がその事の重大さを表していた。
調子が悪くなったのは沢北がアメリカに行って、一ヶ月以上経ってから。朝起きて、朝食を取るために食堂の扉を開けてすぐ、吐き気を催した。うっ、と上がってくる胃液を吐かないように手で押さえ、そのままトイレに直行する。ほんの少し胃液を吐いて少しは楽になったが、気持ち悪さは消えなかった。結局、朝食を摂る気力はなく、そのまま学校に行ったが、常にムカムカが残っていた。昼間も学校の食堂に行ったら、また同じように吐き気が襲ってきた。さすがにやばいなと思いながらも、朝食を食べてないのに昼食まで摂らないのは、その後を考えたら危険だと感じ、仕方なく胃に優しそうなうどんを選択した。それでも出汁の匂いが気持ち悪さを倍増させ、無理矢理にでも胃に流し込んだが、結局全部を食べきる事はできなかった。明らかに調子が悪いから、そのまま保健室に行ったが、胃腸薬を渡され、寝ときなさいとしか言われなくて、仕方なくベッドに横になる。それでも気持ち悪さは消えなくて、眠りに入る程の意識は働かなく、楽な姿勢を保つのが精一杯だった。保健室にいてもあまり意味がなく、五限目が終わった後、教室に戻る。珍しく授業に姿がない事で、河田がどうしたんだと話しかけてきた。
964「に、ん、しん…」
俺の後ろで、驚きで詰まらせながら同じ単語を返す声が聞こえて、一気にその場の空気が張り詰める。その後の言葉を誰も発することはなく、暫くの沈黙がその事の重大さを表していた。
調子が悪くなったのは沢北がアメリカに行って、一ヶ月以上経ってから。朝起きて、朝食を取るために食堂の扉を開けてすぐ、吐き気を催した。うっ、と上がってくる胃液を吐かないように手で押さえ、そのままトイレに直行する。ほんの少し胃液を吐いて少しは楽になったが、気持ち悪さは消えなかった。結局、朝食を摂る気力はなく、そのまま学校に行ったが、常にムカムカが残っていた。昼間も学校の食堂に行ったら、また同じように吐き気が襲ってきた。さすがにやばいなと思いながらも、朝食を食べてないのに昼食まで摂らないのは、その後を考えたら危険だと感じ、仕方なく胃に優しそうなうどんを選択した。それでも出汁の匂いが気持ち悪さを倍増させ、無理矢理にでも胃に流し込んだが、結局全部を食べきる事はできなかった。明らかに調子が悪いから、そのまま保健室に行ったが、胃腸薬を渡され、寝ときなさいとしか言われなくて、仕方なくベッドに横になる。それでも気持ち悪さは消えなくて、眠りに入る程の意識は働かなく、楽な姿勢を保つのが精一杯だった。保健室にいてもあまり意味がなく、五限目が終わった後、教室に戻る。珍しく授業に姿がない事で、河田がどうしたんだと話しかけてきた。
kimitsu
PROGRESSれおなぎオメガバシリーズの三話目です。四話、レオと子供が和解
五話、プロポーズ(ハピエン)
と続きます。
↓このシリーズです
玲王そっくりな凪の子供はバスケに夢中らしい
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19833472
支部にあげる際、いろいろ修正すると思います。
玲王そっくりな凪の子供はバスケに夢中らしい(3)あの一件以来、レオは頻繁にうちに遊びに来るようになっていて、正直、困っている。
「やだーーー!レオくんかえって!!!」
「何を!?一応お前に血を分けた人間だぞ!お前の半分は俺で出来てるんだぞ!!」
「きらいーーーせいちゃんもこないでっていってたもん!」
「嘘つけ!!凪はそんなこと……そんなこと言わないよな、凪」
俺はそれには答えず、エプロンで手を拭いて黙って夕食の支度を続ける。どうせ泣かされるのだからレイも構わなきゃいいのに、レオの正面まで駆けていって、イーダ!と歯を剥き出している。
レオが初めて我が家を訪れたあの日、家を飛び出したもののすぐに追いつかれてしまった俺たちは、3人で駅前のファミレスに入った。人目があれば、お互い(主にレオが)感情的になったり暴走したりしないだろうという魂胆だった。レイがずっとしくしく泣いているものだから、周りの人がこっそり声をかけてくれたり、店員さんに「何かあれば合図してください。通報します」とメモを寄越してくれたりした。そのくらい、はたから見て異常な雰囲気だったんだと思う。
3479「やだーーー!レオくんかえって!!!」
「何を!?一応お前に血を分けた人間だぞ!お前の半分は俺で出来てるんだぞ!!」
「きらいーーーせいちゃんもこないでっていってたもん!」
「嘘つけ!!凪はそんなこと……そんなこと言わないよな、凪」
俺はそれには答えず、エプロンで手を拭いて黙って夕食の支度を続ける。どうせ泣かされるのだからレイも構わなきゃいいのに、レオの正面まで駆けていって、イーダ!と歯を剥き出している。
レオが初めて我が家を訪れたあの日、家を飛び出したもののすぐに追いつかれてしまった俺たちは、3人で駅前のファミレスに入った。人目があれば、お互い(主にレオが)感情的になったり暴走したりしないだろうという魂胆だった。レイがずっとしくしく泣いているものだから、周りの人がこっそり声をかけてくれたり、店員さんに「何かあれば合図してください。通報します」とメモを寄越してくれたりした。そのくらい、はたから見て異常な雰囲気だったんだと思う。
DAMEOTAKU__
PROGRESSオメガバビッチングDエド 久しぶりに、父が眠る霊園に行こうと思った。思い出す機会が段々と減っていることに気づいたからだ。ひと気のある場所へ行くのはまだ良くないとドクターは言っていたが、霊園の場所はここと同じような郊外にあったので許可が出た。念のため首元が隠れる上着とキャップを被り、晴れた日にエドは父の墓へと向かった。道中で供えるための花を買う。明るい気持ちにならざるをえないような、ぱきっとしたオレンジの花だった。父の好きな花はわからずじまいで終わったので、毎回その時いちばん目についた花を選ぶようにしている。花束を握りしめて、乗客もまばらな霊園行きのバスへ乗り込んだ。雲も少なく快晴の日だった。
エドは、バスの窓に映り込む自分がまた首元をいじっていることに気づいて、動きを止めた。癖に気づいてからは意識してやめようとは思ったものの、新たに体の一部になったこの金属の塊をまだ異物としてしか見ることができないでいたのだ。鍵穴を引っ掻くと、冷たいでこぼこが感覚として伝わる。開ける鍵はここにはない。
2732エドは、バスの窓に映り込む自分がまた首元をいじっていることに気づいて、動きを止めた。癖に気づいてからは意識してやめようとは思ったものの、新たに体の一部になったこの金属の塊をまだ異物としてしか見ることができないでいたのだ。鍵穴を引っ掻くと、冷たいでこぼこが感覚として伝わる。開ける鍵はここにはない。
RuemaTany42
INFOこの度は #君ラブ2024 お疲れ様でした!店舗を回れなかった方の為に店舗アドレスを置きます
★新刊 弁ポエお料理再録本『おれたちの最も甘い幸せを』サンプル
★準新刊 弁ポエお嫁さん催眠団地妻プレイ本期間限定WEB再録
★弁弁両片思いセフレ本WEB再録
★弁ポエオメガバースWEB再録
その他WEB公開作品など
https://pictspace.net/kimilove2024_exrue42 6
ofuku0720
DONE一応芸能人パロで異母兄弟パロ五条と悠仁は半分血が繋がった兄弟で番オメガパロ。
大丈夫な方のみお進み下さい!
注意
近親相姦
悠仁君が不憫
二人はラブラブ
性癖満載
誤字脱字スルーでお願いいたします 18845
hanahanahukai
DOODLE6/30流三サンプル オメガバα流×Ω三サンプルはプロポーズまで
以降妊娠、出産、それからの2人が入ります。
執筆中の為、完成品は加筆修正がある可能性があります。
オメガバースの設定をお借りしています
作者の都合上、独自設定を加えておりますのでご注意下さい
作中に病気、結婚、妊娠、出産の描写があります
ウィンターカップの時期など実際とは異なる謎時空です
この幸福な運命よこの幸福な運命よ
世界には男女の性別に加え第二の性が存在する。それがバース性である
最も多くの人が属するβ。
男女共にΩを妊娠させることができるα。
そして男女共にαの子を妊娠することができるΩ 。
αとΩは基本的にはαとΩの間にしか生まれない。隔世遺伝でβから生まれることもあるが稀であった。
三井寿の第二性はΩである。しかしΩ因子がもう少し低くければ、確実にαだったであろう高い数値のα因子に引きずられ、バース性はどちらにもならず曖昧なまま成長を止めた。Ωであるがほぼβと言って差し支えなく、フェロモンも微量でヒートも無いだろうと診断されていた。珍しい症例、Ω未分化と診断されたのは中学二年のことだった。
33703世界には男女の性別に加え第二の性が存在する。それがバース性である
最も多くの人が属するβ。
男女共にΩを妊娠させることができるα。
そして男女共にαの子を妊娠することができるΩ 。
αとΩは基本的にはαとΩの間にしか生まれない。隔世遺伝でβから生まれることもあるが稀であった。
三井寿の第二性はΩである。しかしΩ因子がもう少し低くければ、確実にαだったであろう高い数値のα因子に引きずられ、バース性はどちらにもならず曖昧なまま成長を止めた。Ωであるがほぼβと言って差し支えなく、フェロモンも微量でヒートも無いだろうと診断されていた。珍しい症例、Ω未分化と診断されたのは中学二年のことだった。
ちあき
DONE #Sonnyban 百合smalのオメガバパロ開花中αサミー(🔗♀)×嫉妬深いΩアリス(🎭♀)
・どっちも先天性女体化!(余裕で胸とかある)
・一人称はどっちも「私」
・オメガバースパロ
・捏造100%
・まだ付き合ってない
・女の子×女の子!百合!GL!
Pass:百合です。問題ないですか?(y/n) 2947
rabimomo
MAIKINGオメガバで研究者ネタというヘキの煮凝りを煮詰めたような私だけが楽しい話の断片ですほぼ前置きだけでこのボリュームになってしまいましたおかげでオメガバなのにえろいシーンまで辿り着けてません!(この先は成人向け描写も入る予定です)
α×αですがビッチングとかを絡めていく予定です、まだまだそこまで辿り着ける気がしませんが…!
文章も考証もgdgdなのでご注意を+冒頭の注意書き確認の上でどうぞ 21899
DAMEOTAKU__
PROGRESS本にしたくて書いてる最悪オメガバビッチングバドエンDエド「よく来たね」
ドクターはいつも通り優しく、だからこそこれからの話の内容がより恐ろしいものに感じられた。きっとバース性になにか異常があったことは確かだ。だが本当に恐ろしいのは、真実の先にあるものは、もっとずたずたにエドの身を切り裂くものに違いなかった。エドはそれを感じ取っていたのだ。
スツールに腰掛け、ドクターはゆっくりと話を進めていく。
「血液検査で、君のバース値を調べさせてもらった。結論から言うと、君はオメガ性だ」
「でも先生、ミドルスクールの時の検査では、」
「ああ、記録を見た。十三歳の時の検査結果では君は確かにアルファ性だった。……目を疑ったよ。初めて聞く事例だ」
そんなことありえるんですか、とエメラルダも詰め寄る。ドクターは、とりあえず説明を聞いてほしいと言った。
2088ドクターはいつも通り優しく、だからこそこれからの話の内容がより恐ろしいものに感じられた。きっとバース性になにか異常があったことは確かだ。だが本当に恐ろしいのは、真実の先にあるものは、もっとずたずたにエドの身を切り裂くものに違いなかった。エドはそれを感じ取っていたのだ。
スツールに腰掛け、ドクターはゆっくりと話を進めていく。
「血液検査で、君のバース値を調べさせてもらった。結論から言うと、君はオメガ性だ」
「でも先生、ミドルスクールの時の検査では、」
「ああ、記録を見た。十三歳の時の検査結果では君は確かにアルファ性だった。……目を疑ったよ。初めて聞く事例だ」
そんなことありえるんですか、とエメラルダも詰め寄る。ドクターは、とりあえず説明を聞いてほしいと言った。
shnnnnrn1
DOODLEα🐧とΩ🫖なんだかんだで番になった
ハッピーエンド
追加
あんまりわたしの中で夕霧綴理と性欲がつながらないんだけどこの世界線においてはオメガバースという大変にありがたい設定なのでそういうことも簡単にできる。こず、たっちゃったからいれたい だめ?って言われて何回流されたかわからない。 3
浅葱とろ
MAIKING原稿候補だったオメガものわたれ+りつれ-凛月side-
あんなヤツと別れて欲しかっただけ。
兄者の中ではいつでも俺が一番だったのに、その一番を取られたのが悔しくて邪魔だっただけ。
ただそれだけだった。
だから、アイツが……『日々樹くん』が海外へ長期の演劇公演へ飛び立ったのを好機に『日々樹くん』の偽の熱愛報道の記事を作って兄者に見せつけた。
俺の作戦では勘違いをした兄者が『日々樹くん』に別れを告げるはずだった。
でも、兄者は……。
「……そうか………」
この一言だけを呟いて部屋へ行き、その日以来、兄者の様子がおかしくなっていった。
***
「渉……♡渉……♡後ろ…準備してきたから…ぬるぬるだから…♡すぐ…挿入出来るぞ…♡」
あの偽の熱愛報道の記事を見せた日から兄者は『日々樹くん』の名前を呼びながら俺の部屋に来るようになった。
986あんなヤツと別れて欲しかっただけ。
兄者の中ではいつでも俺が一番だったのに、その一番を取られたのが悔しくて邪魔だっただけ。
ただそれだけだった。
だから、アイツが……『日々樹くん』が海外へ長期の演劇公演へ飛び立ったのを好機に『日々樹くん』の偽の熱愛報道の記事を作って兄者に見せつけた。
俺の作戦では勘違いをした兄者が『日々樹くん』に別れを告げるはずだった。
でも、兄者は……。
「……そうか………」
この一言だけを呟いて部屋へ行き、その日以来、兄者の様子がおかしくなっていった。
***
「渉……♡渉……♡後ろ…準備してきたから…ぬるぬるだから…♡すぐ…挿入出来るぞ…♡」
あの偽の熱愛報道の記事を見せた日から兄者は『日々樹くん』の名前を呼びながら俺の部屋に来るようになった。