カイム
bach_otamama
PAST個人誌のサンプルとしてpixivで公開中の話ですが、罪人イベ復刻を記念してこちらでもあげ。カイムとブリフォーがそれぞれ抱える「虚無感」に関する自分なりのイメージを詰めた話で個人的にも気に入っています。「求めよ~」の引用はペルセウスにあるウルガタ訳聖書から。 3315
kisara_f
DONEかわいさかいむ開催おめでとうございます!カートゥーンアニメ風のいさかいを描きました。
ネットプリントに置いてありますので、よろしければ!
■ローソン/ファミマ
GGRXWBELKW
写真用紙 L判:30円 2L判:80円
シール紙 L判:200円 2L判:300円
2/18まで
■セブンイレブン
57743924
はがき 60円
2/17まで
shioji_6th
DONE #かわいさかいむ 開催おめでとうございます。いつもは読み専で素敵な作品を眺めさせていただいております。
Webオン開催のめでたさに初めて書いてみたので粗が多いところもありますが少しでも楽しんでいただけたら幸いです。
pass 18↑ Yes / No
指定の年齢に満たない方の閲覧はぜったいにおやめください。
他アップ済作品は別カプとなりますのでご注意ください。 11431
wa_i0101
PASTR15 肥満化 版i権i男i性(吸i血i鬼)空腹音特化過去絵一個前に投稿したでっかいムキムキ男性が平均的な人間の体型からして90〜100kg位に肥満化する絵
腹肉揉まれて感じる(男性器の表現あり)
常に空腹でお腹も鳴ってる
なんかサラッと描けた記憶がある
west_brbr
DOODLE身長差的にちょうど首周りが届きやすいのでやたら吸いつくロノウェの図 嚙みつきたくなるのを堪える意味もあるし、カイムがくすぐったがって声を漏らすのに興奮してるのもある服で隠れるかを気にかける甲斐性はないので一度跡をつけすぎてネチネチ言われて以降は気を付けるようになったが雑なのでしばしば目算を誤る その度カイムにジト目されるけどカイムはカイムでしょぼくれたロノウェ見たさに怒ったフリしてるだけだよ
bach_otamama
DOODLE歌イベに間に合いませんでした……無念。カイムが「実況の代役」「ソロモンの後押しがあったから」と言っていたところから生まれた妄想です。
若干Bカイムのキャラスト要素も含むかもしれません。 2052
bach_otamama
DONEカイム転生日おめでとうございます。カイムとブリフォーとハルファスの小話です。罪人イベとBカイムのキャラストの内容に触れています。作中の英文はシェイクスピアの史劇「リチャード3世」より。「なんということでしょう、悪魔が真実を言うなんて」という台詞を元にしています。 2136
bach_otamama
DOODLEベルイム現パロ(といいはる)。メギスタのチューリップの花束を抱えるカイムとシークレットサービスから生まれた「長期入院してるベルナールを見舞うカイム」という強めの幻覚。ラウムくんのホワイトデー衣装も良かったよねと。 1356takaaki21
DONEアーカルム外伝で砂箱お得になるよっていうチラシです。間に合った?カイムくんEXposeまだシルエットだけで現時点で不明なのでグリコのパロでにごしました。
後方にいるだけで強いんだ。表出てきても楽しい助かるけどね!
takaaki21
DOODLEカイムくんのチラシにねじ込もうとしてスペースも無いし、これは個人的なことだなと思ってやめたやつ。刻の流砂くん、見ませんでしたか?
私のところは実装初日にいなくなってしまって…それきり。
自分の艇の掲示板に貼ってあるんだと思う。
もず❤️🔥
PASTカイムの故郷のモブ女視点の話「美しい村の話」https://poipiku.com/3805122/8157818.html のパイロット版のような昔書いた短編が出土したので載せます罪人イベを経た今となっては完全に無いルートの話です
漫画のプロットのつもりで書きだして途中で方向転換したので冒頭にその名残があります
この後異端狩りで親を亡くした「悪魔の子供」を引き取るヤバ孤児院編に突入します
ある道化の独白私はカイム
御身にお仕えする事を、お許しください
私は辺鄙な辺境の村で生まれ育ちました
内気で病弱な私は近所の憎たらしい餓鬼ども、失礼、子供たちに馴染めず仲間外れにされていました
カイムの母「あなたたち ちょうどクッキーを焼いたの よかったら食べて?」
近所の悪ガキ「………」
カイムの母「うちのカイムをよろしくね」
黙ってクッキーを持っていくガキ「………」
クッキーを食べたガキ「! うまっ!!」
サブレー「うちのかーちゃんのよりうめぇ!!」
サブレー「ただいま!」
サブレーの母親「おや そのクッキー誰からもらってきたんだい?」
サブレー「カイムのおばさん!すげーうまい!」
サブレーの母親「………そう」
母ひとり子ひとり 生活は楽ではなかったが、母はよく他人に施した
1887御身にお仕えする事を、お許しください
私は辺鄙な辺境の村で生まれ育ちました
内気で病弱な私は近所の憎たらしい餓鬼ども、失礼、子供たちに馴染めず仲間外れにされていました
カイムの母「あなたたち ちょうどクッキーを焼いたの よかったら食べて?」
近所の悪ガキ「………」
カイムの母「うちのカイムをよろしくね」
黙ってクッキーを持っていくガキ「………」
クッキーを食べたガキ「! うまっ!!」
サブレー「うちのかーちゃんのよりうめぇ!!」
サブレー「ただいま!」
サブレーの母親「おや そのクッキー誰からもらってきたんだい?」
サブレー「カイムのおばさん!すげーうまい!」
サブレーの母親「………そう」
母ひとり子ひとり 生活は楽ではなかったが、母はよく他人に施した
もず❤️🔥
DONEカイムの故郷のモブ女性視点の話です。作中に中絶や実際の女性差別に基づいた描写があります。苦手な方はご注意ください。
罪人イベ以前に書いたプロト版短編→ https://poipiku.com/3805122/8161067.html
美しい村の話あるところに美しい村がありました。
その村は辺境の片隅の、よくできた寓話に出てくるような美しい田園地帯にあり、おもに農業と酪農で生計をたてていました。
大地の恵みは豊かではなく、畑でとれる作物はあまり多くはありませんでしたが、近くの小さな森ではフォレストベリーやネクタルの実やキノコなど様々な森の恵みが採れ、罠や狩りで獲物が獲れた日や家畜をしめる時は新鮮なお肉にありつけました。
家畜の乳からはチーズやバターも作られ、それらの品で近くの村やキャラバンと細々と交易し、村人たちはお互いを助け合いながら暮らしていました。
村の外れには広大な花畑が広がり、春になると色とりどりの様々な種類の花が咲き乱れました。
花の命は短く日持ちがしませんが、乾燥させてドライフラワーやポプリにしたり、度数の高いアルコールに花びらや葉や根を漬け込みティンクチャーにすると長く楽しめました。
13975その村は辺境の片隅の、よくできた寓話に出てくるような美しい田園地帯にあり、おもに農業と酪農で生計をたてていました。
大地の恵みは豊かではなく、畑でとれる作物はあまり多くはありませんでしたが、近くの小さな森ではフォレストベリーやネクタルの実やキノコなど様々な森の恵みが採れ、罠や狩りで獲物が獲れた日や家畜をしめる時は新鮮なお肉にありつけました。
家畜の乳からはチーズやバターも作られ、それらの品で近くの村やキャラバンと細々と交易し、村人たちはお互いを助け合いながら暮らしていました。
村の外れには広大な花畑が広がり、春になると色とりどりの様々な種類の花が咲き乱れました。
花の命は短く日持ちがしませんが、乾燥させてドライフラワーやポプリにしたり、度数の高いアルコールに花びらや葉や根を漬け込みティンクチャーにすると長く楽しめました。
mittsucolor
DOODLEカイムとベルナールの話カイムが酔っぱらいながら過去をほんのり
話す予定だったんですが、描きたいところだけ
描きました
ママの顔や口調を捏造しています
だれかかわりにワーしてくれ 6
bach_otamama
DOODLEベルイム。大遅刻ハロウィンすみません。惨劇前の例えば、な一日です。東方イベで各地域や職務担当のハルマがいるみたいなことをお出しされたのと、異端審問官がハルマの作った組織なあたりからの捏造や想像を含みます。
時系列は明記されていませんが、トルケーの惨劇を10年ほど前、カイムが母親と別れたのはハルファスと同じ14,5歳くらいと仮定しています。
I'm a wizard 陽光を紡いだような美しく長い金の髪と蒼天の瞳、彫りの深い端正な面差し。冷たく冴えた冬の晴天のような美貌はいかにもハルマらしい。一方で、調和を良しとする彼らには珍しく、長い髪を奔放に背へ流し、白い服も大きく着崩している。
「一週間後はハロウィンだ。クロウタドリ達も自由に歌っていいだろう?なに、担当者の許可は取っている。たまには楽しみたまえ」
ミカエルと名乗ったハルマは審問官たちへ片目をつぶってみせた。
「そういう問題でしょうか」
「とかく君達は誤解されやすいからね。祭りに参加して市民たちと交流するのも大切だ」
飄々とした男に反論できるものはいなかった。
大地の恵みが見える者、人ならざるモノをその身に宿す者、理由などないが他者と交わって過ごすことに苦痛を見出す者。そうした者が時折、異端と断じられることがある。異端審問会は、そのような人々が虐げられる前に、あるいは他者を傷つけてしまう前に保護するためにハルマが作った機関だった。パクス・ハルモニア。追放メギドはもちろん、そうでない者も含め、調和や統一をヴィータへも求める彼らにとって異端者は時に和を乱し好ましからぬ事態が起こる。だからこそ保護し、遠ざけて彼らも残る者も暮らしやすいようにする。しかし、遠ざけるがゆえに誤解を招いた。異端審問は異端者への対応が集団生活で避けられぬストレスや心的不安と重なった際に、審問という名の他害へ名分を与えてしまった。事実、ボダン村など誤った異端審問の他害はずっと残り続け、異端審問会はひそかに恐れられている。彼らがクロウタドリと符丁を使うのも、異端審問への誤解からあらぬトラブルを避けるためでもあった。しかし、知らないことは誤解を生む。未知は恐れを生み出す。誤解を解くように、知ってもらうようにと仮装してハロウィンへ参加するというミカエルの提案を審問官たちは受け入れた。
3371「一週間後はハロウィンだ。クロウタドリ達も自由に歌っていいだろう?なに、担当者の許可は取っている。たまには楽しみたまえ」
ミカエルと名乗ったハルマは審問官たちへ片目をつぶってみせた。
「そういう問題でしょうか」
「とかく君達は誤解されやすいからね。祭りに参加して市民たちと交流するのも大切だ」
飄々とした男に反論できるものはいなかった。
大地の恵みが見える者、人ならざるモノをその身に宿す者、理由などないが他者と交わって過ごすことに苦痛を見出す者。そうした者が時折、異端と断じられることがある。異端審問会は、そのような人々が虐げられる前に、あるいは他者を傷つけてしまう前に保護するためにハルマが作った機関だった。パクス・ハルモニア。追放メギドはもちろん、そうでない者も含め、調和や統一をヴィータへも求める彼らにとって異端者は時に和を乱し好ましからぬ事態が起こる。だからこそ保護し、遠ざけて彼らも残る者も暮らしやすいようにする。しかし、遠ざけるがゆえに誤解を招いた。異端審問は異端者への対応が集団生活で避けられぬストレスや心的不安と重なった際に、審問という名の他害へ名分を与えてしまった。事実、ボダン村など誤った異端審問の他害はずっと残り続け、異端審問会はひそかに恐れられている。彼らがクロウタドリと符丁を使うのも、異端審問への誤解からあらぬトラブルを避けるためでもあった。しかし、知らないことは誤解を生む。未知は恐れを生み出す。誤解を解くように、知ってもらうようにと仮装してハロウィンへ参加するというミカエルの提案を審問官たちは受け入れた。
bach_otamama
DONEフォラス転生日おめでとう!何気ない日常の話です。娘に花を贈りたいというフォラスにつきあってあげるカイムとデカラビアの話。カイムやベルフェゴールが飾ってる花って生花なのかはたまたドライフラワーか、それとも造花?いまだに謎のままです。
花束を君に 王都での研究報告は滞りなく終了した。さらなる発展のため、次のフィールドワークの計画も立て、あとは家族の元に帰るだけだ。お土産を選ぼうと商店街へ立ち寄ったフォラスの目を咲き誇る薔薇が引きつけた。
「いらっしゃいませ」
「えっと、その薔薇は」
「ええ。この前仕入れたばかりなんですよ。ご自宅用ですか?それとも贈り物?」
「妻と娘への土産を探していてな」
「まあ。きっとお喜びになりますわ」
如才なく花をすすめてくる店員へ、もう少し他の店も見てくるといって断るとフォラスは王宮へ向かった。
王宮でポータルの使用許可をもらい、アジトへ向かう。
「いてくれるといいんだが。お、いたいた」
眼鏡の奥からアジトの共有スペースを見渡すフォラスの視界が、探していた赤を見つける。
2237「いらっしゃいませ」
「えっと、その薔薇は」
「ええ。この前仕入れたばかりなんですよ。ご自宅用ですか?それとも贈り物?」
「妻と娘への土産を探していてな」
「まあ。きっとお喜びになりますわ」
如才なく花をすすめてくる店員へ、もう少し他の店も見てくるといって断るとフォラスは王宮へ向かった。
王宮でポータルの使用許可をもらい、アジトへ向かう。
「いてくれるといいんだが。お、いたいた」
眼鏡の奥からアジトの共有スペースを見渡すフォラスの視界が、探していた赤を見つける。
bach_otamama
DOODLEチユヴリ(と言い張る)無意識兄モードでヴリトラのことを話すシェンウーに、「クソ蛇のことは何でも知ってると思ったのに」と無自覚で嫉妬するチユエンです。
ヴリ姉は年が離れているのかも、とかヴリトラと似ているとか妄想捏造すみません。
カイムが出ているのは私の趣味です。
やきもち カクリヨで協力を得られ、ソロモンとの契約に応じた継承メギド達は、いったんアジトに居室を用意することになった。
「カイム、ちょうどよかった」
書類の整理をしていた青年が振り返る。
「我が君、おいでとは気づかず失礼しました」
優雅な仕草で一礼する青年にチユエンがうへえと肩をすくめる。
「そっちの礼儀作法ってのにはまだ慣れねえんだよな」
「そぅお?なかなか美しい動きじゃない?」
「クネクネしてるクソ蛇には似合いかもな。あ、でも足の長さが足りないか?」
「ガサツな猿に言われたくはないし、アタシの抜群のプロポーションに文句ある?」
「何だとぉ!」
「あ、あの……チユエン、ヴリトラ」
睨み合う二人をソロモンが交互に見やる。
「我が君を前に醜い言い争いはやめていただきたいものですね
2238「カイム、ちょうどよかった」
書類の整理をしていた青年が振り返る。
「我が君、おいでとは気づかず失礼しました」
優雅な仕草で一礼する青年にチユエンがうへえと肩をすくめる。
「そっちの礼儀作法ってのにはまだ慣れねえんだよな」
「そぅお?なかなか美しい動きじゃない?」
「クネクネしてるクソ蛇には似合いかもな。あ、でも足の長さが足りないか?」
「ガサツな猿に言われたくはないし、アタシの抜群のプロポーションに文句ある?」
「何だとぉ!」
「あ、あの……チユエン、ヴリトラ」
睨み合う二人をソロモンが交互に見やる。
「我が君を前に醜い言い争いはやめていただきたいものですね
bach_otamama
DOODLEチユエンとカイム。デザイナーたよりでチユエンは最初は黒髪なのを金に染めているイメージだったと聞いて。染める理由などは妄想度高めでお送りします。キャラストで、チユエンの容姿に彼の母親が憎んでいた夫の面影を見て辛かったという場面があったので。この話は特にCPを意識していませんが、生産ラインはベルイムでチユヴリ寄りなので腐っています。
髪の話 継承し、転魔を果たした身に流れる時間は少しゆっくりとなる。それでも元がヴィータの体である以上、髪や爪は伸びる。
「くそったれ」
鏡を覗き込んだチユエンは、髪をかきむしった。美猴の魔は金の獣だったからというだけでなく、母の言葉を伸びてきた黒い髪は思い出させる。父親によく似た息子に、かつて奪われた恋と憎しみを重ねてしまうと言っていた母の言葉を。だから、故郷では髪を染めていた。
「髪が伸びてくるのが嫌?じゃあ剃ればいいんじゃない?」
「それでも伸びてくるだろ」
「そうねえ。じゃあ、色を変えてみたら?」
「できんのか?」
「アタシに任せなさい。そうねえ、いっそ金なんかいいんじゃない?」
そう言ったヴリトラは、次の日髪を染めてくれた。なぜ染めたいのかを一切聞かず、むしろ伸びてくると彼の方からそろそろ染めたほうがいいとやってきたものだった。
1521「くそったれ」
鏡を覗き込んだチユエンは、髪をかきむしった。美猴の魔は金の獣だったからというだけでなく、母の言葉を伸びてきた黒い髪は思い出させる。父親によく似た息子に、かつて奪われた恋と憎しみを重ねてしまうと言っていた母の言葉を。だから、故郷では髪を染めていた。
「髪が伸びてくるのが嫌?じゃあ剃ればいいんじゃない?」
「それでも伸びてくるだろ」
「そうねえ。じゃあ、色を変えてみたら?」
「できんのか?」
「アタシに任せなさい。そうねえ、いっそ金なんかいいんじゃない?」
そう言ったヴリトラは、次の日髪を染めてくれた。なぜ染めたいのかを一切聞かず、むしろ伸びてくると彼の方からそろそろ染めたほうがいいとやってきたものだった。