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    クナイ

    どこかのおたく

    MOURNINGサイラスとオフィーリアの2人で始まった旅が、他の6人を故郷へ帰して2人で終わるところ。

    サイラスがオフィーリアをフレイムグレースに送っていき、挨拶もそこそこに去ろうとしたら「帰らないで、離れたくない」とあからさまな好意を伝えられ、彼女を憎からず思っていたサイラスが困った末になかなかノンデリな告白をする、というとこから始まる自己満足作文です😇💖

    この前の部分もいつか書きたい。
    「誤解を招くといけないから、今の気持ちを正直に、且つ丁寧に述べるよ。…これが教師として生徒を思う庇護欲のそれなのか、親や兄が抱く情の類なのか。…はたまた、それとは全く別物なのか、私には判別できないのだが、とにかく、その…どうにもキミを愛おしく感じるようになってしまったんだ」
    「……!」
     きまりが悪そうに俯き、静かな想いを吐き出すサイラスを前に、オフィーリアは目を丸くした。身体は硬直し、息をするのも忘れる。心臓だけが、かつてないほどの勢いで拍動していた。
     サイラスは少しだけ目線を上げ、我が生徒と同年代の彼女を見た。これでもかというほど頬を紅く染める彼女の、なんと可愛らしいことか。少なくとも、この曖昧すぎる告白を嫌がられていないことは察した。
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    hyoukaaisu

    DOODLE擬人ブレイサ
    学園もの
    小学の時、現れた謎の転校生ブバ
    勇気を出して声をかけたイサ三はブバの家で可愛いらしいネズミの作る美味しそうなイチゴのケーキを見てその一ページが忘れられないイサ三
    高校でもう一度あの一ページを探すイサ三
    あの時の忘れてしまったことや
    誰にも見せたくないブバの胸の傷の話

    私も学園もの練りたい!からの超高速でねるねるねしてできた話。
    『イチゴのケーキ』春、ATF高校の掲示板を多くの新入生が目を凝らして各々の名前を探す

    「イサミ!こっちだ!」
    入り口から近い場所から見ていたイサミと呼ばれた黒髪の青年は顔を上げ、かなり向こう側にあるイサミの名前を嬉しそうに指し示すブレイバーンを見る。

    "アオ・イサミ"
    一番星を見つけたようなテンションで
    「早く来てくれ!」と手を振るブレイバーン。

    "バーン・ブレイバーン"
    炎のように明るい髪、エメラルドグリーンの輝きを放つ瞳を持ち、2mの屈強な肉体を持つ美男子。
    イサミの小学校からの親友だ。
    イサミの前に突然に現れた転校生のブレイバーン。
    気づいたらそこにいるのが当たり前のブレイバーン。
    一体、ブレイバーンが現れる前に自分は何をしていたかさえ思い出せないほどにイサミが振り向けばすぐ後ろにいて
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    hyoukaaisu

    DOODLE『真珠の心』
    疑人外ブレイサ
    丸くなくて歪んでいる心の核をイサ三が自身の中に見つけて
    こんなものを誰にも見られたくないと捨てる勇気もなく隠して
    ブバにその歪は勇気と同じくらい誰にでもあるし、恥ずかしいことではない。
    乗り越えられるものだと気づかせてくれたから、勇気を出して全部受け入れて包んで愛してその勇気の結晶をブバに差し出す。
    丸くなくて歪んだハートの形になった真珠の心を。
    『真珠の心』力の強い雄の象徴である金色の角、太陽光で煌めく海藻を思わせるエメラルドグリーンの瞳を大きく輝かせ、鍛え上げた両腕で長いブレイドを振り上げながら真紅の長く美しい髪と長く美しい鰭をたなびかせ

    一槍の紫電と激突する。

    『また強くなったなスペルビア』
    『そちらこそ、ブレイバーン!』
    ブレイバーンのブレイドを槍で弾き返しながらクルクルと回り、アメジストを想起させる紫の角と金色の瞳、紫の長い髪と鰭をたなびかせながらスペルビアはブレイバーンと距離を取る。

    第一王子、スペルビアと第八王子、ブレイバーン。
    なぜこの二人が戦いをするようになったのかは、この国の女王であるヴェルム・ヴィータがスペルビアに決めた許嫁であるルルが関係する。
    19783

    歯みがき

    DONE苦労人マスとフィッシュボーンケチャによるドタバタラブコメなマスケチャ🌭🍅。こんなにも儚くない人魚がいて良いのだろうか。そしてフィッシュボーンになってからの方が短いってどういうこと。
    オレのシリウス星人 暗い部屋にデスクライトが煌々と光り、まろい頭を照らしている。人も街も眠りつき、カリカリとスチールが紙を削る音だけが響いている。

    「ケチャップ、寝るぞ」
    「……うん」

     返事はしたものの視線は机上から動かない。時計の針は真上をとうに過ぎてしまっているが、まだ眠る気は無いようだ。
     地上に出て数年。今では、同じ家で暮らしている。『同棲』という面映い響きにも慣れ、お互いに仕事やプライベートでの付き合いでのすれ違いや喧嘩もしてきたが、今のところ特に大きな問題は起こっていない。そんな日々を過ごしているとパートナーのあらゆる顔を知ることになるのだ。そう、今まさにケチャップのその一端が顔を出している。
     諦念や怠惰といったものは彼を取り巻く環境によるものであって、ケチャップはもともと好奇心旺盛で物事を突き詰める研究者としての気質がある。今回は何を追い求めているのか。ここ数ヶ月、仕事から帰ると寝食も忘れて小難しい資料とにらめっこしている。
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    ga0843936214415

    DONE〇kkobっぽい
    〇暁if
    〇カカシが神威で飛ばしたクナイでオビトが怪我する話
    ねぶる
     半月の夜。国境付近の雑木林で。殺気だった大勢の忍に、暁の装束に身を包んだオビトとカカシが取り囲まれていた。
    「お前は、そっち側の部隊をやれ。俺がこちらを始末する」
    オビトの雑な指示にカカシは無言で頷くと、月明りに照らされて朱くひかる左目で敵をぐるりと見渡すと、雷切を発動させて敵に向かって一直線で走り出した。
     カカシの様子を確認したオビトは、対称的にその場から一歩も動かないまま、「まとめてかかって来い」とでも言いたげに、顎を持ち上げ敵を見下ろす。オビトの態度に激昂した敵の忍は一斉にオビトの攻撃を仕掛ける。
     敵忍たちは次々にオビトに攻撃を仕掛けるが、その攻撃はすべてオビトの身体をすり抜け、一撃たりともオビトに当たることはなかった。一方で、余裕の様子で敵の攻撃をかわすオビトは一人ずつ確実に敵を仕留めていき、敵の数はどんどん減っていった。木遁刺し木の術を使えばこの程度の敵は一度に倒すことができるオビトだったが、派手に木遁を使っては足がついてしまってもいけないから、できるだけありきたりな術で敵を殲滅していった。倒しても倒しても、襲い掛かってくる敵の多さにオビトは舌打ちをした。
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