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    タイト

    atomicboy7m

    MOURNINGタイトルどおりのお話です。メイポ視点。長いよ。
    暴力シーンあり、エロは無し、ちょいホラーっぽいかも。
    一応ウルリーケが村長にならなかったハーヴ村が舞台です。
    ※竜憑きで覚者だけ生き残るのは、覚者の意志の力か、メイポが芽生えた意志の力で辛うじて覚者だけは守っているんじゃないかな〜と思ったのでこの小説上ではそんな感じでやってます。
    竜憑きメイポとヤンデレ覚者ギイアアッ!!

    魔物の醜い断末魔が黄昏時の静かな街道に響き渡った。私が魔物に刺した大剣を引き抜くと、傷口から噴き上げた血飛沫が夕焼けで赤く染った地面を更に赤く染めあげてゆく。

    もう何体こうして殺しただろうか。辺りは無数の魔物の死骸に塗れ、血と肉の臭いが充満していた。

    しかし駄目だ、まだ足りない。もっともっと壊したい。壊さなければ。早く。今すぐに。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    事の発端は何日前だったか。覚者様が突然妙な事を仰った。私の様子がおかしい、と。やたらと暑がったり、時折苦しそうにしているらしい。言われてみれば確かに、時折頭の中に痛みとは違う、血が上る様な苦しい感覚に襲われていた。不思議な事に覚者様から指摘を受けるまで自らの異常に自覚がなかった。
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    mao_skyland

    MOURNING随分昔にリクでいただいた『ケンカしたうずさね』用に書いてボツにしたやつ発掘したので供養。
    書き直す気力は無いのでそのまま。拙すぎるのでご注意ください。
    タイトルは『ネコネコネットワーク』の略です。
    NNN 不死川とケンカした。
    俺に対する態度が急におかしくなって、どうかしたのか聞いても「何でもねェ」としか言わず目を逸らされるからついイラッとする。

    「何?言いたいことあるなら言ってよ」
    「だからァ…何でもねェってェ」
    「明らかに何でもなくねぇじゃん。何でもねぇって言いながらそんな態度とるのやめてくんねぇ?腹立つんだけど」
    「……そーかよ。そりゃ悪かったなァこの変態クソ野郎ォ」

    不死川が俺目掛けてDVDのケースを投げつけてくる。難なく受け止めたが、その隙にスマホを掴んだ不死川がドアを開けて出ていく背中が見えた。


    これが5分前の出来事。なんですぐに追いかけねぇかっていうと、追いかけようとしてドアの角に足の小指思いっきりぶつけて絶賛悶絶中だから。地味なくせに痛ぇんだよ腹立つ…。よく見ると爪が剥がれて血が出ていた。あー最悪。なんとか立ち上がって絆創膏だけ貼り、サンダルを引っ掛けて足を引き摺りながら家を出る。
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