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    六花💎

    DONE【webオンリー】※タップ推奨 
    シャニライのホーンテッドナイトメアをベースにした短い話です。当時お互いのサイストで『トキヤ』『嶺二兄さん』と呼びあっていたことに大興奮して途中まで書いたものをwebオンリーのために完成させたものです。

    読んだことがない方への簡単な説明として、11人はすでに死んだ人間で、館に来た順番(現実でいう年齢順)で兄弟になっている設定です。
    全てのストーリーを読んだ上で書いていますが、捏造もかなりあるのでご注意ください。
    Framed Memories「いえーい! また俺の勝ち~」
    「くそー……音也! もう一回勝負だー!」
     広大な館の中、大理石で一際きらきらと輝く大広間に足を踏み入れれば、その荘厳で美しい雰囲気には全く似つかわしくない騒々しい声が聞こえてくる。声のする方向には階段があり、そもそもその階段を利用しようと思ってここへ訪れた私は、もう何度目か分からないため息をついた。それからすぅ、と大きく息を吸い込む。
    「……音也! 翔! ここは遊び場ではないといつも言ってるでしょう!」
    「げっ」
    「あ~…やっぱ見つかったか」
     階段の手すりに足をかけていた二人は、イタズラがバレた子どものように嫌そうな顔をし、片方は苦笑いを浮かべた。私がカツカツと靴音を鳴らして階段へと近づけば、先ほどまでの遊びを中断してとりあえずは反省している素振りをして見せる。
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    kikkawa

    CAN’T MAKE虎猪
    付き合ってる
    いのり目線
    キスまで
    らぶらぶだね!

    いのりちゃんて日々こてちゃんの優しさに支えられてると思う…お礼なんてこてちゃんはきっと求めてないけど、心から感謝を伝えられた時にまた2人の関係は新たなステージへと向かうのかもな〜いいね!虎猪ネクストステ〜〜ジ!!是非その新たなステージおじさんも行<投稿日:2025/02/13>

    ↓タップで続きが出ます。
    もう一回その日は ちょうどクラスの日直の日だった。
    放課後までに その日あったことを書いた学級日誌を担任に届けて、ようやく日直の仕事は終了となる。

    べつに、律儀に自分の用事を一緒に待つ必要なんて無いのに…。
    と いつも思うけど、わざわざ口で「待つよ 」とも言わず、さり気なく待ってくれることがとても嬉しかった。


    「意外と書くこと見つからねぇよな、そういうの…」

    毎日何かしらあったはずなのにさ、と虎鉄は続ける。本当にそうだ。先ほどから手に持ったペン先がむなしく空を切っている。日頃から思っているけど、改めて、本当に虎鉄は人の気持ちや空気を読むのがうまいなと思った。



    「……あの、Sa」


    前の席の椅子に こちらを向いて座っていた虎鉄が、なんだか落ち着かない様子で、さらに身を乗り出すようにして言った。
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