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    ディーラー

    edaco10_07

    PROGRESS賽の目は神のみぞ知る

    ユキモモドスケベディーラーパロ
    いつ書き切るかわからないので取り敢えずここまで。
    高級カジノRe:vale。一獲千金を目論む人間が集まる場所。借金返済をかけて一世一代の博打に挑むもの、上流階級の嗜みとして楽しむもの、更なる高みに昇るための資金を手に入れたいもの。様々だ。
     このカジノの名物ディーラーは二人。“100”番のモモと“1000”番のユキ。ここの従業員は3桁か4桁の番号が振られている。4桁はトランプ専門、3桁はそれ以外が専門のディーラーだ。その中でも100番を与えられたモモと1000番を与えられたユキは別格。超高額を扱う卓の番人だった。







     カジノの営業は終了。今日もさまざまな人間の人生ドラマが展開された。その場で有金全部無くして身ぐるみ剥がされたおじさん、モモとの勝負で勝ちをあげた豪運のお姉さん、ユキとの勝負で大敗して破産してしまった不動産王。大半のディーラーは帰宅した中、今日の出来事を振り返りながら仲睦まじく戯れる二人のディーラーだけが残っていた。
     
    「あはは!ユキったら容赦ないんだから〜」
    「今日は負けてやるつもりなくてね。朝お前がベッドから居なくなってたのを見て決めたよ」
    「え!?オレのせいじゃん!」
    「ふふっ、そういうところも運だよ 1912