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    トゥルーエンド

    ankounabeuktk

    DONE自慰をしないと出られない部屋に閉じ込められた
    オールマイトと相澤消太のいくつかの話。

    この話は下記の通り読み進めてください。
    1.【はじめに】ナイトミーティングはすべからくトゥルーエンド 
    この部分が導入部です
    2.プルプラあんこうなべサークルページよりweb拍手へ
    web拍手(1日10回まで)押すとパスワードが掲示されます
    パス入力でポイピク内の番号に対応した話が読めます
    全4パターン全R18
    【はじめに】ナイトミーティングはすべからくトゥルーエンド【オル相】 雄英バリアなる言葉がある。
     つまり、学校の敷地内はセキュリティが万全で(盲信はよろしくないが)この中に仕掛けて来ることのできる敵は手練れも手練れ、そんな事態になろうものなら四月の比ではない被害が出る。
     だから、まさかその堅牢なセキュリティに守られた敷地に建つ職員寮のミーティングルームのドアの向こうにぶっ飛んだトラップが待ち受けているなんてことは想像もせずドアノブを握ったオールマイトは疑うこともなく部屋の中へ一歩踏み出し、打ち合わせ前にコーヒーを淹れて来るべきだったかと若干の迷いを持ちながら相澤もその後に続いた。
    「オールマイトさん、俺やっぱりコーヒー淹れて来ていいで」
     すか、という言葉だけ、急に立ち止まったオールマイトの背にぶつかってもごもごという音になる。
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    ろまん

    DONE【あとねこ/おおねこ】恋愛の類が介在しない関係を数年続けてきたある日、音子ちゃんが唐突に阿鳥に婚姻届と指輪を渡してプロポーズする話です。現世にはいない大外の存在が大きく関わっています。
    ※トゥルーエンド軸
    ※特ストの内容も反映されています
    ※一部倫理のない描写があります
    pixivにも同じものを投稿しています。
    独善的マリアージュ「君は繋ぎ止めたかったんだろう? 塚原音子」

     そう言って、今夜も大外さんはその綺麗な顔を歪めて、皮肉げに微笑んだ。



     

     いつからか恒例の待ち合わせ場所となったカフェの店内は、いつもと変わらず落ち着いた雰囲気に満ちている。
     小さく流れるジャズの洒落た音色を妨げる者は誰もおらず、聞こえてくるとすれば、マドラーがカップに触れてカチャ、と響く音くらいだ。
     時刻は午後三時を過ぎたあたり。目の前に座る人物の右側は窓から差し込むあたたかな日の光で包まれ、左側へは薄く影を落としていた。その様はまるでどこぞの美術館に収納されている絵画のような仕上がりで、思わず感嘆の吐息を漏らしてしまう。
     そんな絵画のような美しき人物――もとい阿鳥先輩は、宝石のような深い青の瞳で、ある一点を眺めたまま固まっていた。
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