Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ド・ス

    生き恥

    DOODLEオケパロ。
    世話を頼まれた月と技巧は飛び抜けてあるが、なかなか音色に感情が籠らない鯉の話。
    ※カプ要素はない
    あのキャラ達が大人しく楽器を演奏する質とは思えないので、普通に書いてみたかっただけ。続かないと思う。

    今回の曲は『「ウエスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニックダンス』。

    この楽団は、J.シュトラウス2世の『雷鳴と稲妻』が上手そう。
    聞くこと、見ること 今年の10月、鶴見さんが懇意にしていた鯉登平次先生がコンマスを引退し、鶴見楽団はコンマスが不在になった。ニューイヤーコンサートを控えた今、その代わりに、現在有名音楽大学に通う次男の鯉登音之進が継ぐことになったのだが……
    「白石!B♭の音が少し低い!それとも貴様のチューナーが壊れてるのか!?」
    「これが限界だよ〜、今日めっちゃ寒いんだもん。演奏してたら暖まるよ。」
    「ふざけるな、チューニングで楽団の演奏が左右されるのだぞ。」
    「……いや、わかってるよ!分かってるけどさ!」
     コンマスが音之進に変わってから、毎回こんな感じで、何度か衝突が起きかけている。
    「まあまあ、何も全てピッタリとピッチがあった音で吹くこと、弾くことだけが全てじゃない。みんなで揃った音色を奏でることこそが重要なんだが。それに、白石のピッチも特段外れている訳では無いぞ。1ミリ、2ミリのものだ。」
    13592