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    ニト

    mia

    MOURNING作業通話で書いたものです。
    おそらくティカクロ。
    クロエくん≠花嫁さんという前提で、しかしクロエくんはもうすでにティカさんにとって大切な人であり、手放し難い存在になっているのでは?という妄想から生まれた話です。自由でいて、その上で隣にいて欲しいというのがティカさんの想いなのかなと。
    君がいる幸せ「それでねルチル達が──」
    「それは素敵だね」
    とある日の午後三時半を回った頃、西の魔法使いであるクロエとラスティカは魔法舎にあるクロエの部屋に集まってお茶会をしていた。魔法舎の廊下には二人の楽しげな話声が響き、中庭には小鳥の優しいさえずりだけが聞こえている。いつもは賑やかな魔法舎だが、今日はどうやら様子が違うようだ。南の魔法使いや東の魔法使いは賢者と共に依頼先へ。中央の魔法使いは皆で市場へ買い物に。北の魔法使いは各々できまぐれに出掛けていき、シャイロックとムルは西の国にあるシャイロックのバーへと戻っている。そうして気がついたら魔法舎にはクロエとラスティカだけが残っていた。魔法舎に二人きりなんてことは始めてで、誰かと一緒に過ごすことを好むクロエとラスティカは自ずとお互いに会いに行っていた。そこからラスティカが午後にはお茶会をしよう、と提案し今にいたる。お茶会のために用意したティーテーブルは窓辺に置かれていて、窓側にはクロエが、その向かいにはラスティカが座っていた。話のお供にルージュベリーの紅茶を淹れて、会話は続いていく。
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    kysk_0000

    MOURNING・沙●の唄の半端なパロ(引いてはその元ネタのパロというか…)
    ・事故に遭って世界が怪物(呪霊)まみれに見えるようになっちゃった虎杖×虎杖にとって唯一普通の人間に見える、真の姿がJF呪霊モードのお兄ちゃん
    ・呪霊は存在してないていの世界だけどお兄ちゃんは(半)呪霊として存在してる たぶん羂索のせい

    ・描きたいとこだけ
    沙●の唄みたいな悠脹 飽きもせず降っていた雨を、覚えている。鉛のように重たい曇天を、足元を不確かにするアスファルト上の波紋を、飛沫を。
     高校一年生の六月。祖父が死んで、覚悟していたそれを受け入れて暫く。学校帰りに仏花を買って、別に花に喜ぶような人ではなかったけれどと気持ちばかりに携えて。仏壇には他にも供えるべき人たちの位牌も並んでいるから、別に特別な帰り道ではなかった。父母。遺影でしかほとんど顔を認識していなくても、こんにち自分が青春を謳歌できているのは彼らが互いを愛し合ってくれたからなのだと--と、殊勝なことを思うわけではないが、習慣なので。
     花屋に寄った分、時間は日常の帰り時間とは少しずれていた。ほんの誤差くらいではある。だから、ほとんどいつもと変わらないような雨の日だった。
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    screamwanderer

    PASTsky二次創作「ケープ振り合うも多生の縁」
    前提設定⇨https://poipiku.com/4271618/9851649.html

    🍠:男の子かなぁ
    谷:レヴは無性です(ブロマンス路線かな
    🍠:最終的にトロ⇨レヴでそういう好きになると思います。
    谷:?!
    🍠さんの💣投下で想定していた路線が爆破され激しい路線変更がおき
    お互い乗った事のない暴走トロッコでマントル目指して走り出したモノ
    「ケープ振り合うも多生の縁」トロ君、夜の楽園お一人散歩(機能制限の解除・戸惑い)寝付いたレヴに安堵する、トロ。
    寝たふりをしていた目を開き、大好きな海の星を眺める。
    ゆっくりと静かに上下する胸板、滑な手足、窓から差し込む月明りにてらされて艶を増す唇。
    お腹の底に鈍く苛烈な熱が蠢きだす、体もコアもはじけそうなほど暗い衝動が駆け巡る。
    無意識のうちにまたがり、大切にしたい傷つけたくない星を見下ろしていた。
    寝床に敷かれた布を加減なく握しりめる。
    止めなくてはこの衝動を、消してこなくてはこの蠢く熱を。
    じゃないと大事な宝物を自分で壊してしまう。
    この苦しみを何と呼ぶかはわからない、だけど良くないモノだという事だけはわかる。
    止まっていた息をすべて吐き出し、炉に新しい空気をめぐらす。
    ふらつきながら”家”になったそこから抜け出た。
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