ノンケ
おたぬ
DOODLE22歳ノンケ🍁×30歳ゲイ❄起きるタイミングまですれ違うやつチチチ……と小鳥の囀りに意識を引っ張りあげられて、重たい瞼を持ち上げる。目覚めたばかりの瞳には、カーテンの隙間から差し込む朝の陽射しは眩しくて、オレは反射的に目を細めた。上手く働かない脳で今日のシフトを振り返って休みであることを思い出したオレは、そのまま2度寝の体勢に入り寝返りを打とうとする。しかし、腕の中からむずがるような声と、クイッとシャツの胸の辺りを引っ張られる感覚にそれを止められた。
(………………………は、えっ……?)
オレが動いて離れた距離を、もぞもぞと埋めて、ぴとっ、とくっついてきたそれに目をやり、それが何なのかを寝惚けた頭で認識したオレの体は、ピシリと石のように固まった。寝起きで下がっていた体温が一気に上昇し、変な汗が背中を流れて、無意識に何度も唾を飲み込む。
指通りのいいツートンの青い髪に、朝日に輝くキメ細やかな白い肌。着ているオレの部屋着は身長的に彼の体には小さいはずなのだが、肩幅や胸の厚さが違うのか大きいらしく、チラリと見える鎖骨がなんとも色っぽい。だというのに背を丸めて眠る姿はどこか子供のようで、そのアンバランスな愛らしさに胸がときめいた。
(……そうだ 1764
おたぬ
DOODLE22歳ノンケ🍁×30歳ゲイ❄ひとまず交際開始までの話はこれで一区切りです。
我慢ができずに店内でイチャついてしまったオレと冬弥は、マスターの堪忍袋の緒が切れぬうちにとそそくさとバーを出て、月が見守る道をゆっくりと並んで歩いていた。星の瞬きすら塗り潰し、まだまだ眠らず動き続けるであろう通りを抜ければ、一気に喧騒は遠くに消えて静かな闇が辺りを包んだ。世界に取り残されてしまったのではないかと錯覚してしまうほどの静寂の中に、オレ達の足音だけが響く。今は皆、家の中で趣味などに興じているか、早い人であれば明日に向けて眠りについているだろう時間。様々な家々が建ち並ぶその道を歩く人は見受けられず、隣を歩く彼の手は指を伸ばせば触れられる位置にある。状況は実に整っていた。ゴクリと喉仏が上下する。オレの住むアパートまではまだ少し距離がある。ドクン、ドクンと先走って早まる鼓動が躊躇うオレを批難しているように聞こえた。
5765おたぬ
DOODLE22歳ノンケ🍁×30歳ゲイ❄⚠️注意⚠️
・バーでのちゅっちゅは迷惑なのでやめましょう。
すでに耳にタコができるほど聞いた音楽が流れる店内。ポロポロと彼の白く滑らかな頬を流れる涙を拭って、出会った日と同じ席へと彼を導く。そっとその手を引いた際に指先を控え目に握られ、心臓が跳ねた。丸椅子に腰掛ける冬弥の形のいい耳がほんのりと赤く、まだ過去になって数分も経っていない、止められずに走った行為のすべてが、夢ではなく現実のものとしてオレに降りかかる。
あぁ、本当にやっちまった。
振られたあの夜に聞いた話を元に、みっともなく駆けずり回って、探して、待って、待って、待ち続けて。やっと会えた嬉しさと、涙を流して必死に気持ちを伝えようとする姿に堪らず唇を重ねてしまった。体に突き刺さるマスターの視線が痛い。とはいえ、キスしたことも1年越しに彼の気持ちを受け止めたことも後悔はまったくしていないのだが、いくらなんでも場所と回数は気をつけるべきだった。
5262あぁ、本当にやっちまった。
振られたあの夜に聞いた話を元に、みっともなく駆けずり回って、探して、待って、待って、待ち続けて。やっと会えた嬉しさと、涙を流して必死に気持ちを伝えようとする姿に堪らず唇を重ねてしまった。体に突き刺さるマスターの視線が痛い。とはいえ、キスしたことも1年越しに彼の気持ちを受け止めたことも後悔はまったくしていないのだが、いくらなんでも場所と回数は気をつけるべきだった。
おたぬ
DOODLE22歳ノンケ🍁×30歳ゲイ❄訳もわからないまま振るわれた暴力は、結局彼の気がすむまで行われた。玩具のように蹴られ続けた俺の意識は途中で途切れ、目が覚めると、その日の客にばら撒かれた紙幣と共に彼の姿は消えていて、朝焼けの中に俺だけが惨めに転がっていた。
まだ、生きている。
判然としない頭でそんなことを思って、同時に、このまま消えてしまえばよかったのに、とも思った。男を喜ばせるためだけにある体と、恋人と言える関係であるはずの彼が、どこかの誰かと遊ぶために利用される人生。心は、初恋の彼を傷つけてしまったあの日で止まったまま。時間と共に彼との温かい交わりが薄れ、彼が触れてくれた温もりを見知らぬ男達に上書きされて、思い出が汚されてしまうくらいなら、まだ彼を覚えたままの俺で終わってしまいたかった。
5743まだ、生きている。
判然としない頭でそんなことを思って、同時に、このまま消えてしまえばよかったのに、とも思った。男を喜ばせるためだけにある体と、恋人と言える関係であるはずの彼が、どこかの誰かと遊ぶために利用される人生。心は、初恋の彼を傷つけてしまったあの日で止まったまま。時間と共に彼との温かい交わりが薄れ、彼が触れてくれた温もりを見知らぬ男達に上書きされて、思い出が汚されてしまうくらいなら、まだ彼を覚えたままの俺で終わってしまいたかった。
おたぬ
DOODLE22歳ノンケ🍁×30歳ゲイ❄前回の続きで再会する話です。
⚠️注意⚠️
・冬弥も彰人も泣きます
・バーでの突然のラブロマンスはお店の迷惑になるので止めましょう
アメリカーノの酒言葉は「届かぬ思い」
通い慣れた道をいつもより遅い時間に歩み、経年で劣化した木製の扉を開けると、中に流れるあの日と同じジャズの音色がオレを出迎えてくれた。彼を求めるあまり様々な店を見る機会が増えたが、やはりここが一番落ち着く。
癖のようにカウンター席へ目を向けて、そこでオレの足は、いや、呼吸から時間、何から何まで。オレのすべてがその役目を忘れて静止した。そこにいたのはオレが求めて止まない愛しい青色。今は照明に照らされて色味が変わって見えるが、あぁ、けれど、見間違うはずはない。
彼だ。
一夜でオレの心を掴んで、そのまま無情にも姿を消した彼が、あの夜と同じ席に座っている。
その青に心臓が壊れたのではないかと心配になるほど大きく脈打ち、緊張に呼吸が浅くなる。すぐに駆け寄って声をかけたいのに、踏み出す足が震える。もどかしい。何日も何日も、探して、求めて、夢にまで見た想い人が目の前にいるのに、思うように体が動かない。
6009癖のようにカウンター席へ目を向けて、そこでオレの足は、いや、呼吸から時間、何から何まで。オレのすべてがその役目を忘れて静止した。そこにいたのはオレが求めて止まない愛しい青色。今は照明に照らされて色味が変わって見えるが、あぁ、けれど、見間違うはずはない。
彼だ。
一夜でオレの心を掴んで、そのまま無情にも姿を消した彼が、あの夜と同じ席に座っている。
その青に心臓が壊れたのではないかと心配になるほど大きく脈打ち、緊張に呼吸が浅くなる。すぐに駆け寄って声をかけたいのに、踏み出す足が震える。もどかしい。何日も何日も、探して、求めて、夢にまで見た想い人が目の前にいるのに、思うように体が動かない。
awomblue
DONEザクカンなれそめ?まんがカンさんがシロートノンケもののAVに出たことあって(絡みはなしのやつ)それを見つけたところからなんか始まるといいなって思いました…
ザはナチュラルに独占欲が強いし特に自覚もないけど、自分の中の
論理には正直に生きてるのかなあというイメージがあります。 6
麻田麻尋
DOODLEキース君おたおめ絵です。実は前回のWキース君絵をおたおめ絵にするのも考えたんですが、暗いのと不吉な気するんでやめました。
ルータス頼まれたとは言え、服作るなんてホモ臭いですがwあいつは、爽乃に狂ってるからノンケです。彼女の服を作りまくってるので、某カードキャプターの知世ちゃんポジションだな。と
いやしかし、知世ちゃんにしては品性ないし過激派だな 2
麻田麻尋
DOODLEぶっちゃけ有名なエヴァのダーイシアキラのキャラみたく、しようかとも思いました。しかし、ビブリオ界のイケメンは高確率でホモになるのでやめました。
ほらノンケが居てこそのホモじゃないですか
hazzz_zzz
DOODLEリーマンパロさねぎゆ落書き。ノンケさねみ←←←←ゲイ義(人相手は処女)
義、さねみが好みすぎてほぼストーカー状態。眼鏡外した方が顔が良い的なそれ。さねみは経理、義は総務とか。残業して資料室で調べものしてたらたまたまさねが跡からきて、間違えて鍵閉められてしばらく二人きりとかそういう少女漫画みたいな展開ほしい。
Do not Repost・東龍
MEMO自分とこの腐的コンビは【G×K】と【ナち×P(P×ナち)】でして。G×Kはガチの肉体関係有りですけど、ナちPはノンケなので何もない……けど精神的に怪しい感なタイプのアレ(どれ)。
何はともあれ、男女でも恋愛でも友情でも【片方が異様に執着的(相手は冷めてる)】なのが好きです。執着フェチ(´ω`)
46pyou
DOODLE20200411ぐだジュナ ここに至るまでをいつか描けたらいいなぁ…
私はノンケの二人が葛藤しながら親愛、友愛、信頼、から恋、愛になるまでを描くのが好きな人間なので…どうしても…まずはストーリー全部クリアしなくてはね…
soi_2828
MOURNING参考にした作品アリ仙文仙みたいなの。
女性からモテモテな仙蔵(ゲイ)と、仙蔵と付き合うかんじになってる文次郎(ノンケ)
女性が常に近くにいるぐらいモテモテな仙蔵に全く嫉妬してる様子がない文次郎です 3