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    ノーパン

    irie_q

    MOURNINGワンライ「勝負パンツ」なのですが途中中折れして時間オーバーなのでタグ無しで。
    そして純さんのノーパン方くんとネタ被ってますごめんなさい🙏
    #土銀SS
    勝負パンツ「ちょっとそこへ座れ」
     土方が真顔で言い出したのは夜も更けてそろそろ眠ろうかという頃合。銀時は風呂で汗やら汁やら何かいやらしいものやらを綺麗に流して、さっぱりした風呂上がり。ここは連れ込み宿の一室、つまりは事後というやつだ。
    「なに」
    「いいから座れ」
     浴衣を雑に着て布団に胡座の土方が、タバコをふかしながらそう言い募るので、なにお前寝タバコダメだって何度言ったらわかんだよ本当によ、と小言を垂れながら『そこ』と言われた目の前にとりあえず座った。バスタオル一丁、胡座をかくのは躊躇われたので一応正座した。
     なぜバスタオル一丁かといえば、目の前にパンツがあるからだ。
     胡座をかいた土方の目の前、布団にくったり置かれているのは銀時が今日履いてきたパンツ。スーパーの衣料売り場のワゴンで買った、三枚千円(税抜)のピンクにイチゴ柄のアレだ。今日はさっさと脱いだので、汚れという意味では綺麗なものだが、それでも先ほどまで身につけていたものなので、そこはそれ、ちょっとはヨレている。
    1972

    甘味。/konpeito

    TRAINING本日の800文字チャレンジ
    ものぐさを後悔した日/クロ+リン/ノーパン
    「エリゼに知られたら怒られそうだ」
     溜め込んだ洗濯物をどうにか洗濯機へ詰め込んだリィンは肩を落とした。
     流石にエリゼが女学院にいた頃のように片付けをしに来ることはなくなったものの、定期連絡も兼ねた通信で洗濯物は溜めないよう、掃除は定期的にするよう苦言を呈されていた。
     それを忙しいを言い訳にのらりくらりと躱していたら、とうとう今朝になって替えの下着がなくなってしまったのだ。
     妹に知られでもしたら面倒な予感しかない。
     ひとまず今日が自由行動日であることに感謝して下着を身につけていないことを誰にも悟られないよう、今日一日乗り切ろうと誓った。
     そんな日に限って予定は入る。
     夕方頃、リーヴスの近くに立ち寄るというクロウから通信が入った。
     旅に出てからもこうして顔を見せに来てくれる彼の心遣いは嬉しいのだが、いくらなんでも今日は無理だ。彼に会えないと断りをいれようとして、結局リィンの自室で会うことになった。酒は各地からクロウが送ってきたものを、つまみも道中で仕入れてくるからとお膳立てされてしまえば容易には断れなかった。
     ARCUSⅡ片手に、まだ回っている洗濯機を呆然と見つめる。夕方 868