バーテンダー
茜空@お絵描き修行中
DOODLEクラウドは接客してくれバーテンダーversion。いつも「なんか違う」と思いながらとりあえず色つけて「なんか形になったからいいとするか」って思ってる。正解じゃないことはわかるんだけど合格点つけちゃう。自分に甘いぜ!
ボチボチ描くネタに尽きてきたし、とりあえずクラウド描きすぎである。困ってきたぞ。
お酒は大好きです。
_aonof
PROGRESSヤの夏×バーテンダー男主。墜落の4話 後編「シンガポールスリング」
完結!
シンガポールスリングパーティは途中から大人の馬鹿みたいな宴会になり、賑やかだった。五条も素面で酔っているのかというテンションだし、医者だという女性もいるので安心していたら、彼女もザルのように飲むので心配になった。顔色が変わってないから強いのだろう。
こうしてみると普通の人たちだ。俺は彼らがヤクザな仕事をしているところを見ていないから言われなければ気付かないだろう。
何ら変わりのない人に見える。そこまで思って、俺は何を言い訳してるんだろうかと内心で狼狽えた。
酔ってるのかもしれない。あんまり彼らが楽しそうで当てられたのかもしれない。
ひっきりなしに出席者が声をかけに来るので、俺まで参加者みたいだった。楽しかったと思う。
冷えた水を少し飲んで気を落ち着かせてテーブルを少し片づける。そろそろお開きになりそうな雰囲気だった。
6777こうしてみると普通の人たちだ。俺は彼らがヤクザな仕事をしているところを見ていないから言われなければ気付かないだろう。
何ら変わりのない人に見える。そこまで思って、俺は何を言い訳してるんだろうかと内心で狼狽えた。
酔ってるのかもしれない。あんまり彼らが楽しそうで当てられたのかもしれない。
ひっきりなしに出席者が声をかけに来るので、俺まで参加者みたいだった。楽しかったと思う。
冷えた水を少し飲んで気を落ち着かせてテーブルを少し片づける。そろそろお開きになりそうな雰囲気だった。
_aonof
PROGRESSヤの夏×バーテンダー男主。墜落の4話 前篇。
2000字追記しなおしたので7000字くらいになった。
クリス「裕那」
その日出勤すると、店の支度が全て整っていた。後は開店するだけと言った様子に、いつも全部俺に任せるのに、と不思議に思った俺は、考え込んでいるオーナーの次の言葉に息を飲んだ。
「夏油傑がお前をご使命だ」
「ご、使命って、俺はホストじゃないですよ」
「組を通して依頼がきた。関東最大の暴力団、五条組の……、組長補佐だ」
「…………」
思いがけない立場に眩暈がする。
あの男が?組長補佐?
怖い人だと思ったのはこの前の別れ際だけだ。だからこそ背筋が冷えていく。そんな地位と権力を匂わせもしないで、あの男は。
「断るよ」
「えっ」
いつの間にか俯いていた顔を上げると、オーナーはじっと俺を見ていった。
「断る。お前がそんな顔する相手に依頼も何もねえだろ。相手だってこんな小さなバーを見せしめに潰そうなんざ考えねえはずだ。お前をつぶすことになる。あの男はそんなタマじゃねえ」
7227その日出勤すると、店の支度が全て整っていた。後は開店するだけと言った様子に、いつも全部俺に任せるのに、と不思議に思った俺は、考え込んでいるオーナーの次の言葉に息を飲んだ。
「夏油傑がお前をご使命だ」
「ご、使命って、俺はホストじゃないですよ」
「組を通して依頼がきた。関東最大の暴力団、五条組の……、組長補佐だ」
「…………」
思いがけない立場に眩暈がする。
あの男が?組長補佐?
怖い人だと思ったのはこの前の別れ際だけだ。だからこそ背筋が冷えていく。そんな地位と権力を匂わせもしないで、あの男は。
「断るよ」
「えっ」
いつの間にか俯いていた顔を上げると、オーナーはじっと俺を見ていった。
「断る。お前がそんな顔する相手に依頼も何もねえだろ。相手だってこんな小さなバーを見せしめに潰そうなんざ考えねえはずだ。お前をつぶすことになる。あの男はそんなタマじゃねえ」
_aonof
PROGRESSヤの夏×バーテンダー男主。予感の3話。「キャロル」バーテンダーの大会で優勝した。
と言っても創作部門で優勝しただけで、総合優勝は逃してしまったので、また来年挑戦したいところだ。初めて優勝を掴んだおかげで、あちこちのハイクラスホテルから出張の依頼が来て忙しくなった。
オーナーがそれも経験だというので、片端から出かけては、パーティ会場に設置されたバーカウンターで腕を振るう日々だ。
毎日忙しくしていて、あの男のことは忘れかけていた。
その日も大きなパーティに呼ばれて、バーカウンターで忙しくカクテルを作っていた。絶えず人が眺めに来ては、作ってほしいカクテルを言うのでIngaにいるときより忙しい。
メニューが絞ってあるとはいえ、目まぐるしく注文される忙しさは中々経験出来ないものだ。
人の波が途切れた時に、その声はした。
「キャロルを作ってもらえないかい?」
聞き覚えのある低い艶のある声に、はっと顔を上げると、そこには……。
名前を呼ぼうとして、知らないことに気づく。
「夏油だよ。夏油傑。妙なところで会うね」
そう言った男、夏油は、真っ黒なブランドスーツに身を包んでいた。身長があるせいで会場内で目立つ。綺麗な顔立ちにちらちらと視線を送るのは女ばか 3089
_aonof
PROGRESSヤの夏×バーテンダー夢主。のまれる2話。「フォーリンエンジェル」「や、こんばんは」
チンピラの事件から一週間後、来店したあの男がそう声をかけてきたのに、俺は目を見張ってから、微笑むと男に近づく。
「いらっしゃいませ。また来ていただいたんですね」
「そう約束したからね」
約束のつもりはなかったが、律儀な性格らしい。
あれから、チンピラたちは姿をあらわしていない。本当にこの人が何かしたんじゃないだろうな、と一瞬疑って、普通の人間にそんな真似が出来るわけないかと、思考を振り払った。
「今日は混んでるようだね。君を独り占めするわけにはいかなさそうだ」
「ご贔屓にしていただいて嬉しいです。カウンターへのご案内でよろしいでしょうか」
「もちろん。今日は他のバーテンダーも居るんだね。でも差し支えなければ君にシェイカーを握ってほしいけど、良いかい?」
「かしこまりました」
前回のいっぱいで口留めになっているはずとはいえ、どうにも立場が弱い。承諾して俺は、珍しくバーテンダーとして入ってるオーナーの横を通り過ぎる。
「気をつけろ」
そう囁かれて足を止めた。
「カタギじゃねえ」
「え?」
オーナーがそう判断するなら本当だろう。前回のいくつかの台詞の理由も納得できる。足を 3070
_aonof
PROGRESSヤの夏×バーテンダー男主。途中からR18予定。1話「スクリュードライバー」そのバーは、歓楽街から少し離れた上流のクラブやレストランが並ぶ通りにある。
会員制ではないが広告は一切出していない。ネット掲載もお断りしている。紹介と噂だけで成り立つ、ハイクラスのバーだ。
「Bar Inga」と名付けられたそのバーが俺の生きる世界。
父親が早くに他界し、途方に暮れていた母親に声をかけたのが今のオーナーだ。見返りもなく支援をしてくれたそのオーナーは、土地持ちの大金持ちであり、道楽でバーを経営しながら、気まぐれに助けてくれたのだった。
俺は躊躇いのないお金の上手な使い方をするオーナーに憧れたし、きっと声をかけたのだから俺の父親になるものだと思っていた。母親はひいき目なしに美人だったし、こんな状況でも朗らかでいようと頑張っていた。
だがオーナーは、本当に気まぐれだったらしく、母親に対してそんなそぶりを露ほども見せなかった。だから、今もオーナーのことは尊敬している。
そんな大人になりたくて、色々なことを経験したくて悪い遊びも覚えたが、結局、素行不良程度で問題のない学生に戻り、俺は成人するとすぐにIngaでバイトを始めた。
大学を卒業して、二年ほど他のバーで修行をした後、Ing 4231
morudero_2
DOODLE付き合ってはいけない4B美容師バーテンダーバンドマンベーシストなんでバンドマンとベーシストが並列してるのか謎
けんじ君は逆に遊ばれるけど付き合ってもらえないベーシストの可能性が高いですね……。