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    ピーク

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    DONEイヌピーくんお誕生日おめでとうございます❗️
    てなことでイヌ武。
    本番は無いが、何番煎じだからネタかぶり許してください。私がまだ、書いていないということで。
    口から出た言葉は戻らない美人は怒ると怖い。
    何て誰が言ったのかはしらないが、あながち嘘ではないと思う。目の前で仁王立ちしている男を盗み見ては目をそらした。

    「あの~イヌピーくん……」

    反応はなく。ここまで怒っているのは、久々に見た。自分に向けては、一切、無かったのだが。
    事の発端は数分前に遡る。
    いつものたまり場に来た武道を見て、乾は驚いた。それもその筈。身なりがボロボロで、あちらこちらに痣や傷があったのだ。
    素直にすべて、話した。以前、うちと些細な事でいがみ合っていたグループの連中と遭遇してしまったのだという。向こうからケンカを吹っ掛けてきた闘争で、圧倒的な力の差で黒龍が勝ったのだ。返り討ちにあったことを根にもっていたらしく。勝てないから個人を狙っていたのだ。よりにもよって武道を標的にして。数名に取り囲まれたのだが、仮にも黒龍を率いる総長。本人はいささか疑問に思っているの別の話しである。そんな人が早々に倒れるわけがなく。喧嘩は弱いが、打たれ強く、決して折れない精神に向こうが退いたらしい。5対1だったのに結局のところ、退散したのだから。はなから黒龍の相手ではないのだ。まぁ、武道を傷つけたのだから、今頃、全体に話が行き渡り、炙り出され、制裁を受けてることだろう。下手したら何かと武道を気に入っている東卍、天竺、ブラマン。初代黒龍までもが相手になる。そんな彼らを敵に回す事になるのだから武道を狙ったこと事態が運のつきというものだ。
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