Recent Search

    鶴田樹

    @ayanenonoca

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 50

    鶴田樹

    DONEついに…!!枯れくわぶぜにまで手を出してしまった…!!80手前のくわぶぜですって!!わぉ!!くわぶぜっていうか豊前くんの一人語りみたいなかんじです!

    リハビリってカテゴリにしたらおじいちゃんくわぶぜのリハビリ話だと勘違いされそうな気がしてできたカテゴリにしたけど全然自信はありません😂

    なんでもアリの方はどうぞ!!
    ふたりビュオオ…と山の木々を揺らす風の音とガタガタと窓のガラスが揺さぶられる音に豊前は薄く瞼を開けた。今夜は注意報が出るくらい風が強いと言っていたが、予報はあながち間違いでもなかったみてーだ。

    というよりも、天気予報より何より桑名が、俺の横でイビキをかいているジジイがそう言っていたのだから間違いないことはわかりきっていた。

    それより意外だったのは。

    桑名が鼾をかくようになるなんてな。桑名の鼾は昨日今日始まったことじゃねーけど、それでも意外だったんだよなぁ、と俺は隣で寝ているジジイの顔をまじまじと眺める。まぁ俺も自分の鼾がうるさくて起きることもあるし、人のこと言えねーんだけど。

    俺達がまだ若かった頃には欠片も浮かばなかったようなことが今では俺達の当たり前になっている。若かりし頃の桑名は寝ているのか死んでいるのかわからないくらい静かで、口元に満面の笑みを浮かべて布団にぴしっと直立のまま胸の上で手を重ねていたから本当に人形みたいで何度も鼻を抓んだりキスしたりしてちゃんと生きてっか確かめたりしていたのに、それが今じゃこれなんだもんなぁ。
    3260

    鶴田樹

    DONEツイッターで流れてきた『絵描きさんが絵とセリフを1つ描いたものに、文字書きが小説をつける遊び』を爽紫さん(@soushi_s_s)とさせていただきました!😆✨✨✨そしてなんとも光栄なことに、タイトルも爽紫さんにつけてもらっております🥺💕爽紫さんが描いてくださった豊前くんがほんっっっとうに最高なので爽紫さんの絵を楽しみつつ、小説の方も読んでもらえたら嬉しいです。
    【凍解(いてどけ)】「桑名〜!これ見ろちゃ!馬みてぇなニンジン!!」

    向こうの畑から朗らかに笑う豊前。

    一見なんの問題もなく健やかそうに見えるけれど、その実、豊前の背中には大きな火傷の痕がある。

    それは、僕がつけた痕。

    豊前の身体に一生残る、大きな傷跡。

    どうしてか手入れをしても消えない



    僕の後悔の傷跡。





    あの出陣の日は朝から大地がザワザワしてた。不吉なことが起こりそうだって、そんな予兆がそこかしこに散らばってた。

    天候も出陣には不向きで、大粒の雨が何度も雹や霰に変わって。冷たい雨が止んだと思ったら今度は突風が吹いて。でもそんな日だからって僕らは出陣を止められない。悪条件でも戦わなきゃいけないなんてのは僕らには当たり前すぎるほど当たり前。だってそうしないと歴史が変わっちゃうから。だからいつもどおり最新の注意を払って当然装備も万全にして。主がくれた青色のお守りだってちゃんとジャケットの首の後ろのところに縫い付けて。
    9745

    鶴田樹

    DONE熱風さんの鶯丸のイラスト(オブラート)のファンアートです!

    見る人を選ぶとおっしゃってましたがバッチリ選ばれました✨✨

    縄師の大包平と縄を受ける鶯丸の話(短いです)
    【へ処何は軆】


    へこずいはちたか

    縄の赤が溶け出していくやうだ、と鶯丸の肌にじわりと朱が差していく様を眺める。

    鶯丸の白い肌は平素あまり温度を持たない。

    彼奴は暑い日も寒い日も変わらず陶器のやうな肌を晒してゐる。

    その肌が今はじつとりとした体温を孕んでいた。

    その様子に大包平は自身の堅物さを雄弁に顕す口を強く引き結ぶ。

    その間にも迷いのない早さで赤い縄が一条、また一条と打たれ、結び目が花のやうに咲き散らされていく。

    鶯丸の自由を奪う縄。

    しかし鶯丸はそのやうなことは一毫も感じてゐない素振りで、ただ大包平のなすが儘に縄を打たれてゐる。

    大包平は嘘を好かぬ性質だ。

    言葉を濁すことも赦せぬ性質だ。

    そんな大包平でも断じて言えぬことがある。

    お前が縄に酔う様が見たいなどと。

    それでも如何ともし難い衝動に苦渋の表情を浮かべながら「縄を受けてくれないか」と乞えば、「なんだ、練習か。いいだろう、付き合うぞ。」と鶯丸はからりと応じた。

    それが、今ではこれだ。

    縄を打ち、背中の結び目に新たな縄を絡ませる。天井の梁の上を通した縄の片側を引けば鶯丸の躯体は針金で形作られた鳥 1095

    鶴田樹

    DONE突発SS企画4本目、夕凪さんのリクエストで【お互いのために料理するくわぶぜ】です。ピーンポーンと、できたてのカレーのにおいが満ちた部屋に脳天気な音が響き渡る。

    「ほーい!」

    スウェット姿でスマホをいじっていた豊前は、身体のバネを使ってソファから飛び起きると、何も着ていなかった上半身に黒のトレーナーをずぼっと被る。

    安アパートにインターホンなどという高尚なものはなく、ボタンを押すと音が鳴るだけのチャイムに応じるには直接玄関に出るしかない。だが所詮ひとり暮らしの狭い部屋だ。ほんの数歩のうちにドアまで辿り着く。
    廊下の壁に掛けた赤と黒のグラデーションが鮮やかなロードバイクの横を通り、玄関のサンダルの片方を踏みながらドアを開ければ、そこにはいつものにこにこ笑顔を湛えた恋人の桑名の姿が。そしてその手には豊前の部屋と同じく芳しいカレーのにおいをさせる黄色の可愛い鍋がある。
    「お邪魔するよぉ」と律儀な挨拶をして靴を脱いだ桑名は、部屋中に充満するカレーのにおいを吸い込んで「いいにおいだねぇ」と満足そうに笑顔を綻ばせた。

    「今日はねぇ、手作りのらっきょう漬けも持ってきたよぉ」
    「まじか!すげー嬉しい!っつーか桑名ってカレーの付け合せらっきょう派なんだな」
    「そういう豊前は福神 2391

    鶴田樹

    DONEくらげさんからリクエストいただきました。お題は【喫煙】です3月末。

    それは決算準備と期末の販売額の積み上げで社内のどこもかしこもが修羅場と化す魔のシーズンだ。

    普段はホワイトな弊社だが、連日深夜まで続く残業に社員の顔からは明らかな疲労の色が見て取れ、そんな中で些細な事件が頻発していた。

    「あ、桑名さん!さっきの仕様書…ひぇっ…!」

    背後に桑名の気配を感じて検印済みの仕様書を返そうとした女子社員が悲鳴を上げる。

    本来ならそんなに驚くことはないのだろうが、振り向いた先にいたのが桑名ではなく営業部エースで『社内の初恋泥棒』という不可思議な通り名で持て囃される豊前だったのだから彼女が驚いたのも無理はなかった。

    「あっ…ごめんなさい…桑名さんかと思って…間違いました」

    恐縮しきりの女子社員に、「いーよ、桑名に持っていけばいいんだな」と好感度MAXなキラキラの笑顔で答え、豊前は軽快な足取りで総務部へ向かう。

    ところ変わって社員食堂。

    「豊前さんもコーヒーですか?ふえっ…!」

    豊前の気配を感じ、振り向いた女子社員が素っ頓狂な声を上げる。彼女の後ろに並んでいたのはオリーブ色の髪の下、ごくたまに見える甘いマスクで女子社員から『毎日会える王子 1805

    鶴田樹

    DONEむうむうさんからリクエストいただきました!

    【ルーチンワーク】
    「なぁ、それここでやる意味あんのか?」

    呆れ顔の豊前江の横で桑名江はルーチンワークの筋トレを黙々とこなしている。

    爽やかな汗をかきながらマシンと向き合う恋刀は「毎日こつこつやることに意味があるんだよぉ」と相当の負荷にもかかわらず顔色ひとつ変えていない。

    さらには「いつどこで何があってもいいように身体と心を仕上げておくのが本多家の刀だからねぇ」と豊前の仏頂面にも全く動じていない。

    けれど豊前は「だとしても!さすがに今くらいはいいだろ!!」と心の中で叫ばずにはいられなかった。

    なんせ今は主公認、しかも全額官費での慰安旅行の真っ最中だからだ。

    それも高級リゾート地、モルディブの海中ヴィラだぞ?!

    今なら!!本丸の仲間に遠慮することもなく!!のんびりしたりイチャイチャしたり!!優雅にセックス三昧だってできるってのに!!!

    苦い思いを奥歯で噛み締めている豊前に桑名は声色を変えずに言い放つ。

    「いつもはやりたいことやればいいよって言ってくれるのに?」

    「そりゃそうだけど…!」

    確かにみんなやりてーことやりゃーいいんだよと言うのは俺の口癖でモットーだ。

    だけど桑名にはそういう 1389

    鶴田樹

    DONE初音さんリクエスト『連携プレイ』「あちゃ〜!あんな高いところまで」
    「はっはー!あいつらちんまい体でよく登ったな!」

    桑名江と豊前江が見上げているのは樹齢300年を越える立派なイチョウの木。去年の秋にまばゆいほどの黄金色の絨毯を敷いたこの木は一度幹と枝ばかりの寂しい姿になっていた。それが白銀の冬を越え、春を迎えた今、新たな葉がぶわりと芽吹いている。そしてその幹と枝との間に両の手のひらに収まるほどの小さな毛玉が二つ、身を寄せ合って震えていた。

    この二匹はある大雨の日に桑名江と豊前江がまったく同じタイミングで拾ってきたはぐれ猫である。名はクボタとカワサキ。どちらもスタミナがあり、機動力が優れているというところから名がつけられた。

    クボタもカワサキも物怖じしない性格だが、子猫の2匹には自分の能力と世界との折り合い方が掴めていない。今回ばかりは楽しさに任せて高いところまで行き過ぎたらしい。完全に降り方がわからなくなって身動きが取れなくなってしまったようなのだ。

    それにしてもよくあんな高さまで登ったものだ。二匹がいる高さは桑名江と豊前江の身長を足したところより更に上。みぃみぃと助けを呼ぶ声が聞こえなければ二振りが小さな 1546

    鶴田樹

    MOURNING初見の悲鳴(豊前江関係)からの2日目豊前江感想

    悲鳴なのでまた文章整えずに出してます。混乱っぷりをお察しくださいませ。

    そしてしょっぱなから大暴投勘違い解釈ぶちかましてます。
    不愉快な気持ちになられると思いますので、先に謝らせてください。申し訳ございませんでした。
    まず…やっぱりなんですけど、

    ちゃんと知らねぇと殺せねぇからな(うろ覚えすみません)

    ですよね。

    最初、サイコパスかなって思いました。

    そういう底知れなさが爽やかなマスクの下でどろっどろに煮凝ってる推し大好きなので、それはそれで最高に最高だが本当にそうなのか?これは私の性癖を通した色眼鏡越しの豊前江だな。ごちそうさまです。しかしそれとは別に一般の解釈をしたらどうなるんだろう、ってところで、

    豊前江、心が広すぎてどんなにしんどい思いも内包できちゃうストレス耐性激ツヨ男士なのか?

    だから、殺すべき人間とわかっている相手だったとしても、その人となりを見届けた上で殺す、そういうしんどい過程も全部受け容れられる度量の持ち主ってことなのかな。

    さらにはあのなんでも受け入れるよってスタンスの中でも、彼なりの線引きがあって、ただ唯々諾々とミッションをこなすことを是としない一面もあるってこと…?

    わっかんねーけど、が口癖だけど、わっかんねーままでいいとは思ってなくて、わっかんねーっていうことでみんなの思いや主張を守れるからわっかんねーで全部を包み込んであげるよってことなのか。

    公式(ミ 1978

    鶴田樹

    MOURNING初見の悲鳴(書き漏れてたところ)

    豊前くんに対する感情はまた別途書きます
    初見の悲鳴(書き漏れてたところ)

    今回のお話、やっぱりわっかんねー!だったんだけど、これはBUILD(江戸城)&SCRAP(倒幕)とその作られた江戸を守ろうとするもの(と壊そうとするもの)の鼎立のお話だった…という解釈でいいのかな

    そしてそれが放棄された世界であっても、正史(今、文書として残っていて強く信じられていて力を持つ歴史)であっても人の思いや存在はなかったことにはならないし、役に立つとか立たないとか(特に舞台とかのエンタメ産業はこの時期一番最初に切り捨てられるべきもの認定されて(制限とか保証とかの件で)そのことに対する気持ちも強くこもってたように思う)そういう物事の尺度に合わなくても大事なものはたくさんあるよ。むしろすべての人、事象は大事な意味を持った大事な存在だよ。っていうメッセージに感じたかな。

    この辺はコロナ下(禍)の現状とその現状の中で悩みもがくすべての他人を肯定するためのメッセージを込めたい!っていう御笠ノさんの強い意図を感じたし、それをはっきりと発信して、刀ミュファン(観客全員)を勇気づけたい!っていう人間くさい愛情を感じて、刀ミュ、及び脚本をドンピシャで好き 1376

    鶴田樹

    MOURNINGここおぼ初日の新鮮な悲鳴

    本当はもっともっともっとあるけど掻い摘みました。一部のみです。
    三日月さんっていった!!!
    三日月さんって!!!いった!!!

    100振りくらいいる刀剣男士の中で接点なさすぎる最推し→最推しの呼び方教えてくださったのなんなんですか?バースデープレゼント??誕生日12月でしたありがとうございます。

    くもさんの子おどりじょうずすぎる

    大典太さん前世も今世も来世も大典太さんでしたね??!
    首ゴキッ!が本刃すぎました
    踊り最高に上手でした

    まろの顔が美少女ビスクドールの付喪神だった…ありがとう……


    さみのぶぜん、って手を上げたとこすきまじよき

    桑名くんと豊前くん声の親和性最高ですね同じパート歌ってくれてありがとう

    さみくん蹴られた時よかった

    平将門さんを選ぶあたりそこーぐんわかってますね!いい人選です!歴史を変えるには強い人仲間にするのが一番だもんね!日本三大怨霊のお一人で今もすごいお力発揮しまくってる方だもんね!(調伏できてよかったね!)

    桑名くんの汗のふきかたさいこうだった

    くもさんのお腹痛いときいっぱいたべたらもっとお腹痛くなっちゃうよさいこう

    豊前くんと桑名くん見に来たらまさかのみかで死んだ

    三日月包囲網増やしてくれてありが 947