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    ミマス

    まぐたく

    DOODLE⚠️キャプション必読
    この話はゼルダの伝説37周年記念とティアーズオブザキングダムの発売決定を祝うつもりで書いたものです。
    ・ブレワイ(ティアキン)のリンクとマスターソードの精霊ファイが対話する話です。
    ・ブレワイのリンゼル前提
    ・スカウォのにおわせを多分に含みます。
    ・ティアキン発売前に書いた小説のため今読むと内容が異なりすぎて吐血します。
    以上OKな方のみ先へお進み下さい。
    いつか巡り逢うその瞬間 厄災ガノンの本体、ガノンドロフが目の前に立ちはだかっている。
     目を剥くスピードでこちらに伸びる怨念の手から逃れることは出来なかった。聖剣・マスターソードとそれを握る己の右手は怨念にじわじわと侵食されていった。
     右腕に走る激痛に意識が飛びそうになる。
     特に、マスターソードに触れている手のひらは言葉に出来ぬほど痛かった。まるで“マスターソード自身の”痛みが、繋がった部分から流れてきているみたいだった。

    「リンクっ!!」

     後ろから己を呼ぶ叫び声が聞こえた瞬間、激痛で霞んでいた意識が現実へと押し戻される。
     ハッとして後ろを見ると、まさに今この瞬間、ゼルダが裂けた大地に飲み込まれようとしていた。

    「…っ!」
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    so_fte7

    PROGRESSSF風銀河眼組の進捗と尻叩き用

    ヌメロンコード後
    『月面から帰還したはずの天城カイトのDNAが一致しないSF風if世界線』

    ※ミザカイ・カイミザどちらも含みます
    ※宇宙についてなど諸々は素人の知識故に、
     間違い等などあると思いますがご了承ください
    ・プロット段階なので随時加筆修正有
    ・そのうち本に出来たらいいな~~~
    【ミザカイミザ】タイトル未定人は願いを語るとき、誰に受け取ってほしいのだろうか。

    さしずめそれは、ため息の如く自然と出てしまった泥にも似て、もしくは、恋焦がれた末の灰なのかもしれない。それを知るのは、いつになろうか。

    月の輪郭に、オレは抱かれていた。嫋やかに、冷たく、寂しい。

    孤独ではない気はした。だがそれを保証するものは、誰一人として居ない。
     眼を覚まさなければ───漠然とした、朝起きるように自然と夢の微睡の中で掴む意識のように、手を、どうにか。

    天城カイトは、そうしたかった。
     だが、彼の腕は上がらない。まるで己の体ではないような、鋼鉄の檻に魂が詰め込まれたかのように。指を象る感覚も、腕を持ち上げようとする筋肉の軋む熱も無い。
    ましてや、己が今見ている瞼の裏は、果てない闇の先なのか、それとも遠い遠い記憶の先なのか。
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