Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    メッセージ

    ポイピク公式

    INFOメールとパスワードによるログインについて多くのお問い合わせをいただいておりますので、いくつかのよくあるケースについてご案内いたします。

    [メールが届かない]
    1. ポイピクからのメールは"info@poipiku.com"より送信されます。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダのチェックや、ドメイン制限フィルタへの登録をお願いします。

    2.かつてない勢いでメールを配信していたため一時的にメールサーバに障害が発生していました。先ほど増強したため、1.でうまく届かない方はもう一度お試しください。


    [メールアドレスが登録できない]
    メールアドレスの登録時「このメールアドレスは登録できません。」とのエラーメッセージがあらわれる場合、入力されたメアドが他のポイピクアカウントで既に使われている可能性があります。

    心当たりがありましたら、メールアドレスとパスワードによるログインをお試しください。心当たりがなかったら、こちらのページからお問い合わせください。

    https://poipiku.com/ForgetPasswordPcV.jsp


    [ログインできない]
    1.特にgmailで、メールアドレスが異なっているケースがあります。
    (1) “poipiku+aaa”というアドレスを使うことがありますが、”+aaa”をつけ忘れているケース。
    (2) ”.”が抜けていたり別の位置にあったりするケース(“poi.piku”, “poipi.ku”)

    2.パスワードは大文字小文字や全角半角文字を区別します。

    3.botによるログインと誤認識され、ログインがリジェクトされるケースがあります。

    sirokuma594

    DONE200年物のメッセージボトルがようやく退治人の元に流れ着いた話
    #ドラロナワンドロワンライ一本勝負 (@DR_60min)よりお題「海」で書かせていただいたものです。
    純情inボトル、onペイパードラルクが初めて手紙を書いたのは、8歳の時の海辺でのことだった。

    流れる水の傍というのは、吸血鬼にとって昼と同じくらい恐ろしい。虚弱なドラルクであれば尚更だ。人間の子供であっても海の事故は多いという。当然、心配性の父母はドラルクを海になど連れていきたがらなかった。

    「おじいさま、あれはなんですか?」
    「手紙。瓶に入れてどこかの誰かが流したの」
    「てがみ! よんでみたいです」

    偉大かつ子供のような祖父の腕に抱かれ、ドラルクは海辺の綺麗な小瓶を指差した。夜の砂浜に動くものは二人の他になく、曇り空の果てから真っ黒な水が唸るように打ち寄せる音だけが聞こえていた。
    ドラルクは祖父に似て好奇心が旺盛だった。血族には内緒の二人きりの冒険にも当然付いていく。手紙入りの綺麗な小瓶も当然欲しがった。祖父はキラキラと期待に満ちた孫の顔を見て、裾が濡れるのも構わずにざぶざぶと波打ち際を歩いて行った。祖父の大きな手の中に収まった透明な丸い瓶を見て、ドラルクはさらに目を輝かせた。
    5312