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    モブ

    YOUNANA0123

    DOODLEぐろっく君に過去モブロイからのミタロイを書いてもらったよ。モブロイからのミタロイが好きすぎてワンパターンでごめんなさい。
    ロイはこんなの1人や2人じゃなさそう。
    過去の亡霊薄暗い部屋に差し込む月光が、オスカー・フォン・ロイエンタールの姿を浮かび上がらせていた。黒に近いダークブラウンの髪が肩に流れ、その下で右目は深い闇のような黒、左目は凍てついた青に輝く金銀妖瞳が異様な美しさを放つ。彼の顔立ちは完璧で、まるで神話の神が彫り上げた彫像のようだ。しかし今、その瞳には隠しきれぬ暗い影が宿り、唇には緊張が刻まれていた。隣に立つウォルフガング・ミッターマイヤーは、そんなロイエンタールの横顔を見つめていた。戦場での鋭い眼光とは裏腹に、今の彼の表情は柔らかく、ロイエンタールへの深い愛情が滲んでいる。
    「ロイエンタール、どうした?」ミッターマイヤーの声は優しく、それでいてどこか心配げだ。彼の手がロイエンタールの肩に触れると、その細い体がわずかに震えた。「何でもない、ミッターマイヤー。ただ疲れているだけだ」とロイエンタールは笑みを浮かべてみせたが、それはあまりにも儚く、ミッターマイヤーの胸を締め付けた。彼は一歩近づき、ロイエンタールの顎をそっと持ち上げ、金銀妖瞳を覗き込む。「隠さないでくれ。俺には分かる。お前が何かに苦しんでることは」ミッターマイヤーの指が、ロイエンタールの頬をゆっくりと撫でる。その温もりに、ロイエンタールは一瞬目を閉じた。
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    ことこと

    MOURNING※私の方が先に好きだったのにネタ
    ※1~100までモブ視点 自我強め
    ※着地点が分からず供養
    ※モブが龍水に向けて殺意を持った所がサビです
    ※誤字脱字チェックしてないので、見つけても無視してくれると助かります
     石化前の世界で私はちょっとしたカリスマ美容師だった。SNSのフォロワーは万ぐらいは普通にいたし、有名なモデルのカットも担当したりした。働いていた美容室では、私の指名で予約はいっぱいだった。若いからとごく一部の先輩からはやっかみを受けてはきたけれど、それにもへこたれずに実績を積み重ねて、私は徐々に周囲から認められていっていた。なのに、汗水垂らし時には酒に溺れながらも、こつこつと努力して築いてきた、私の美容師人生は石化とかいうわけのわからない光で、全てがぱあーになってしまった。
     獅子王くんが私を石化から復活させたのは、あさぎりくんからの助言があったかららしい。身だしなみを整える子がいたら、心に少しでもゆとりが出来るでしょとのことだ。そうして、復活した私は顔面国宝と一部界隈で崇められている獅子王くんと、マジシャンとして活躍している芸能人のあさぎりくんを目の前にして、無論、ドッキリを疑った。だって、あさぎりくんはまだ何かのアニメのコスプレとして通用する服を着ていたけど、獅子王くんやその他の人達は、歴史の教科書で見た原始人みたいな格好をしていたのだから。
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