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    ラドン

    int168

    MOURNING漫画のネタは思い付いたら文章で書き残しておくことがあって、これもそうです。なので小説と言うより、後で読み返したときにそれなりにわかればいいやっつうノリのメモみたいな感じです。でもこねくり回してたらどんどん長くなってしまって自分の画力では描けなそ~とか思って温めてたら8年くらい経ってました。一度これをベースにした超雑漫画も描いたんですが、内容はわりと違うものになりました。もったいないので供養です。
    病葉焼けた塔に見回りに行くマツバ。
    塔で冷たくなっているポケモンを見つける。
    「またか…」
    焼けた塔にはよく命が尽きかけた野生のポケモンがやって来てそのまま息絶えることがあった。
    その日見たポケモンには首にスカーフが巻いてあった。
    捨てられたか、逃げてきたか、あるいは。
    マツバはそっと抱き抱えると塔を後にする。

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    「君が好きだ」
    ミナキの突然の告白に面食らうマツバ。
    「君、何を…」
    「驚くのも無理はない。気持ち悪がられるのも承知の上だ。でも私は、君に気持ちを伝えたかったんだよ」
    「ミナキくん、ぼく突然すぎて何て言ったらいいか…」
    微笑んでいるミナキ。
    「マツバ、返事は、」
    「返事は時間をもらっていいかい?少し考えてみたいんだ」
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    真砂長文倉庫

    DONE2024カレンダーに脳を焼かれて書きました。
    高3夏休み設定他色々捏造していますので、ご注意ください。
    弓場隊・王子隊全員の動向を追ってみました。

    そしたらどんどんキャラ増えた……www最早CP詐欺だろコレ。済みません。

    皆、倖せであれ。

    蔵っち、も一度誕生日おめでとう!
    蔵誕2023蔵王&ワンドロワンライ「夏祭り」(15.5時間) 『Holiday Snapshots』「ほら、できたぞ」
     ぽんぽん、と角帯を叩いて終了を知らせる。
    「どう?似合うかい?」
     くるりと身体を翻す。藍鼠の小千谷縮に銀鼠の帯を合わせた王子が、まだ唐茶色のシャツと亜麻色のアンクルパンツを纏う蔵内に問う。立てていた右膝を伸ばしていつもの視点に回帰すると、蔵内は数歩下がった。
    「ああ、似合うぞ」
     腕を組み目を細め、軽く首肯した。柘榴石が柔らかく輝く。八畳間の片隅にある、衣文掛けに掛けられた鉄紺の小千谷縮を携えようとする蔵内を、軽く制する。
    「ぼくもやってみたい。いいかい?」
     きらきらと輝く土耳古石。厚めの唇が綻んだ。
    「勿論、どうぞ。しかし、それなら俺が先に着付けて貰ったほうが良かったかな」
     無論、一般家庭で育った王子に着付けの経験はない。それでも、黙々と自分を着付ける蔵内の手際の良さに魅了され、やってみたくなってしまったのだった。だから、その提案には意味が無かった。配慮に感謝しつつ、憂慮を打ち消す。
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