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    ラドン

    an9_ct

    TRAININGテツと相棒の話
    テツなら相棒のために病院連れていって検査するでしょ…からくる内容 病院のモブ視点



    テツは界隈以外のひとからどんなふうな印象持たれたりするのかな、てのも考えて書いたらあれ?ちょい夢入ったかな?てなったので苦手な方は自衛よろしくです
    「ただいまー」
    休憩から戻ってきたら院内の空気がなんだか変だった。
    緊張から張り詰めたような、ピンとした……という例え、小説なんかで読んだことがある。あんな感じ。
    ヤバい患畜でも来たのかと同僚に目線を向けると、わたしの意を察してくれたのか、小さく顎で待合室を指された。
    どんだけヤバい人?それとも患畜なんだ?興味本位が勝ってそろりと顔を覗かせ、そして納得した。
    いつもはいろんな動物の鳴き声や物音、飼い主さんの気持ちが落ち着かない空気、そういうのが漂ってある意味混沌としている待合室が、何の音もなく、しん、としている。
    いや、なんの音もないは言いすぎた。多少は物音だってあるけど、それは居心地悪くて身動ぎする動物たちであったり飼い主さんたちであったり。いつもふんぞり返って偉そうに三人分のソファスペース使ってるあの飼い主さんも、今日はキャリーケースを膝のうえに抱き、足を閉じて小さく一人分のスペースに納まっていた。なんだ、やればできんじゃない。ちょっと面白くなって声をころして笑ってしまった。
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    int168

    MOURNING漫画のネタは思い付いたら文章で書き残しておくことがあって、これもそうです。なので小説と言うより、後で読み返したときにそれなりにわかればいいやっつうノリのメモみたいな感じです。でもこねくり回してたらどんどん長くなってしまって自分の画力では描けなそ~とか思って温めてたら8年くらい経ってました。一度これをベースにした超雑漫画も描いたんですが、内容はわりと違うものになりました。もったいないので供養です。
    病葉焼けた塔に見回りに行くマツバ。
    塔で冷たくなっているポケモンを見つける。
    「またか…」
    焼けた塔にはよく命が尽きかけた野生のポケモンがやって来てそのまま息絶えることがあった。
    その日見たポケモンには首にスカーフが巻いてあった。
    捨てられたか、逃げてきたか、あるいは。
    マツバはそっと抱き抱えると塔を後にする。

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    「君が好きだ」
    ミナキの突然の告白に面食らうマツバ。
    「君、何を…」
    「驚くのも無理はない。気持ち悪がられるのも承知の上だ。でも私は、君に気持ちを伝えたかったんだよ」
    「ミナキくん、ぼく突然すぎて何て言ったらいいか…」
    微笑んでいるミナキ。
    「マツバ、返事は、」
    「返事は時間をもらっていいかい?少し考えてみたいんだ」
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