ローグ
その辺のR
DONEほろスコ。エピローグ思ったよりマイルドな仕上がりになりました。これは何とも穏やかなハピエンに見えます。良かったね
あと最終回でタイトル回収って王道だよね。正確には若干違うが(※誤差。片仮名なだけ)
Polophylax 居ない。どこにも、居ない、居ない。存在が確認できない。必ず何処かに居る筈のほろかが見つからない。
どうしようもない程の不安と焦燥に塗れた思考回路。いつからかその一部に[[rb:最悪の想定 > ・・・・・]]が陣取ってからはより一層感情が全てを塗り潰さんとしてくる。
(それならそれで事実確認をしなくては……)
故に探す、捜す──ネットの端から現実側の隅々を、見つけるその時までずっと……そんな日常をひたすらに繰り返していた。
何故俺は一人で、常に傍に居た筈のほろかは行方不明で、データは絶えず蝕まれ消えてゆくのか。その一切すら相も変わらず原因不明のエラーに阻まれ[[rb:読み込めない > 思い出せない]]。
2994どうしようもない程の不安と焦燥に塗れた思考回路。いつからかその一部に[[rb:最悪の想定 > ・・・・・]]が陣取ってからはより一層感情が全てを塗り潰さんとしてくる。
(それならそれで事実確認をしなくては……)
故に探す、捜す──ネットの端から現実側の隅々を、見つけるその時までずっと……そんな日常をひたすらに繰り返していた。
何故俺は一人で、常に傍に居た筈のほろかは行方不明で、データは絶えず蝕まれ消えてゆくのか。その一切すら相も変わらず原因不明のエラーに阻まれ[[rb:読み込めない > 思い出せない]]。
Handadadaaaa
MAIKINGケル捏造。ハッピーエンドから少し後の時間軸でサニーとヒロがケルに会いに行く話のプロローグ的なもの。ケルがちょっと病んでる。※お引越し前の3日間をケルの誕生日の数カ月前くらいの設定にしてます。 3729
てとら
PROGRESS廃人の狛枝と見舞いに来る苗木の話。暫定プロローグ。 その日もボクは狛枝クンの病室の扉を叩いた。
「狛枝クン、苗木です」
返事が返ってくる事は無いが、無言で入るのも何となく気が引けてしまう。だから、こうやってひと声かけるようにしている。
案の定、扉の向こうからは何も聞こえてこない。それでもボクは一呼吸置いてから、扉に手をかけた。
「入るね。失礼します」
いつもこの瞬間が緊張する。部屋にいるはずの狛枝クンの姿をこの目で見るまで、どこか安心できない気持ちがある。
ガラリと引いた扉の奥はひどく殺風景で、人が生活するには物足りないというか寂しい印象を抱く。病室だしそれが普通だと言われればそうなんだけれど。それでも、ここで過ごしている人がいるなら(それが自分のよく知ってる人なら尚更)、少しでも心地良い気分でいてもらいたいなと思ってしまう。
1166「狛枝クン、苗木です」
返事が返ってくる事は無いが、無言で入るのも何となく気が引けてしまう。だから、こうやってひと声かけるようにしている。
案の定、扉の向こうからは何も聞こえてこない。それでもボクは一呼吸置いてから、扉に手をかけた。
「入るね。失礼します」
いつもこの瞬間が緊張する。部屋にいるはずの狛枝クンの姿をこの目で見るまで、どこか安心できない気持ちがある。
ガラリと引いた扉の奥はひどく殺風景で、人が生活するには物足りないというか寂しい印象を抱く。病室だしそれが普通だと言われればそうなんだけれど。それでも、ここで過ごしている人がいるなら(それが自分のよく知ってる人なら尚更)、少しでも心地良い気分でいてもらいたいなと思ってしまう。
hirata_cya
DONE本当に怖いのは生きている人間。シャアシャリでソドンにまつわる怪しい話になる予定。プロローグはザベくんとコモちゃんと中佐しかいません。
ソドン怪談ソドン怪談 プロローグ 0085
みてみて、と。今時そうは無い厚めの紙束を持った華奢な手が、白い紙束ごとひらひら閃いた。
「紙の報告書?」
珍しいな、と見せびらかされたものの見た目に関する無難な感想を述べる。
宇宙世紀0079年。地球に住む人間、アースノイドを中心として成る地球連邦と、地球連邦の支配下から脱却し、より高度な自治を行うことを目指すスペースノイドのコロニー国家、ジオン共和国との間で独立戦争が起きた。俗にいう一年戦争である。
戦争当時、レーダーを妨害する不可視の物質「ミノフスキー粒子」が開発され普及した。
粒子の散布された場所においてはレーダー精度が著しく低下しほとんど使い物にならなくなるのみならず、遠距離における無線通信は不可能となり、果ては機械製品の集積回路が機能障害を起こす事態となった。
3330みてみて、と。今時そうは無い厚めの紙束を持った華奢な手が、白い紙束ごとひらひら閃いた。
「紙の報告書?」
珍しいな、と見せびらかされたものの見た目に関する無難な感想を述べる。
宇宙世紀0079年。地球に住む人間、アースノイドを中心として成る地球連邦と、地球連邦の支配下から脱却し、より高度な自治を行うことを目指すスペースノイドのコロニー国家、ジオン共和国との間で独立戦争が起きた。俗にいう一年戦争である。
戦争当時、レーダーを妨害する不可視の物質「ミノフスキー粒子」が開発され普及した。
粒子の散布された場所においてはレーダー精度が著しく低下しほとんど使い物にならなくなるのみならず、遠距離における無線通信は不可能となり、果ては機械製品の集積回路が機能障害を起こす事態となった。
sy_u_ka_1013
DOODLEフラット表情推移最初からエピローグまで笑顔を崩したのは最後のあの時1度かもしれない
最後の時に服とか武器は残ってるのか全部消えるのか分からなかったけどとりあえず服とかは残ってるって想像をして描いた
low_O2
DOODLE海遊記沿いエピローグあと何シーンか増やしてもいいな
海遊記沿いエピローグ「此方とヨンジは瓦礫の撤去。レイジュは科学等の薬品処理。イチジとニジは自室待機……総帥殿から研究の要請があるかもしれないので備えるように。今日の予定は以上。質問、異議等あれば此方に」
手元のボードを見ながらフェムは言う。今は朝食の時間、円卓に座した彼女以外のヴィンスモーク家の面々は、食事をしながら彼女の指示を聞いていた。
ジェルマ王国は現在、復興の最中である。艦はいくつか減ったし、居住区以外では瓦礫が残っている場所も多い。だから彼らもその力を貸している。本来ならばそんなもの兵士どもにさせておけば良いと放っておくところなのだが、国王である彼らの父親から命じたので従うほかあるまい。そのジャッジは現在、シーザー・クラウンと意気投合しNEO MADSなるものを結成し研究に勤しんでいるのだった。
1291手元のボードを見ながらフェムは言う。今は朝食の時間、円卓に座した彼女以外のヴィンスモーク家の面々は、食事をしながら彼女の指示を聞いていた。
ジェルマ王国は現在、復興の最中である。艦はいくつか減ったし、居住区以外では瓦礫が残っている場所も多い。だから彼らもその力を貸している。本来ならばそんなもの兵士どもにさせておけば良いと放っておくところなのだが、国王である彼らの父親から命じたので従うほかあるまい。そのジャッジは現在、シーザー・クラウンと意気投合しNEO MADSなるものを結成し研究に勤しんでいるのだった。
low_O2
DOODLE海遊記沿い5あとエピローグ的なのでおわり
海遊記沿い5 ジェルマ王国、科学棟。
王子二人の帰還に湧く兵士たちを分厚い石壁で隔てた静かな室内は、しかしどこか浮き足立っていた。それは、僅かに動作の軽いイチジたちにも言えること。性急に整備せねばならない箇所ばかりだというのに、不思議と心の内は軽快であった。
「フェム。お前、兵士たちの前に立たなくて良いのか」
「ええ。アタシがいなくても良いように訓練してあります。クローンといえどそこまで木偶ではないのでね。それに……アタシはもう指揮官ではない。辞表を出したはずですが、イチジ殿下?」
廊下に置かれた椅子に座り、向かい合ったイチジとフェムは会話を交わす。先の撤退戦と奪還戦で酷使した身体のメンテナンス待ち。今はニジとヨンジの点検中なので二人がここで待っている必要などないのだが……何故だか、ここで座っていた。レイジュのように自室で休んでいたとて問題はないし、別に自室が損壊しているわけでもないのに、である。
4673王子二人の帰還に湧く兵士たちを分厚い石壁で隔てた静かな室内は、しかしどこか浮き足立っていた。それは、僅かに動作の軽いイチジたちにも言えること。性急に整備せねばならない箇所ばかりだというのに、不思議と心の内は軽快であった。
「フェム。お前、兵士たちの前に立たなくて良いのか」
「ええ。アタシがいなくても良いように訓練してあります。クローンといえどそこまで木偶ではないのでね。それに……アタシはもう指揮官ではない。辞表を出したはずですが、イチジ殿下?」
廊下に置かれた椅子に座り、向かい合ったイチジとフェムは会話を交わす。先の撤退戦と奪還戦で酷使した身体のメンテナンス待ち。今はニジとヨンジの点検中なので二人がここで待っている必要などないのだが……何故だか、ここで座っていた。レイジュのように自室で休んでいたとて問題はないし、別に自室が損壊しているわけでもないのに、である。
カノエ
MAIKING厄災を倒した後その場からも皆の記憶からも消えてしまった晶をフィガロが(賢者とは知らず)偶然拾ってなんやかんやいい感じになる予定の話のプロローグです。
すごく少し
霜天に星 雪というのは存外質量を持つものだ。
北の国で生まれ育った生き物にとってはわざわざ確認するまでもないそんな事実を改めて実感し、フィガロは無聊に目を細めた。
立ち入った頃には儚ささえ感じさせる粉雪だったものが、北端に近付くにつれ段々と激しさを増していく。無遠慮な吹雪に晒される、冷たい北の空を飛ぶ感触を懐かしんでいたフィガロだったが、さすがにそろそろ煩わしくなってきた。
──まったく、面倒な事だ。
本日何度目かもわからない溜息を零しながら、小さく呪文を唱えて叩きつける雪の欠片を掃う。
そもそもの発端は、どこからかネロを連行してきた双子がどうしても星屑糖を使ったチュロスが食べたいなどと言い出したことだ。厄災を倒し自由の身になった後は東の国で料理屋を開いたのだと聞いていたが、当たり前のように双子に所在を把握されているというのはもはやかける言葉もない。
2394北の国で生まれ育った生き物にとってはわざわざ確認するまでもないそんな事実を改めて実感し、フィガロは無聊に目を細めた。
立ち入った頃には儚ささえ感じさせる粉雪だったものが、北端に近付くにつれ段々と激しさを増していく。無遠慮な吹雪に晒される、冷たい北の空を飛ぶ感触を懐かしんでいたフィガロだったが、さすがにそろそろ煩わしくなってきた。
──まったく、面倒な事だ。
本日何度目かもわからない溜息を零しながら、小さく呪文を唱えて叩きつける雪の欠片を掃う。
そもそもの発端は、どこからかネロを連行してきた双子がどうしても星屑糖を使ったチュロスが食べたいなどと言い出したことだ。厄災を倒し自由の身になった後は東の国で料理屋を開いたのだと聞いていたが、当たり前のように双子に所在を把握されているというのはもはやかける言葉もない。
yak
PAST2023年鯉誕、ちいコイ展示、その1。月鯉。原作軸。最終回から10年以上後、月島の軍属最後の日。pixivに展示しているhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19064686のエピローグにあたります(短編連作の本編はまだ終わっておりません)が、これだけで読めます。
ことほぎ 兵舎から正門へと向かう道は、よけられた雪の中にうっすらと新たな雪の白化粧をして延びている。月島は、軍靴で浅い雪を踏みしめながら門に向かって歩いていた。門の傍から塀に沿って両側に並んでいる木はキタコブシで、兵舎を新築した当初移植した桜の木が根付かなかった代わりに植えられたものと聞いたことがある。敷地内のキタコブシは、雪の嵩は減ってきたとはいえまだ寒さ厳しいこの時期に、大きく広く伸ばした枝に多くのつぼみをつけ始めている。つぼみは微かに紅色を帯びた白色で、暮れ始めた薄暗い空と白く重なる雪の中、ほのかに温かな色を灯す。幾つものつぼみを目に映しながら、これらが開く姿をもう自分は見ないのだと思うと、不可思議にも思える感慨が腹にまた一つ積もった。兵舎に置いてあった少ない私物を今担いでいる頭陀袋の中に詰めたときも、直属の部下に最後の申し送りをしたときも、毎日通った執務室を辞したときも、兵舎の玄関を出たときも。一つずつ、腹に感慨が積もっていって、それは今やじわじわと腹の内か胸の内かを温めるようだ。
3860つーさん
DONEいつかちゃんと全部書いて本にしたいなって思ってる、種自由前に相棒から恋人になるディアイザのお話のプロローグ。WEBイベントの賑やかしにとりあえずこれだけでも、みたいな感じで持ってきた。全文完成日は未定←※ミリアリアがいますが、別にディアミリ要素はありません。うちの二人は友人。
ディアイザ続き物プロローグ。 世界平和を目的とした武力組織を作る。他の誰かがそんなことを発案したならば、私兵を手にしたいだけだろうと一笑に付されただろう。だが、その声を上げたのは、オーブ首長国連邦の現代表であるカガリ・ユラ・アスハだった。二度も国土を焼かれる経験をし、父を失い、自らも戦場にてモビルスーツを操った女傑の言葉であったからこそ、その発案は受け入れられることとなった。
オーブを発案者とし、他陣営も協力して一つの組織を作り上げる。各々の思惑は絡めども、あくまでも独立した武力組織としての設立を目指すというのがカガリの主張であった。
その、世界平和監視機構コンパスという組織には、オーブ軍とザフトから戦闘員が派遣されることとなった。ナチュラルとコーディネーターの混成部隊となるが、そもそもオーブはナチュラルが主体とはいえコーディネーターと共存する国である。そこの軍人達も、味方となったコーディネーターへの悪感情は抱かないだろう。
2469オーブを発案者とし、他陣営も協力して一つの組織を作り上げる。各々の思惑は絡めども、あくまでも独立した武力組織としての設立を目指すというのがカガリの主張であった。
その、世界平和監視機構コンパスという組織には、オーブ軍とザフトから戦闘員が派遣されることとなった。ナチュラルとコーディネーターの混成部隊となるが、そもそもオーブはナチュラルが主体とはいえコーディネーターと共存する国である。そこの軍人達も、味方となったコーディネーターへの悪感情は抱かないだろう。
sakura_akatuki
PROGRESSdi先生夢。春コミで出したwithLoveの続きというかアンサーまではいかないかもしれないけどdi先生サイドの話の出だし。先生から夢主へのモノローグ次からwithLoveラストの見合いの時のアンサー
PASS:di先生の身長3桁半角数字
di先生の雛鳥設定 2038
hirata_cya
PROGRESS・軍事知識は無い・ソドンの構造は全部嘘 ウソドン
・メインブリッジ→一番上
・サブブリッジ→真ん中あたり
・格納庫→一番下
・大佐が遊んでるだけということでお楽しみください
冒頭部分→https://poipiku.com/7887705/11517886.html
エピローグ(2ページ目から)
→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24382867
ソドン鬼ごっこ(本編)「78番ハッチを目視確認!開放状態でありますが、侵入者の姿はなし!」
「探せ! 第二艦橋の周囲を虱潰しだ! 銃座の周りもくまなく調べろ、あれだけ目立つ人だ、そう長く逃げ隠れはできん!」
第一艦橋へ続くエレベータの扉は冷たく固く閉ざされている。
「侵入者の捜索は難航しているようであります」
エレベータホール前の警備を任命された兵士のひとりが、受話器に耳を付け、通信機から飛び込みつづける情報を端的に告げた。
「……不気味だな」
この場の指揮を任されている軍曹は、眉をひそめて項を掻きむしる。
第一艦橋へ続く最短ルートはこのフロアにあるエレベータだ。
しかし、エレベータは一度乗り込んでしまえば到着するまで逃げ場がなく、搭乗階と到着階が各フロアに表示されるため待ち伏せに遭いやすい。安全を期すならエレベータを使わず連絡通路で遠回りする選択肢を取るだろう。
10096「探せ! 第二艦橋の周囲を虱潰しだ! 銃座の周りもくまなく調べろ、あれだけ目立つ人だ、そう長く逃げ隠れはできん!」
第一艦橋へ続くエレベータの扉は冷たく固く閉ざされている。
「侵入者の捜索は難航しているようであります」
エレベータホール前の警備を任命された兵士のひとりが、受話器に耳を付け、通信機から飛び込みつづける情報を端的に告げた。
「……不気味だな」
この場の指揮を任されている軍曹は、眉をひそめて項を掻きむしる。
第一艦橋へ続く最短ルートはこのフロアにあるエレベータだ。
しかし、エレベータは一度乗り込んでしまえば到着するまで逃げ場がなく、搭乗階と到着階が各フロアに表示されるため待ち伏せに遭いやすい。安全を期すならエレベータを使わず連絡通路で遠回りする選択肢を取るだろう。
Siki_716
INFO▼CoC「連れ去ってよ、エピローグ」▸ᴋᴘᴄ¦ᴋᴘ
William・Thompson¦せきせ
▸ᴘᴄ¦ᴘʟ
Weiss Carter¦Siki
(※敬称略)
▼ᴄʟᴇᴀʀ 2025.3/19 2
mihumihumi
DONEこちらの(https://poipiku.com/534829/11500295.html)エピローグで、人間ブラックの悪魔に対する所感です。種族反転ブラさと、流行れ。。。。。。 5
imo_an3
DONE・混濁論破プロローグ終了後。・関係捏造有
・口調、性格、思考の解釈違いの可能性有
気まぐれ わずかに痛む右腕とお腹を軽く抑えるアリス。ちょうど23:00を過ぎた時間の廊下は誰もおらず、普段は遠くから聞こえる賑やかな声が嘘だと思うぐらい静かである。
だが、これくらいがちょうどいいと思いながらアリスは食堂に向かっていた。
ここ数日、アリスは満足に食事を取れていなかった。足や腕ならともかく、お腹を貫通していた以上、ゼリーやヨーグルトと言った限られた食事しか口にすることができず、物足りなさを感じていた。
せめてもの反抗(という名の意地)として何か固形物でも食べてやろうと、誰もいないであろう時間にこうして足を運んでいた…のだが。
「あ」
「は、なんでここにいるわけ?」
本当に驚き、同時に呆れたような態度を取るのは同じく才能を認められた生徒、和泉である。
1818だが、これくらいがちょうどいいと思いながらアリスは食堂に向かっていた。
ここ数日、アリスは満足に食事を取れていなかった。足や腕ならともかく、お腹を貫通していた以上、ゼリーやヨーグルトと言った限られた食事しか口にすることができず、物足りなさを感じていた。
せめてもの反抗(という名の意地)として何か固形物でも食べてやろうと、誰もいないであろう時間にこうして足を運んでいた…のだが。
「あ」
「は、なんでここにいるわけ?」
本当に驚き、同時に呆れたような態度を取るのは同じく才能を認められた生徒、和泉である。
Autumn20aAkhr
DOODLEMOミニ日記。関係性などの整理用簡易メモプロローグでJackが連れていた仲間にいた目が大きい子、たぶん最初に助けたヤク中の子だと思うんだけど、違ったら修正します 2