ローグ
om85549
PROGRESS新しい同人誌に入る漫画です!こんな感じでネットにほぼ載せていくと思います(エピローグ的な部分や1P漫画除いて
新刊50ページ予定で短編と中編くらいの漫画が入ってます。イラスト描いてくださったゲストさんもいらっしゃいます…!!脱稿したらまた詳しくサンプル載せたいです〜! 2
2watoyo
DONEタグ:いいねされた数だけ書く予定のない小説の一部を書く202506_04
あやか>どこか在住のモブ
有給をとって夢の国にかけつけた人のモノローグ。
【AYAKA>モブ】有給をとって夢の国にかけつけた人のモノローグ。 そこは、夢の国だった。
ついにたどりついた、理想の世界だった。
有給をとって初日に駆けつけたそこは……
右を見てもミタマン!
左を見てもミタマン!
床を見てもミタマン!
天井を見てもミタマン!
の、ミタマンショップ……!!!
まだまだ商品ラインナップの少ない頃から推し続け、ついに、こんな日が……
心の中で感涙に咽び泣きながら、初日参加の同士たちと共に、夢の空間を満喫した。
〇短いあとがき
ワンライとかで、ミタマンクッズのお話が増えていくのが楽しくて……
244ついにたどりついた、理想の世界だった。
有給をとって初日に駆けつけたそこは……
右を見てもミタマン!
左を見てもミタマン!
床を見てもミタマン!
天井を見てもミタマン!
の、ミタマンショップ……!!!
まだまだ商品ラインナップの少ない頃から推し続け、ついに、こんな日が……
心の中で感涙に咽び泣きながら、初日参加の同士たちと共に、夢の空間を満喫した。
〇短いあとがき
ワンライとかで、ミタマンクッズのお話が増えていくのが楽しくて……
kokumotu0141
PROGRESS長編シリアスになる予定のプロローグです。確実に完成させるために進捗載せてきます。襲撃された本丸に政府の則宗と長義が調査に入る話。
沈みゆく船がたび プロローグ 二二●●年、●月●日、●●国に本丸を構える●●●●●城(以下当本丸)が、時間遡行軍の襲撃に遭う。
当本丸は半壊。死者なし。破壊された男士は●振り。負傷した男士は●●振り。資材や小判の一時的援助、複数の任務の免除等、いくつかの援助を決定。詳しくは後述。
当本丸の調査に、政府所属●●●●●と●●●●●の派遣を決定。
当本丸では、●●●が●●●●になっている。備考だが、当本丸では●●●●●●●●●●●●●●●――
+++
「うはは。まったく、なんだこの長階段は。じじいが上るには厳しいぞ。」
長い癖のある金糸の髪を揺らしながら、銀と赤の装束に身を包んだ男は笑いながら言った。扇子を扇ぎながら階段を上る彼は汗一つかいていない。数段先を行く銀髪の青年は、そんな様子の男を横目で一瞥した後、何も言わずにまた前を向いて階段を上った。青年の内の青いストールがそよ風に僅かになびく。二人分の革靴が、石畳の地面に着いては離れる音がする。山の奥深く特有の湿った空気により、服は肌に鬱陶しく張り付いていた。木々が太陽光を遮ってはいるが、それだけではどうにもならないような蒸し暑さがしている。本丸へ続く石畳の階段を上り始めてずいぶん経ったが、まだ先は長い。生身の人間であれば本丸に辿り着くだけで一苦労だろう。涼しい顔で上りきるなど――それこそ、名刀の付喪神たる刀剣男士でもなければ、困難だ。
1403当本丸は半壊。死者なし。破壊された男士は●振り。負傷した男士は●●振り。資材や小判の一時的援助、複数の任務の免除等、いくつかの援助を決定。詳しくは後述。
当本丸の調査に、政府所属●●●●●と●●●●●の派遣を決定。
当本丸では、●●●が●●●●になっている。備考だが、当本丸では●●●●●●●●●●●●●●●――
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「うはは。まったく、なんだこの長階段は。じじいが上るには厳しいぞ。」
長い癖のある金糸の髪を揺らしながら、銀と赤の装束に身を包んだ男は笑いながら言った。扇子を扇ぎながら階段を上る彼は汗一つかいていない。数段先を行く銀髪の青年は、そんな様子の男を横目で一瞥した後、何も言わずにまた前を向いて階段を上った。青年の内の青いストールがそよ風に僅かになびく。二人分の革靴が、石畳の地面に着いては離れる音がする。山の奥深く特有の湿った空気により、服は肌に鬱陶しく張り付いていた。木々が太陽光を遮ってはいるが、それだけではどうにもならないような蒸し暑さがしている。本丸へ続く石畳の階段を上り始めてずいぶん経ったが、まだ先は長い。生身の人間であれば本丸に辿り着くだけで一苦労だろう。涼しい顔で上りきるなど――それこそ、名刀の付喪神たる刀剣男士でもなければ、困難だ。
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DONE「絶対無敵ライジンオー」の作文第20話
エピローグ
『僕たちは地球防衛組』(完結)
作者が初めてつくった<二次創作>の修正版です。
興味のある方はご覧ください。
パスワードはraijinohです。 7
paaan3_28
PROGRESS7/13のイベントで出たらいいな♪のあほえろアスの進捗、プロローグです。プロローグは全年齢ですが、本文は成人指定ですのでご注意を!あほえろアス 各々の心に深く残る傷を残しながらも大災を退けた帝国は、ヴィンセント皇帝のもと全帝国民が日々忙しなく復興に精を出している。その成果は目を見張るほどで、大災という名のままに帝国にもたらされた甚大な被害の傷跡は、わずか数ヶ月の短期間でかなり回復していた。
その根底には老若男女を問わない帝国民一人ひとりの活力はもちろん、やはりヴィンセント皇帝の手腕によるものがかなり大きい。
一国の頂点の座にも決して胡座をかかず、寝る間も惜しみ朝から晩まで彼の持ちうる限りの頭脳を働かせる。ともすれば民や兵たちよりもよっぽど過労傾向のヴィンセント皇帝は、大災から約半年にしてようやくその執務が少しは落ち着きつつあった。
毒味済みの温くなったコーフを煽り、約半年もの間絶えず張り詰めていた息を小さく吐く。……と、そんな一瞬を決して見逃さない老人がここに一人。
9605その根底には老若男女を問わない帝国民一人ひとりの活力はもちろん、やはりヴィンセント皇帝の手腕によるものがかなり大きい。
一国の頂点の座にも決して胡座をかかず、寝る間も惜しみ朝から晩まで彼の持ちうる限りの頭脳を働かせる。ともすれば民や兵たちよりもよっぽど過労傾向のヴィンセント皇帝は、大災から約半年にしてようやくその執務が少しは落ち着きつつあった。
毒味済みの温くなったコーフを煽り、約半年もの間絶えず張り詰めていた息を小さく吐く。……と、そんな一瞬を決して見逃さない老人がここに一人。
koharu__0115
DONEにじそうさく10無配。「正道、冤を雪ぐ」のエピローグに書ききれなかった小ネタや、更に未来の小ネタ等を含む短編小説集です。
ここには警察へ戻った後爆発物処理班を設立した🐺さんのお話があります。 3878
じょうがさき
TRAININGオメガ、そして運命の番に強いトラウマがあるアルファのシオと、シオに大事にされてきたことによって隠されていたバース性が発現したオメガのチュリのすれ違いレイチュリ話プロローグ2(シオの両親捏造あり/チュリの体質についてもふわっと/深堀りは後々) 2386じょうがさき
TRAININGオメガ、そして運命の番に強いトラウマがあるアルファのシオと、シオに大事にされてきたことによって隠されていたバース性が発現したオメガのチュリのすれ違いレイチュリ話プロローグ(攻の体調不良、嘔吐描写あり/オメガバースを軸に自分設定をかなり加えています) 1490miyako_hndr
DONE🌊👁️、心情貫通モノローグ漫画の続き。半裸注意。直接描写はありませんが、事後です。
愛され下手の👁️くんが、真っ直ぐな心を寄せる🌊くんにたくさん愛されればいいなと思っている。 2
ここのえ
DONE6月15日に頒布した「愛、息づく」の後日談になります。時系列は「愛、息づく(本編)」→「Re:プロローグ」→「きみと、朝ごはん」
ややこしいですが続きは以下に掲載しておりますので、良かったらぜひ🌷
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=24895376
Re:プロローグ――今度は……くんと同い年がええな
――同級生やったら、ぼくら絶対仲良くなってへんけどな
春の温かい風が頬を撫でた時、そんな会話がふと頭の中に浮かんできた。なんやこれ? えーと……あ、そうそう。今日見たヘンな夢のやつ。
全く見覚えのない所。俺に縁の無いような、うららか~な庭みたいな所で誰かと喋っている夢だった。その相手の名前を何度も口にした気がするのだが、目が覚めたらすっかり忘れてしまった。
覚えているのは、薄桃色の花。丸い後頭部にちょこんと乗っかっていたのが可愛くて……。いやだから誰の後頭部やったんやっけ。どうもぼんやりする。ま、春やし仕方ないか。
呑気に構えているが、実際のところ俺は大問題に直面していた。
1139――同級生やったら、ぼくら絶対仲良くなってへんけどな
春の温かい風が頬を撫でた時、そんな会話がふと頭の中に浮かんできた。なんやこれ? えーと……あ、そうそう。今日見たヘンな夢のやつ。
全く見覚えのない所。俺に縁の無いような、うららか~な庭みたいな所で誰かと喋っている夢だった。その相手の名前を何度も口にした気がするのだが、目が覚めたらすっかり忘れてしまった。
覚えているのは、薄桃色の花。丸い後頭部にちょこんと乗っかっていたのが可愛くて……。いやだから誰の後頭部やったんやっけ。どうもぼんやりする。ま、春やし仕方ないか。
呑気に構えているが、実際のところ俺は大問題に直面していた。
Ikanochan_371
DOODLE[だんろんつめPart3]らくがき&かきかけのオンパレ
ストーリーに深刻なレベルで関わる露骨なネタバレはないと思うけど一応注意…なのかな、
絶女のプロローグまで終わってれば怖いものは何も無いと思います… 15
ネタ置き場
DONE【五鉢】今度は一緒プロローグ②
注意:鉢がピアスを開けています。
年齢差ありの転生現パロです。
鉢:17歳
四人:10歳
四人はブラック運営している施設に居ます。苦手な人はご注意。
物語が始まる前、夜明けは自分たちの手でつかみに行く四人。
(記憶はお互い(四人と鉢)にありますが、書き手の諸事情(性癖)で暫く隠したままで今後生活が始まります) 4
おすしちゃん
INFOCoC「The R’lyeh」PC/PL
加覧 義和/おすしちゃん
小狼/ころうしょう 様
塗矢 貴遥/てんで 様
******
おっっっもしろかった!ココフォリアでデッキ構築ローグライク…出来んのか…?
とか思ってたんですけど、めちゃくちゃ出来ます。
おじさん三人死屍累々のずたぼろになりながらがんばった、本当によく頑張った…!
くるしま
PROGRESS原作雑土13回目!最終回!終わりましたーーー!!!長々と2ヶ月も続いた連載もどきを読んで頂き、本当にありがとうございました!!
途中全部消してなかった事にしようとした時も、スタンプ等で反応下さった方々のおかげで続けられました!
今回も長めですが、半分くらいはエピローグみたいなものです。
感想等頂けると喜びます。
加筆訂正修正構成組み直しをした完全版は…夏辺りには何とかなるといいな…!
原作雑土で連載してみる13 あまりにも意外な光景だった。
「は?」
思わず口から漏れた呟きに、土井が不審そうな顔をする。彼は尊奈門にしっかりと腕を掴まれており、無理に連れて来られたのは明らかだ。頭が痛くなってきた。
尊奈門は雑渡と土井の反応を気にもせず、
「それでは、私は任務に戻ります。夕方前には戻りますので!」
ぱっと土井から腕を離し、入って来たのと同じくらいの勢いで行ってしまう。
賑やかな気配が消えると、後には状況をよく飲み込めていない男が二人残された。
「土井殿、何故ここに?」
「……それを聞きたいのは、私なのですが」
尊奈門に無理矢理連れて来られた不機嫌を隠しもせず、それでも土井は事情を話し始めた。
彼は雑渡たちと同じく、この辺りでドクタケの事情を調べに来ていた。単身で。
13639「は?」
思わず口から漏れた呟きに、土井が不審そうな顔をする。彼は尊奈門にしっかりと腕を掴まれており、無理に連れて来られたのは明らかだ。頭が痛くなってきた。
尊奈門は雑渡と土井の反応を気にもせず、
「それでは、私は任務に戻ります。夕方前には戻りますので!」
ぱっと土井から腕を離し、入って来たのと同じくらいの勢いで行ってしまう。
賑やかな気配が消えると、後には状況をよく飲み込めていない男が二人残された。
「土井殿、何故ここに?」
「……それを聞きたいのは、私なのですが」
尊奈門に無理矢理連れて来られた不機嫌を隠しもせず、それでも土井は事情を話し始めた。
彼は雑渡たちと同じく、この辺りでドクタケの事情を調べに来ていた。単身で。
ちまき
MOURNINGステバキ。学パロ。第10.5話片思いスティーブ×無自覚バッキー
【休日、二人で映画を見に行く話。ssエピローグ】
また今度…寮の部屋に戻った二人は、それぞれの棚に荷物を置くと、自然と明日の授業の準備に取り掛かっていた。
ふと、教科書を鞄にしまいながら、バッキーがぽつりとこぼした。
「……また映画、行こうな」
視線は教科書のページに落としたまま。
でもその声は、どこかほんの少しだけ、照れくさそうで。
そんなバッキーの何気ないひと言。けれどそれは、確かな“希望”だった。
期待してもいいのかな、なんて。
そんな気持ちが、胸の奥で小さく灯る。
(また――君と過ごせる時間があるなら)
少しだけ、前を向ける気がした。
その夜、スティーブは眠りにつくまで、バッキーの無邪気な笑顔を思い出しては、ひとりで何度も頬をゆるめていた。
312ふと、教科書を鞄にしまいながら、バッキーがぽつりとこぼした。
「……また映画、行こうな」
視線は教科書のページに落としたまま。
でもその声は、どこかほんの少しだけ、照れくさそうで。
そんなバッキーの何気ないひと言。けれどそれは、確かな“希望”だった。
期待してもいいのかな、なんて。
そんな気持ちが、胸の奥で小さく灯る。
(また――君と過ごせる時間があるなら)
少しだけ、前を向ける気がした。
その夜、スティーブは眠りにつくまで、バッキーの無邪気な笑顔を思い出しては、ひとりで何度も頬をゆるめていた。
Pitorigoto322
DOODLEOC、出会いのプロローグなんとなく勢いのまま書いてみたものなので遠目で見てください!
歳はゆでたまご17、かしろとこづきが13くらいのつもり
ゆでたまご視点
引っ越してきて数度目の夏休み。住み慣れてきた町の、いつも行かない場所に行ってみようと思い立った。
確か山の方に、入れそうな林があったはずだ。
少し散策してみようと足を踏み入れた。
林は頻繁に人が立ち入るようで、踏み固められた道を歩いて行く。しばらくすると、小さな池に出た。
「わぁ…良いところだ~!」
自然の中にいると、何かパワーが湧いてくる気がする。
透き通った水面に見とれていると、ふいに後ろから話しかけられた。
「おい、そこでなにやってんの」
まだ声変わりの終わっていない少年の声。振り向くと、子供が木の陰に立っていた。線の細さと整った顔立ち、そして肩まで伸びた淡いミルクティー色の髪のせいか、中性的な印象を受ける。
2869確か山の方に、入れそうな林があったはずだ。
少し散策してみようと足を踏み入れた。
林は頻繁に人が立ち入るようで、踏み固められた道を歩いて行く。しばらくすると、小さな池に出た。
「わぁ…良いところだ~!」
自然の中にいると、何かパワーが湧いてくる気がする。
透き通った水面に見とれていると、ふいに後ろから話しかけられた。
「おい、そこでなにやってんの」
まだ声変わりの終わっていない少年の声。振り向くと、子供が木の陰に立っていた。線の細さと整った顔立ち、そして肩まで伸びた淡いミルクティー色の髪のせいか、中性的な印象を受ける。
佐倉征斗
TRAININGこれ以上書くととんでもなく暗いかつ救いのないメリバになる未来しか見えないのでぶった切りました。水木が弱いし弱いです。
死ねなくなった水木の話のプロローグ的なそんな感じ
誤字脱字は御愛嬌
水木の話 後悔だけなら誰でもできる、あの日野心にかられて村へ向かったことは覚えている。
煙草の煙で靄がかかったような汽車の中、咳き込む幼子。出稼ぎからの帰りなのか向かっている途中なのか、頭を刈り上げ薄汚れている男たち。
線路脇の流れていく明かりと空に浮かんで場所を変えない月の明かり。
寂れた駅に降り立って呼んだタクシーで山間の小さな集落へ足を踏み入れた。
そこからの記憶がすっぽり抜け落ちてしまっている。
白髪なんて無かった頭は真っ白になり、失った記憶を手繰ろうにもその欠片すら自分の中には残っていない。なぜあの日あんなにも悲しかったのだろうか、切なかったのだろうか。
あの後墓場で拾った子どもを育てる事に注力して、自分が死んでも子どもが暮らせるくらいの財を作り上げて外回りの業務から内勤に変わった頃、
4455煙草の煙で靄がかかったような汽車の中、咳き込む幼子。出稼ぎからの帰りなのか向かっている途中なのか、頭を刈り上げ薄汚れている男たち。
線路脇の流れていく明かりと空に浮かんで場所を変えない月の明かり。
寂れた駅に降り立って呼んだタクシーで山間の小さな集落へ足を踏み入れた。
そこからの記憶がすっぽり抜け落ちてしまっている。
白髪なんて無かった頭は真っ白になり、失った記憶を手繰ろうにもその欠片すら自分の中には残っていない。なぜあの日あんなにも悲しかったのだろうか、切なかったのだろうか。
あの後墓場で拾った子どもを育てる事に注力して、自分が死んでも子どもが暮らせるくらいの財を作り上げて外回りの業務から内勤に変わった頃、
ハラダ
CAN’T MAKE狂聡のエロ小説のプロローグ部分だけど己の文章力の無さに打ちひしがれて終了。消すかも。追う者追われる者 男は西成の路地を這いずるように逃げていた。逃げる男の背後ではアルミのゴミ箱が激しい音をたてて倒れる。
「待てやァ!」
怒号が逃げる男に浴びせられる。
数人の大きな男たちが唾を飛ばしながら罵詈雑言を叫ぶ。追う男たちの服装も相まって、さながらシャチが大海原で狩りをする様のようである。
ポツポツと等間隔に立てられた街灯に照らされる男の顔は赤黒く腫れ上がり、汗と血でドロドロになっていた。目の上や鼻から血を流しながらも男は命からがら大通りに出た。
──タクシー…!
シャチたちに追われた男は叫びながら両手を上げた。1つ向こうの信号待ちしているタクシー運転手に気付いてもらえるように大きく手を振った。男は映画のワンシーンのように、両腕を左右に大きく振る。その様は空港で大切な人に向けて挨拶する時のようか、はたまた無人島でSOSを求める救助者か。
979「待てやァ!」
怒号が逃げる男に浴びせられる。
数人の大きな男たちが唾を飛ばしながら罵詈雑言を叫ぶ。追う男たちの服装も相まって、さながらシャチが大海原で狩りをする様のようである。
ポツポツと等間隔に立てられた街灯に照らされる男の顔は赤黒く腫れ上がり、汗と血でドロドロになっていた。目の上や鼻から血を流しながらも男は命からがら大通りに出た。
──タクシー…!
シャチたちに追われた男は叫びながら両手を上げた。1つ向こうの信号待ちしているタクシー運転手に気付いてもらえるように大きく手を振った。男は映画のワンシーンのように、両腕を左右に大きく振る。その様は空港で大切な人に向けて挨拶する時のようか、はたまた無人島でSOSを求める救助者か。
WritukoM
MOURNING玲太のモノローグ短文(だいぶ捏造)。玲→→マリの風味です。玲太くんとの4人グループできると友達できてよかったねという気持ちになる、というような感じの文章です。寝起きすぐの頭で書いたのでだいぶおかしいと思います。
個人的には夜ノ介くんとの絡みがもっと見たい。
夜明けのモノローグどんなものかは思い出せないけど、不快で居心地の悪い夢を見て目が覚めた。
目覚めた視界がまだ薄暗いせいで今がいつ何時なのか、それどころかここが何処かも、自分が何かも曖昧になって混乱してくる。
「……っ」
大きく息を吐いて体が動くことをまず確認。
首を動かすと壁の時計が見えた。午前4時。
「あー……」
声も出す。思考を巡らせる。
大丈夫。イギリスじゃない。
今日は日曜のはずで、まだ寝ていてもいいはずだ。
しかし先ほどの夢の不快感だけが意識にこびりついてるせいで再び目を閉じようと思えなくなっている。
布団の中で身じろぎしながら、こういう時どうすればいいだろうと考える。
するとふいに、
『リョウくん知ってる? 夢ってさ、』
そんなふうに弾んだ声で話しかけてくる本多のことを想像してしまった。
1234目覚めた視界がまだ薄暗いせいで今がいつ何時なのか、それどころかここが何処かも、自分が何かも曖昧になって混乱してくる。
「……っ」
大きく息を吐いて体が動くことをまず確認。
首を動かすと壁の時計が見えた。午前4時。
「あー……」
声も出す。思考を巡らせる。
大丈夫。イギリスじゃない。
今日は日曜のはずで、まだ寝ていてもいいはずだ。
しかし先ほどの夢の不快感だけが意識にこびりついてるせいで再び目を閉じようと思えなくなっている。
布団の中で身じろぎしながら、こういう時どうすればいいだろうと考える。
するとふいに、
『リョウくん知ってる? 夢ってさ、』
そんなふうに弾んだ声で話しかけてくる本多のことを想像してしまった。
lovedefullmoon
SPOILER「いってきます」エピローグ終了後エンディング前に描き始めたもの。
エンディングやった感じもうちょっと明るく振る舞っていたけど、最初はやっぱりきつかったかもしれない。 2
1000kobari
DONE初めてライジャン書いてみました。本編軸。時系列としては、トロスト区攻防戦(マルコ死亡)後〜第57回壁外調査(初・女型の巨人戦)前と4年後とをライナーのモノローグで行ったり来たりという感じのお話です。
致してる場面がありますが直接的描写はないので全年齢扱いとしています。
いつかの夜、グレイプニルが解けるまで ――手だ。声をかけたのはそれが理由だった。
あれは、いつの事だったか。記憶が朧気なのは、すでに余程の昔になっているということなのか。それともこの身を巨きく変えた弊害が今更になって表れたのか、はたまた無意識に〝分裂先に移動していた〟からか。
いずれにせよ。ちらつく明かりを受け輪郭を際立たせたその手だけは、ひどく印象に残っていた。付随してぱちぱちと小さな破裂音が耳を訪れる。この世に音とはそれしかないと勘違いできそうなくらい、その場が静かなことを意外に思った気がする。
ああ、火だ。火を、焚いていた。
夜だ。そう、夜だった。いつだかの、遠い夜の出来事。
影を揺らし空間に浮かび上がる細く長い指は、その下の骨の形を見るに女のものではない。手首の方へ視線は一度下り、肘の部分で折り返して肩へと向かう。その際に盾と交差する翼のエンブレムが過ぎった。
10014あれは、いつの事だったか。記憶が朧気なのは、すでに余程の昔になっているということなのか。それともこの身を巨きく変えた弊害が今更になって表れたのか、はたまた無意識に〝分裂先に移動していた〟からか。
いずれにせよ。ちらつく明かりを受け輪郭を際立たせたその手だけは、ひどく印象に残っていた。付随してぱちぱちと小さな破裂音が耳を訪れる。この世に音とはそれしかないと勘違いできそうなくらい、その場が静かなことを意外に思った気がする。
ああ、火だ。火を、焚いていた。
夜だ。そう、夜だった。いつだかの、遠い夜の出来事。
影を揺らし空間に浮かび上がる細く長い指は、その下の骨の形を見るに女のものではない。手首の方へ視線は一度下り、肘の部分で折り返して肩へと向かう。その際に盾と交差する翼のエンブレムが過ぎった。