傭兵
petari86stick
INFO【キャラ紹介①アユタヤ】ライオン。戦士タイプ。
豪快で腕っ節が立つ、皆のまとめ役。
弟がたくさんいる。左利き。
名前はタイの王朝とは無関係。
裕福な商家の長男坊だが、そちらの才能が壊滅的になかったので
次男に家督を譲って家を出てきた。
今は気ままな傭兵暮らし。
21歳
俺/お前、てめぇ、あんた
得物:短剣など
服装:北アフリカ遊牧民ベース
⚠️服リニューアル予定 3
夜中に拾う
DONE異世界FT、百合(ムキムキ女傭兵と魅惑の魔女)小ネタ黄緑色のくちびる、というたぐいの呪い「……きみのせいだろう」
大雨の中玄関扉を叩かれたので、そっとドアを開けたところ、だしぬけにそういって仏頂面を向けてきたのは黒いフードを被った人物。その彫りの深い顔立ちとタレめのまなこは、リーチェのお気に入り。だがこれは――あたしも初めて見たわね。相手の唇が鮮やかな黄緑色になっているので、リーチェはまつ毛のながい黒目がちな相貌をすこし見開いた。
可哀そうなあたしのヴェル。どこぞのだれかに呪いなんかかけられちゃって。それも、唇が黄緑いろになるなんていう、くだらない呪い。
「とりあえず入って、傭兵さん。風邪を引くわ」
といって彼女を部屋に通すと、雨のにおいが強く香った。鼻孔を膨らませてにこりと笑んだリーチェの顔を、ヴェルがまじまじと見る。
1940大雨の中玄関扉を叩かれたので、そっとドアを開けたところ、だしぬけにそういって仏頂面を向けてきたのは黒いフードを被った人物。その彫りの深い顔立ちとタレめのまなこは、リーチェのお気に入り。だがこれは――あたしも初めて見たわね。相手の唇が鮮やかな黄緑色になっているので、リーチェはまつ毛のながい黒目がちな相貌をすこし見開いた。
可哀そうなあたしのヴェル。どこぞのだれかに呪いなんかかけられちゃって。それも、唇が黄緑いろになるなんていう、くだらない呪い。
「とりあえず入って、傭兵さん。風邪を引くわ」
といって彼女を部屋に通すと、雨のにおいが強く香った。鼻孔を膨らませてにこりと笑んだリーチェの顔を、ヴェルがまじまじと見る。
case669
MAIKING40.傭兵砦の夜最初の一行が書きたかっただけのビクフリ散文。なんかちょうど800字くらいだし…って
いくら香油のぬめりをまとっても粘膜をひっかける荒れた指先が怯えた小動物のようにそっと中を探る。がさつな風来坊の名を欲しいままにする男が見せるそんな小心ぶりにふと、笑いが漏れる。それに気付かぬビクトールは真剣な顔で熱心にフリックの内側を確かめていた。今日が初めてというわけでも無いのにこの一時だけはいつまで経っても変わらない。もう一本、太く乾いた指先が入り口へと押し当てられ、伺うようにフリックを見たところで初めて笑われていることに気づいたビクトールの眉が顰められる。
「……なんだよ」
「いや。……毎度毎度、よく飽きないなと思っただけだ」
馬鹿にされたのはわかったらしい。ふん、と鼻を鳴らしたビクトールがフリックの腰骨に柔く噛み付き、それと同時にぐぅ、と指が押し込められる。増す圧迫感、自然と押し出された吐息が湿っていた。
885「……なんだよ」
「いや。……毎度毎度、よく飽きないなと思っただけだ」
馬鹿にされたのはわかったらしい。ふん、と鼻を鳴らしたビクトールがフリックの腰骨に柔く噛み付き、それと同時にぐぅ、と指が押し込められる。増す圧迫感、自然と押し出された吐息が湿っていた。
スマイル
INFO明瞭は甘党。マシュマロ作っておりました。↓
https://marshmallow-qa.com/smile_id5
不慣れですがお気軽にマシュマロ頂けたら嬉しいです。
1件いただいておりましたので、回答を2枚目にお付けします。
マシュマロありがとうございました! 2