六道骸
碳烤腰果煎饼
DOODLE■潜移默化从什么时候起,斯库瓦罗习惯扎起长发,六道骸发呆时变了个动作,微风轻轻抚过流苏。
tips:斯库瓦罗的耳钉是女式的,因为沢田纲吉买的时候店员误以为是送给女朋友的了。
P2是化妆版,就没想到……挺合适的。 2
碳烤腰果煎饼
DOODLE■告白察觉到时,喉中涌上苦涩。
但不管如何,再也无法去向其传达……
红白相间的彼岸花,是现实没有的品种。
就和幻术一样,虚假美丽,充满矛盾。
光芒论我是真的百看不厌了。
六道骸的小妙招让沢田纲吉知道了下辈子也心疼。(×) 2
Mutsu
PAST2015ツナ誕生日お祝いのムクツナ。69(→→→)(←)27なイメージ。
無自覚なのに思わず手を出しちゃうツンデレな骸さん。少しシリアスめ
2015.10.14
変わらないもの意味が分からない。
僕は溜息を吐き出した。
今日は10月14日。
当たり前だが、昨日は10月13日だった。
そして何の因果か、その2日間は自分の標的である沢田綱吉と、その家庭教師であるアルコバレーノ、リボーンの誕生日が続いていたらしいのだ。
リボーン、沢田綱吉、の順で。
そしてどうやらそのたった1日の差を利用して、リボーンは年功序列だのと訳の分からない理由をつけて、沢田綱吉を強制的に鍛えようとしていたらしい。
よりにもよって彼の誕生日である、この10月14日に。
そうとはつゆ知らず、並中に来た僕が見たのは、誰もいない校庭で必死の形相でリボーンからの銃撃から逃げ回る沢田綱吉の姿だった。
思わず呆気にとられて、うさぎのように跳ね回って逃げる彼を見ていると、がむしゃらに向きを変えた彼がこちらに接近してきたのだ。
4409僕は溜息を吐き出した。
今日は10月14日。
当たり前だが、昨日は10月13日だった。
そして何の因果か、その2日間は自分の標的である沢田綱吉と、その家庭教師であるアルコバレーノ、リボーンの誕生日が続いていたらしいのだ。
リボーン、沢田綱吉、の順で。
そしてどうやらそのたった1日の差を利用して、リボーンは年功序列だのと訳の分からない理由をつけて、沢田綱吉を強制的に鍛えようとしていたらしい。
よりにもよって彼の誕生日である、この10月14日に。
そうとはつゆ知らず、並中に来た僕が見たのは、誰もいない校庭で必死の形相でリボーンからの銃撃から逃げ回る沢田綱吉の姿だった。
思わず呆気にとられて、うさぎのように跳ね回って逃げる彼を見ていると、がむしゃらに向きを変えた彼がこちらに接近してきたのだ。
Mutsu
PASTRainy birthdayの続きですがこれだけでも読めます。ひたすらムクツナをいちゃつかせたかった。ツナ君今年も幸せな誕生日を過ごしてね…。ツナ君Buon Compleanno!事後の設定注意です
2017.10.15
Blessed birthday気づけばそこは、一面ススキが生えている丘だった。
サワサワと風に揺れるススキの音だけが耳に届き、雲が散りばめられた空は朝を迎えようとしている。
世界は朝焼けのオレンジ色と朝日とススキの色が合わさった薄い黄金色に染まっていた。
遠くに生えた、綿のような、羊毛のようなススキの穂の隙間から朝焼けの光が零れ、チラチラと瞬いている。
時折思い出したように朝の冷たい風が吹いて、ススキと自分の頬を撫でていく。
無意識に骸は息を吸い、そして吐いた。
どこまでも穏やかで、心の休まる光景だった。
立ち尽くすように景色を眺めていればやがて山の間から刺すような朝日の光が目に飛び込んできた。
骸はそっと目を細める。
眩しい、と思った。
どこか後ろめたさを感じてしまうくらいに。
4788サワサワと風に揺れるススキの音だけが耳に届き、雲が散りばめられた空は朝を迎えようとしている。
世界は朝焼けのオレンジ色と朝日とススキの色が合わさった薄い黄金色に染まっていた。
遠くに生えた、綿のような、羊毛のようなススキの穂の隙間から朝焼けの光が零れ、チラチラと瞬いている。
時折思い出したように朝の冷たい風が吹いて、ススキと自分の頬を撫でていく。
無意識に骸は息を吸い、そして吐いた。
どこまでも穏やかで、心の休まる光景だった。
立ち尽くすように景色を眺めていればやがて山の間から刺すような朝日の光が目に飛び込んできた。
骸はそっと目を細める。
眩しい、と思った。
どこか後ろめたさを感じてしまうくらいに。
Mutsu
PAST注意※何でも許せる人向け
※戦争の話が入ってます
トヲルさん(@t__w__r__43 )の絵https://twitter.com/t__w__r__43/status/1018356409753145345?s=20&t=YwCNvT09XoYYtxzQ9UrEPgから連想させて貰い、表紙(#拝啓親愛なる君へ ) まで頂きました…トヲルさんありがとうございます!2018.12.31 31642
Mutsu
PAST高校生設定のムクツナ。ちょっとシリアスめ。色々偽造設定もあります。長めですがどうぞよろしくお願いします!骸さんお誕生日おめでとう!!
2017.6.9
Rainy birthdayなんでこうなったんだろう。
綱吉は小さくため息をついた。
頭上からは、止むことのない衝突音がパラパラと降りそそぐ。
そして隣からは無言の圧力。
チラ、と目だけで横を見上げればそこにはまっすぐ前だけを見つめる男の横顔。
微動だにしないその整った横顔からは、何の表情も読み取れない。
「(やっぱ…怒ってる、よな…)」
しゅん、と綱吉は再び足元を見つめた。
スニーカーは雨を吸って冷たく、ドロドロになっていた。
今日は6月9日。
骸の誕生日だ。
しかし肝心の主役と言えば誕生日には無頓着なようで、綱吉がおめでとうと祝っても「そうですか」のあっさりした一言で、済ませてしまったのだ。
当初の予定ではここで家に帰宅してお祝いの続きをする予定だった。
9437綱吉は小さくため息をついた。
頭上からは、止むことのない衝突音がパラパラと降りそそぐ。
そして隣からは無言の圧力。
チラ、と目だけで横を見上げればそこにはまっすぐ前だけを見つめる男の横顔。
微動だにしないその整った横顔からは、何の表情も読み取れない。
「(やっぱ…怒ってる、よな…)」
しゅん、と綱吉は再び足元を見つめた。
スニーカーは雨を吸って冷たく、ドロドロになっていた。
今日は6月9日。
骸の誕生日だ。
しかし肝心の主役と言えば誕生日には無頓着なようで、綱吉がおめでとうと祝っても「そうですか」のあっさりした一言で、済ませてしまったのだ。
当初の予定ではここで家に帰宅してお祝いの続きをする予定だった。
Mutsu
PAST現代骸さんとムクロウが仲良くなる話。未来編の後、継承式編の前らへんの設定で時間軸をちょっと捏造してあります。最後にちょっと黒曜メンバー2人が出てます。お題『照れ隠し』
# 六道骸版深夜の真剣物書き一本勝負
2016.3.17
ペットは飼い主に似る「……」
六道骸は困惑していた。
原因は目の前にいる生き物だ。
それはちょこん、とテーブルの上に乗り、首を傾げ油断なくこちらを見つめている。
雪のように白い羽毛に、鋭い目つきの猛禽類。
フクロウだ。
クロームの目を通して観察した所によると、こう見えて匣兵器というれっきとした兵器らしい。
戦闘になった際に使うか、くらいに軽く考えていた骸だったが、クロームから「骸様、戦闘で使う気があるならまずムクロウと仲良くなるのが先…」としつこく言われてしまい、仕方なくクロームの体に憑依して出てきてみると目の前のテーブルにそれは居た。
しかしクロームと交代して時間が経っても1人と1匹の距離は縮まらず、この状況はずっと変わらなかった。
3312六道骸は困惑していた。
原因は目の前にいる生き物だ。
それはちょこん、とテーブルの上に乗り、首を傾げ油断なくこちらを見つめている。
雪のように白い羽毛に、鋭い目つきの猛禽類。
フクロウだ。
クロームの目を通して観察した所によると、こう見えて匣兵器というれっきとした兵器らしい。
戦闘になった際に使うか、くらいに軽く考えていた骸だったが、クロームから「骸様、戦闘で使う気があるならまずムクロウと仲良くなるのが先…」としつこく言われてしまい、仕方なくクロームの体に憑依して出てきてみると目の前のテーブルにそれは居た。
しかしクロームと交代して時間が経っても1人と1匹の距離は縮まらず、この状況はずっと変わらなかった。
あたりめ
DONEタイトルは@udonisoishii様の「タイトル考えったー」からお借り致しました本編完了後の10年後で、イタリアに移籍した綱吉くんと、面倒見のいい部下の骸さんの一コマ
2人は付き合っててやることもやってます。
雰囲気だけなのでゆるっと読んで頂けたら幸いです。
綱吉くんは大分スレてて電波気味だし、骸さんもツッコミを放棄してます。カオスです。イタリアとボンゴレ周りについての捏造を多大に含みます。
歴代の眠り ボンゴレ本部があり、昨今は己が庭のように感じるイタリアの大地に彼らは眠る。彼らとは、歴代のボンゴレの長である。荘厳な教会の奥、関係者しか立ち入ることが許されていない一角に、ドン・ボンゴレたちの墓が存在する。小高い丘に一際大きな十字が建てられており、ぶら下がる白百合のリースが、イタリアの穏やかな風に揺られている。ボンゴレプリーモ–ジョットに捧げられたリースはあたかも聖人を讃えるかの如く、小ぶりながらも清廉で高潔な匂いを撒いていた。
この風景を現在のボス、ボンゴレデーチモである沢田綱吉はいたく気に入っていた。緑広がる丘に髪に吹き抜ける潮風、白を基調とした海の街の爽やかな風景、教会から響く、死者を弔い生者を慰める鐘の音…紺碧の水面がキラキラと乱反射するたび、あの光は先代たちの炎の煌めきで、今でもここからボンゴレファミリーや、ひいてはこの街全体を見守っているんじゃないかと錯覚する。特に彼の出身である日本ではこんな風景は滅多にみられず、目の前の光景は何処か御伽めいているように感じられた。死者を神聖視したいわけではないが、現在進行形でマフィアを束ね、数え切れない程の罪を犯した己がいてはいけない場所のような気がしてきた。重ねてきた罪は目の前で安らかに眠る彼らの方が大きく重たいのだろう。しかし罪の背比べは、罪悪感に苛まれながらも、どんどんと初々しい感情を無くし、他人を傷つけることを厭わなくなってきた綱吉には意味の無いものになっている。誰かを傷つける大義名分に「大切な人を守る」を使うあたり、綱吉は自分がとても姑息な人間なんじゃないかと信じて疑わなかった。こんなにブルーな思考に陥っていると、かの家庭教師に一発蹴られそうだが、生憎この場には、あの時より背の伸びた最強の殺し屋は来ていなかった。
3015この風景を現在のボス、ボンゴレデーチモである沢田綱吉はいたく気に入っていた。緑広がる丘に髪に吹き抜ける潮風、白を基調とした海の街の爽やかな風景、教会から響く、死者を弔い生者を慰める鐘の音…紺碧の水面がキラキラと乱反射するたび、あの光は先代たちの炎の煌めきで、今でもここからボンゴレファミリーや、ひいてはこの街全体を見守っているんじゃないかと錯覚する。特に彼の出身である日本ではこんな風景は滅多にみられず、目の前の光景は何処か御伽めいているように感じられた。死者を神聖視したいわけではないが、現在進行形でマフィアを束ね、数え切れない程の罪を犯した己がいてはいけない場所のような気がしてきた。重ねてきた罪は目の前で安らかに眠る彼らの方が大きく重たいのだろう。しかし罪の背比べは、罪悪感に苛まれながらも、どんどんと初々しい感情を無くし、他人を傷つけることを厭わなくなってきた綱吉には意味の無いものになっている。誰かを傷つける大義名分に「大切な人を守る」を使うあたり、綱吉は自分がとても姑息な人間なんじゃないかと信じて疑わなかった。こんなにブルーな思考に陥っていると、かの家庭教師に一発蹴られそうだが、生憎この場には、あの時より背の伸びた最強の殺し屋は来ていなかった。