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    兵士

    エミリオ_二次創作置き場

    SPOILER【閃ハサ】小説下巻までの内容を含みますので、映画待ちの方はお気をつけください。

    マフティー動乱後に受けたショックからブライトさんが立ち直って新しい道を歩み出すまでの物語です。チェーミンのキャラクターを著しく捏造しておりますので、苦手な方はお気をつけください。三部構成になる予定です。

    (タイトルはジャズスタンダードの一つ。当時、戦争で帰りたくても帰れない兵士の間で人気になった曲です)
    You'd Be So Nice To Come Home To -01▼第一部 パンドラの箱


    戦場でひどい死体は見てきたつもりだった。
    仲間の死にも、何度も立ち会ってきた。
    その度に涙し、やり切れない気持ちと向き合い、それでもなんとか時間をかけて受け入れてきた。

    つもりだった。

    しかし。

    私は何も理解していなかったのかもしれない。




    こんなにも受け容れ難い死が、世界にはあったのだな。











    マフティー・ナビーユ・エリンの処刑を執行。執行人は実父ブライト・ノア。




    朝刊の一面記事を見た瞬間、ミライは足腰に力が入らなくなり冷えた床にへたりと座り込んでしまった。

    細い細い針がどこからかするりと自分の中に入ってきて、脳に辿り着いたときに電気のような刺激を受ける。

    それほど活発に研究されているわけではないため(もしくは行っていても秘匿されているのかもしれない)はっきりと名言はできないが、ニュータイプ的性質を説明するならばこのような感覚と言えば良いだろうか。
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    morisalt3

    SPOILER星の祝祭Ⅱにて展示されていた、ばりこさん(サークル名:五体投地)の素晴ら小説(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18884219)の感想です。
    白狼軍兵士ってなんであんなにルカ様に懐いてるんだろう?と少しでも思ったことのある人はこの小説を読んでください。思ったことなくても読みなさい。
    「われらに勝利を」感想星の祝祭Ⅱ参加、大変お疲れ様でした!!
    感想爆撃してやろうと思ってたのに驚くべきことに書き込みボード設置されてなかったのでオラアアアン!!!という気持ちで当日あげてらした素晴ら小説への感想です!!!

    白狼軍兵士とルカ様の関係性…マジで超超超ベストアンサーここに有りって感じで震えました…。
    敵軍、自軍を問わず方々から嫌われまくっていたルカ様に対して、白狼軍兵士だけは「ルカ様をお守りしろ!」と自らの命を投げ捨てるほどの盲信ぶりを本編で発揮しており、その忠誠心は一体どこから湧いていたものだったのか…という疑問が私の中にも常にありました。
    徹底した効率重視・実力主義の本編の描写からも窺える、「使えるか・使えないか」という価値観で部下の命を切り捨てるルカ様のキャラクターからして、恐らく「単純な良き上司部下による信頼関係」などでは当然なく、その鬼神の如き強さに写し見た「畏怖の念」からくるものだろう…というところまでは想像が行き着くものの、ではその「強さ」しか見えていなかったが故にルカ様がハイランドへ栄光をもたらす存在と盲目的なミスリードをしていた結果なのか…しかし、ルカ様の側仕えともいえる白狼軍兵士が、ルカ様の真の目的を全く知らなかったというのもどうにも無理がある…という点から、ルカ様と白狼軍兵士の関係性について自身を納得させるもう一打が足りない…とモヤついていたところにこのモブ兵士エピソード…!
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    いろは

    TRAINING進撃の巨人ライナー・ブラウンの夢です。
    その後の妄想です。ライナーを前にすると語彙も思考も護身も何もかもポンコツになる元兵士の夢主。
    ライナー最後は持ち直したのかなーと思いながら書きました。不備などあると思います。夢主が退団した時期とか。考えてなかったです…。書いてみたらわからないことたくさん出てきました。

    夢主宅の玄関は海外仕様の内側に開く扉をイメージしてます。兵舎ではなく一般宅です。
    玉砕アルコールで熱くなった体を冷ますため立ち上がり窓を開ける。窓枠にもたれ掛かり夜風に吹かれて瞼を下ろすと自然とため息が出た。ひんやりとした風が心地良く感じるくらいにはアルコールが回っている。その心地良さに身を任せ目を閉じたまま暫く瞑想した。想いの人を思い浮かべる。もう数年、感覚的にはもっと会えていない気がする。寂しい。大変そうなのにいつも笑ってるとか、服の上からでも分かるほどの鍛え上げられた肉体とか、あの手はいつも温かくて、大きくて、触れたらおかしく――
    「風邪引くぞ」
    突然聞こえた声に体が跳ね目を見開いた。窓から身を乗り出せば、落ちるぞと笑った想いの人。
    「え?あ、……え?」
    「なんだよ、変なことでも考えてたのか」
    2021