Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    373536

    MAIKING自分の尻叩き用に、書き掛けを晒しながら書き進めていく場です。
    まだほんのちょっぴりです。
    そのうちpixivUPもしますが…本にもなるはずですが…先のことは何もわからない…
    ジェリームースプディングの2人のしょーもない日常です。頭の中で勝手に会話を始めるカカナルをばちこりと吐き出していくぅ~
     
     
     
     
     
    ・・・
    インビテーションコンクルージョン 久し振りに体調不良を起こしてしまった。
     身体が重い。
     怠くて何もする気が起きない。
     ナルトは広いベッドの上、仰向けで大の字に寝転がり、暗い天井を見上げる。
     他里にも協力を仰ぐほど難易度の高い任務だった。最前線で戦い続けたが、国境の砂漠から海峡まで長距離移動しながらの長期戦に縺れ込み、事態が終息する頃には体力もチャクラも使い果たした。
     里まで帰還し、病院で診察を受けるまでは何とか意識を保っていたが、医師からはしばらく自宅療養、次の許可が出るまで任務厳禁を言い渡されてしまった。
     しょんぼりと待合室で会計の順番を待っているところへカカシが迎えに現れたので、そこでとうとう気力も尽き、限界を迎えた。
     連れられるまま、この六代目火影専用の仮眠室までは何とか自力で歩いてきたようだが、記憶は途切れており、はっきり言って覚えていない。
    3619

    真砂長文倉庫

    DONE1の続きです。2とは別時空。2より少し短いです。
    死者はいませんが、メリバ風味です。
    王子の思考回路が女々しいので、無理な方はリターン願います。

    2を書きながら「こんなん俺が許せねぇ…っ!」と悶えたのですが、「乙女的思考回路で本人が納得すればメリバ?」(訊くな)と言い訳しつつ頑張りました。
    「これを書くから2を思いっきりバドエンにできる!」
    ……我ながら無理矢理すぎる尻叩き。
    「Thank You」 3 Resigned Calm Dawn(白王子Ver.)ごぼっ、ごほ……っ!
    急激に意識が浮上する。喉を圧する水を吐いたぼくは、夜空を背にしたクラウチを下から仰ぐ形となっていた。
    そのまま、数回咳き込む。頬にクラウチの髪から滴る海水が当たる。短く呼吸を紡ぐクラウチがぼくをきつく抱きしめた。

    「王子…っ!良かった……っ!」
    身体を離し、ぼくの額を撫で上げ、両手で頬を包み、そのまま肩を抱く。
    「どこか異変はないか?」
    「う…っん、だい、じょうぶ。大丈夫だよ」
    ほう、と呼気を落として再びぼくを抱きしめた。今度は、包み込むように柔らかく。
    「そうか……。心臓が潰れるかと思ったぞ」
    両手をクラウチの背に回し、二度、撫で下ろす。
    「……ごめん。ちょっと酔いが回ったみたいで…はしゃいじゃった」
    3154