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    hyoukaaisu

    DOODLE『甘くて、幸せな時間』
    擬ブレイサ
    お料理チャンネルを2人で仲良くしている世界。
    ブバもイサも1度始めてみたら、楽しくて極めてしまうのは同じだから相性バッチリ。

    仕事で疲れて、作るのも食べるのも面倒になりがちだから2人のチャンネルを見ながら食事をしたかったなと思う日々です。

    イサ三さんの絆創膏が指輪に見えてしまいできた作品。
    『甘くて、幸せな時間』イサミはそれなりに自炊はしていた。
    それがブレイバーンと出逢ってからというものの、2人で料理を作る楽しさや
    自分が作った料理を食べてもらって「美味しい」と笑ってもらえる嬉しさ
    そんなくすぐったいくらいに甘い幸せを知った2人が料理にのめり込むのは早かった。

    ブレイバーンも向上心が強く、
    「もっとイサミの為に美味しい料理を作りたいんだ」と趣味と実益を兼ねてお料理チャンネルを開設したのだ。

    ブレイバーンの狙い通り、2人がまだ知らない美味しいお店の話を知ることができたり、知らない料理の数々に挑戦するのはとても楽い。



    「……よし」
    ブレイバーンが生配信用のカメラをセットし、頷く。
    「今日は何を作るんだブレイバーン?」
    配信が始まっていない時のイサミは無防備で、柔らかくブレイバーンに微笑む。
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    aki

    DONEカドぐだ♀双六アンソロに寄稿しようと思って書いた作品で、以前SNSに投稿した作品のぐだちゃん視点リメイク加筆修正版です。
    やっぱりアンソロには一から書き下ろそう!と新たに別作品を書いたためこちらは展示に回すことにしました。
    たとえこれが夢だとしても! 透き通るような白い肌がしっとりと汗ばみ、火照っているのかほんのり赤く染まっている。
     意識が朦朧として倒れそうになったところをその汗ばんだ腕に抱き止められた。肌の温度を直に感じる距離で、虚ろに視線を寄越した先には細身だが筋肉質で引き締まった腹と二つの黒子が見える。

     カドック、こんなところに黒子があったんだ——。


     そんな、夢を見た。


     いや夢にしてはあまりにも生々しすぎる。黒子の位置なんて妄想だとしてもマニアックすぎるし、汗ばんだ肌が触れた感覚も支えてくれた腕の温かさも何故だかありありと思い出せるのだ。
     それに、夢の記憶はそれだけではない。カドックの運転する車の助手席に乗ってドライブをしていたこともうっすらと覚えている。珍しくサングラスをかけていて、横顔がかっこいいなぁと思って眺めていた。だが別にデートというわけではなく、後部座席には新所長と、なぜかオベロンも同行していたような気がする。でもみんなでドライブをしているのにあまり楽しい雰囲気ではなくて、何か切羽詰まった状況にあったような、そんな気がするのだ。夢なので明確に何に切羽詰まっていたのかは分からないのだが。
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