大分
Rahen_0323
DONEスグリ対策考えてたカキツバタif、最終話です。全て幻覚。怪我の描写とか色々好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。1〜8話と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
一応今回で終わりです。お付き合いいただきありがとうございました。書きたいシーンがまだあったりするので補完話も書く……かも……?って感じですね。既に大分満足してるので分かりませんが書きたい気持ちだけはあります。
地獄の沙汰もバトル次第 9(終)検査が「異常無し」ということで終わり、僅かに負った擦り傷の処置をされた後。
エリアゼロは一応パルデアにあったので、僕はオレンジアカデミーの先生や保護者であるママを呼ばれてそれはもう心配されてしまった。大穴に入ったのはアカデミー理事長でもあるオモダカさんの許可の上とはいえ、クラベル校長やジニア先生はとても怒っていて。校長なんて「私の方から理事長に抗議します!」とまで言っていた。
ママもぎゅうぎゅうと僕を抱き締めて凄く叱ってきた。「冒険するのはいいけど、そういう場所に行くならせめて事前に伝えて」と。以前無断で侵入したのもより不安を加速させてしまったのだろう。それについては何度目か深く反省した。
「とにかく、手当ては済んだのでしょう。理事長への報告などもブライア先生からされると聞きました。今日のところはアカデミーなりご実家なり、落ち着ける場所でお休みを……」
7405エリアゼロは一応パルデアにあったので、僕はオレンジアカデミーの先生や保護者であるママを呼ばれてそれはもう心配されてしまった。大穴に入ったのはアカデミー理事長でもあるオモダカさんの許可の上とはいえ、クラベル校長やジニア先生はとても怒っていて。校長なんて「私の方から理事長に抗議します!」とまで言っていた。
ママもぎゅうぎゅうと僕を抱き締めて凄く叱ってきた。「冒険するのはいいけど、そういう場所に行くならせめて事前に伝えて」と。以前無断で侵入したのもより不安を加速させてしまったのだろう。それについては何度目か深く反省した。
「とにかく、手当ては済んだのでしょう。理事長への報告などもブライア先生からされると聞きました。今日のところはアカデミーなりご実家なり、落ち着ける場所でお休みを……」
ユウシ
DONE2024/06/07【祝一周年】(Xから倉庫へ)
1枚目:1周年の日(5/24)に投下したもの。突貫工事で間に合わせたので色々事故ってる…(縮小するのでペン入れ行程は捨てて正解。色ラフ行程ははしょっちゃダメ…デ狂い検出出来ない…)
2枚目:途中段階のアニメ塗りver. (ここから削ったり混ぜたりするので大分雑な状態)アニメ塗り方向で仕上げた方が良かったかも…となったやつ。 2
Totraodon413
TRAINING浅い知識かつ人生初小説書く人間が書いてますので、設定が大分フワフワしてます。そして文章が変。地雷設定あると思います必ず下記をご覧になり、なんでも許せる方のみお読みください。※注意事項
・ソニナコ(恋人
・エロなし
・ソニックが自信なくてナヨナヨしてる
・ソニッククロニクルの後の世界線設定
・エッグマンが改心済
・シルバーが未来から来ている
・ルージュが姉御肌
・シェイド出てきます
・時間軸が不明 5487
Rahen_0323
SPUR MEスグリ対策考えてたカキツバタif、五話目です。全て幻覚。大分限界なカキツバタです。いつもより短くなってしまった。
はちゃめちゃ好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。1〜4話と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
次から地獄のチャンピオン交代無限ループです。主人公はいつ来るんですかね(他人事)
地獄の沙汰もバトル次第 5あれから何日経っただろうか。
あまり長い時間は過ぎていない筈だが、なんだか段々数えるのも気にするのも面倒になってきて、今日の日付すら曖昧だった。
兎にも角にも今日のチャンピオン戦もギリギリ勝って終えたオイラは、部室に戻って椅子に腰掛けた。
「はぁあ〜〜〜…………」
疲れた。そんな弱音を押し殺しながらだらりと姿勢を崩す。
一緒に戻った部員達の「お疲れ様です」「今日も凄かった」なんて労いの言葉を程々に受け取りながらミックスオレの缶を開けた。甘ったるい匂いが漂う。
「……そろそろキツくなってきたかねぃ……」
ふと、誰にも聞こえない声量で零す。実際届かなかったようで、皆それぞれ緩い空気に戻っていた部室で和気藹々と話していた。
5295あまり長い時間は過ぎていない筈だが、なんだか段々数えるのも気にするのも面倒になってきて、今日の日付すら曖昧だった。
兎にも角にも今日のチャンピオン戦もギリギリ勝って終えたオイラは、部室に戻って椅子に腰掛けた。
「はぁあ〜〜〜…………」
疲れた。そんな弱音を押し殺しながらだらりと姿勢を崩す。
一緒に戻った部員達の「お疲れ様です」「今日も凄かった」なんて労いの言葉を程々に受け取りながらミックスオレの缶を開けた。甘ったるい匂いが漂う。
「……そろそろキツくなってきたかねぃ……」
ふと、誰にも聞こえない声量で零す。実際届かなかったようで、皆それぞれ緩い空気に戻っていた部室で和気藹々と話していた。
Rahen_0323
SPUR MEスグリ対策練ってたカキツバタif、三話目です。全て幻覚。付け焼き刃スグリvs楽しもうという精神はあるカキツバタです。
大分好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。前作と前々作と過去作の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
次はまたバトルになるかもしれない。ギスギスがどんどん加速していきます。
地獄の沙汰もバトル次第 3オイラがチャンピオンに戻り、スグリが四天王に都落ちしてから二日が経った。
「あ〜〜〜やっと終わったぁ」
「お疲れ様です」
「カキツバタにしては頑張った」
オイラはたった今、やっと書類の山を片付けられて、ペンを放り出しながらテーブルに突っ伏した。
スグリとのポケモン勝負に勝った後からずっと大変だった。なにせチャンピオンに戻った途端、アイツに辞めさせられた、もしくは愛想を尽かして自ら辞めた部員が次々「もう一度リーグ部に!」と押し掛けてきたのだから。
まあそれだけならいい。彼ら彼女らは不当な扱いを受けたと知っていたから、受け入れるさ。
だが、分かっちゃいたが仕事は山積みで。元チャンピオンの設けたふざけたルールの撤廃に、それに伴っての顧問との面談に、ポーラスクエアや四天王業務の引き継ぎに、通常の仕事まで。もう一生分働いたってくらい色々やらされた。
7033「あ〜〜〜やっと終わったぁ」
「お疲れ様です」
「カキツバタにしては頑張った」
オイラはたった今、やっと書類の山を片付けられて、ペンを放り出しながらテーブルに突っ伏した。
スグリとのポケモン勝負に勝った後からずっと大変だった。なにせチャンピオンに戻った途端、アイツに辞めさせられた、もしくは愛想を尽かして自ら辞めた部員が次々「もう一度リーグ部に!」と押し掛けてきたのだから。
まあそれだけならいい。彼ら彼女らは不当な扱いを受けたと知っていたから、受け入れるさ。
だが、分かっちゃいたが仕事は山積みで。元チャンピオンの設けたふざけたルールの撤廃に、それに伴っての顧問との面談に、ポーラスクエアや四天王業務の引き継ぎに、通常の仕事まで。もう一生分働いたってくらい色々やらされた。
よるのなか
MOURNINGキスブラ。酔っぱらって暴君極まりないブさんです。ブさんが大分いけいけどんどんおかしなことになってます、すみません…キさんを暴君振りで振り回すブさんが急に書きたくなりまして。書いててとても楽しかった。
割増暴君『三十分後、お前の家』
受信したメッセージには、それだけが表示されていた。理由も状況もさっぱりわからねぇが、とりあえず三十分後に家にいろ、ということだけはわかったから、ディノにそれを告げてオレは自宅へ足を向ける。ちょうどパトロールが終わったところだから三十分後に着けるけど、これタワーで受け取ってたら三十分後に着けるかなんてわからねぇぞ、とそこまで考えて、いや、パトロール中だとわかっていたんだな、と思い直した。あの男のことだ、それくらい把握済みで送った指示なんだろう。
ぴったり時間通りに着くと、既にブラッドは玄関先に立っていた。
「……来たか」
そう言って、オレをじっと睨んでくる。来るなり睨まれても、とオレは思わず後退りしそうになって、それからよくブラッドを観察した。どうも、目が据わっているように見える。なのにどこか覇気がなくて、それから目元や首筋、頬など全体的に妙に赤いような。
2335受信したメッセージには、それだけが表示されていた。理由も状況もさっぱりわからねぇが、とりあえず三十分後に家にいろ、ということだけはわかったから、ディノにそれを告げてオレは自宅へ足を向ける。ちょうどパトロールが終わったところだから三十分後に着けるけど、これタワーで受け取ってたら三十分後に着けるかなんてわからねぇぞ、とそこまで考えて、いや、パトロール中だとわかっていたんだな、と思い直した。あの男のことだ、それくらい把握済みで送った指示なんだろう。
ぴったり時間通りに着くと、既にブラッドは玄関先に立っていた。
「……来たか」
そう言って、オレをじっと睨んでくる。来るなり睨まれても、とオレは思わず後退りしそうになって、それからよくブラッドを観察した。どうも、目が据わっているように見える。なのにどこか覇気がなくて、それから目元や首筋、頬など全体的に妙に赤いような。
Rahen_0323
SPUR MEスグリ対策練ってたカキツバタif、二話目です。全て幻覚。今回はバトルしてません。カキツバタがずっとぐるぐる悩んでるだけ。流石に毎回バトル書くのは無茶なのでお許しを……
大分好き勝手してます。なんでも許せる方向け。前作と二ヶ月前の「お前を殺す夢を見た」を先に読むことを推奨します。
次回は多分バトルします。竜の血が滾るかもしれない。
地獄の沙汰もバトル次第 2どうにかこうにかスグリを倒し、チャンピオンの座を奪い返した後。
これでも結構頑張ったってのに、引き揚げて直ぐに「早くシャワー浴びて休みなさい!!」と強い口調で部室から叩き出されたオイラは、まあそれも後輩達の優しさかと素直に受け入れて自室へ帰ることにした。
……既にチャンピオン陥落はバトルを観戦していなかった者にまで広まっているらしい。その噂で持ち切りで、オイラも度々声を掛けられた。リーグ部員から元部員から、教師、部外の生徒にまで。
「やったなあカキツバタ!」
「凄いじゃないか!」
「ありがとうチャンピオン!信じてたよ!」
「また皆で楽しくやろうね!」
「ありがとう!!」「流石は学園最強!!」「信じてた!!」「よくやった!!」
7174これでも結構頑張ったってのに、引き揚げて直ぐに「早くシャワー浴びて休みなさい!!」と強い口調で部室から叩き出されたオイラは、まあそれも後輩達の優しさかと素直に受け入れて自室へ帰ることにした。
……既にチャンピオン陥落はバトルを観戦していなかった者にまで広まっているらしい。その噂で持ち切りで、オイラも度々声を掛けられた。リーグ部員から元部員から、教師、部外の生徒にまで。
「やったなあカキツバタ!」
「凄いじゃないか!」
「ありがとうチャンピオン!信じてたよ!」
「また皆で楽しくやろうね!」
「ありがとう!!」「流石は学園最強!!」「信じてた!!」「よくやった!!」
uzr7_0twhn1
DOODLE※同居人自陣 ☀🐍落書きとっとどっとの余韻と、キスの日が近かったのもあって勢いでイチャイチャを描いていたので投げます。
2枚目は大分前に描いたラフなんですが、おもちさんに個別で見せただけで公開してなかった気がする……
3枚目は多分未公開で、発掘したので供養しておきます(?) 3
暖(はる)
DOODLE #長晋ワンドロライ 第119回お題【鳥籠】天狗ぽい何かの森君が高杉さんを見初めて鳥籠にしまい込む話。
大分癖が強いがいつもの味付け
☆森君が高杉さんを物理的に食べているようなフレーズがある
☆高杉さんにとってはアンハッピーエンド
念のために18↑Y/N 2669
nagihara_0523
DOODLEhttps://x.com/nagihara_0523/status/1746159179210129693?s=61&t=2RgI9oJ_ul4j6VSGmOukVgxくんで大分前に描いてたモブ父(↑これ)の、影なしとかお札なしの差分 3
みたらしダン子
DOODLE大分前に下書き描いてたオチのない話をちょっぴり清書しただけの産物です彼らの日常ってこんな感じだといいなぁ~って思ってたり…。
まぁかまちょの速くんに苦労する電チャンが見たかっただけなんですけど!!!!こういうのめっちゃ大好き!!速くんって絶対唐突に電チャンとこ来るよね…それをなんだかんだで許しちゃう電チャンいいよね…速電チャンって距離近くて遠い複雑な関係だと思うんですけどこういうのいいよね…ッ! 3
うみtearsun127
MAIKINGこれから狂聡になる予定の、売られた少年聡実くんとそれを買った狂児の話。原作軸とは異なります。
3914以下、カップリング未満です。
※聡実くんが原作より大分幼い。
ネタとして大分暗い内容のため、pass付けます。
18↑(y/n)
※未成年への淫行を推奨するものではありません。 14
沙弥(さや)
DOODLE時間ないけどストレス解消にラフ拾って描いた気になろうと思ったらこの兄者大分幼いなあと思ってまあ忠世にもティーンの頃はあるからね…というところまで考えたら
(多分元服前後までは岡崎の方にいたと思うので)弥八は10代の忠世知ってんのかと思ったらエッッッッチすぎない…?!になってしまった(拙宅忠世と弥八は10歳前後で逢ってる設定です)
みそらーめん
MAIKING絵文字応援、ありがとうございました。めちゃくちゃ嬉しい。①終わりが見えない色鉛筆画。しかも描いてみて、色々微妙に見えてきた。けど、ディ君好きすぎて、愛は沢山込めている。
②2月くらいに下書き描いて放置。チェッカーズの衣装を着た2人。
③大分前の落書き。得点後の風景。パス君にディ君が抱きつく構図にしたかった。だってパス君はFWだもん。彼にも点取ってほしい。
2024年4月26日 3
Rahen_0323
DOODLE大分頭のネジが飛んでるカキツバタがなんやかんや自ら毒を飲む話です。捏造だらけ。未成年の飲酒描写が一瞬あったりします。なんでも許せる方向けです。言うほど暗くはないと思うけどカキツバタが中々イカれてるのでご注意を。多分自己肯定感に問題がありまくり。チャンピオンとかって身内側の人間にも狙われることありそうだな〜竜一族とか尚更ありそうだな〜っていう妄想ですが全然皆仲良しでもいいですよね。 3094
Rahen_0323
MOURNING三月くらいに書こうとしてた名も無きパルデアリーグ職員モブと卒業後パルデアリーグに就職したカキツバタが仲良くなる話、のボツです。供養です。途中で終わります。大分構想は纏めてたけど完結まで行けなくて放置してたので投下します。モブがちょっとキモいトップ信者だったりしますが根っこは良識ある善人です。あと名も無きモブがいっぱい出ます。捏造だらけです。大分好き勝手してるのでなんでも許せる方向け。 12765
雨月ゆづり
DONEしいなの日大遅刻ニキマヨまだ付き合ってないけど、大分マヨイが絆されかけており、好き避けが目立つようになってきた時期。
リハビリのつもりでサクッと書こうとしたので、舞台設定あんまり考えていません。
都合良く人気のないESの空き部屋にいたとか、そういうシチュエーションを想定してください。 2860
Rahen_0323
DOODLEスグリくんへの感情発散後編です。ちょっと半端かもしれない。誰も幸せじゃないです。※捏造妄想自己解釈過多
※主人公不在で原作改変が多い
※全体的にスグリくんに厳しくて皆不憫
※カキツバタが大分弱ってます
※精神異常、体調不良表現があります
※とにかく暗い
※とりあえずなんでも許せる方向けです。ご注意を
ちゃんと愛はあります。でもこのくらいされてもなにも言えないと思うんだわ…… 6185
Rahen_0323
DOODLE突然スグリくんへの感情を発散したくなって書いたやつ。多分後編に続きます。全然バッドエンドの予定です。※捏造妄想自己解釈過多
※主人公不在で原作改変が多い
※全体的にスグリくんに厳しくて皆不憫
※カキツバタが大分弱ってます
※軽度の暴力表現や体調不良表現があります
※とにかく暗い
※とりあえずなんでも許せる方向けです。ご注意を
スグリくん含めた皆ちゃんと好きです愛はあります 5547
Historia_Goda
DOODLE女教皇隊隊長のアンチのお気持ちまたはあの時死んだ一隊員の独白
視点:モブ隊員(名前:リヘス)
出てくる人:モブ隊員、女教皇
※GODARCA通過前……?
※死ネタ(女教皇は死にません)
※モブ→ヒス
※いつもどおり捏造しかない
※ヒスのこと大分美化した気がする……許せ
それでも大丈夫な方はいつものPW→○○○○○班 5297
Rahen_0323
DONE視界不良カキツバタその6です!大分駆け抜けてしまいましたが一旦完結でございます!捏造妄想自己解釈過多。特定のキャラに若干厳しいシーン有り。シリーズ的なものなので「閉じた世界」の1〜5を先に読むことをオススメします。
まだ色々と書きたいシーンがあるのでそのうち番外編という名の補完話を書くと思われます。ですが一旦完結です。お付き合い頂きありがとうございました!また別のお話でお会いしましょう!
閉じた世界 6ゼイユとハッサク先生と一緒に病室で落ち着かずに待っていると、やがてノックの音が響いた。
「失礼する」
「おーす」
「ツバっさん!」
「カキツバタ。案外早かったわね」
「お疲れ様ですよ。シャガさん、カキツバタくん」
やって来たのは、思った通りあの不器用な祖父と孫だった。僕は直ぐ様椅子から立ち上がってツバっさんの補助に向かう。躊躇いなく乗り換えられたお祖父さんはちょっとショックを受けていた。あ、なんかごめんなさい。
とはいえシャガさんは少し空気が緩んでいて、ツバっさんも気まずそうだけど若干顔色が良くなっていて。
仲直り、出来たのかな?
そうホッと息を吐いた。
「おや、他の患者達は」
「皆さん『そこまで症状が重いワケでもないから』と、それぞれ出掛けました。中には今日退院予定だった方も居たようで」
11059「失礼する」
「おーす」
「ツバっさん!」
「カキツバタ。案外早かったわね」
「お疲れ様ですよ。シャガさん、カキツバタくん」
やって来たのは、思った通りあの不器用な祖父と孫だった。僕は直ぐ様椅子から立ち上がってツバっさんの補助に向かう。躊躇いなく乗り換えられたお祖父さんはちょっとショックを受けていた。あ、なんかごめんなさい。
とはいえシャガさんは少し空気が緩んでいて、ツバっさんも気まずそうだけど若干顔色が良くなっていて。
仲直り、出来たのかな?
そうホッと息を吐いた。
「おや、他の患者達は」
「皆さん『そこまで症状が重いワケでもないから』と、それぞれ出掛けました。中には今日退院予定だった方も居たようで」
Rahen_0323
SPUR ME視界不良カキツバタその5です。ジジイお説教&仲直り回。捏造妄想自己解釈過多。シリーズ的なやつなので「閉じた世界」の1〜4を先に読むことをオススメします。
もう直ぐ終わるかもしれないし終わらないかもしれない感じですね。ジジイが登場したことにより最初に練っていた構想と大分離れてしまったので分からない。まあ頑張ります。
閉じた世界 5ゼイユ達がツバっさんを連れて行ってくれたのを確認してから、僕はシャガさんへ向き直った。
筋骨隆々で背が高く、口元が見えないくらい髭を生やしている。確かに細身で幼い顔立ちのツバっさんとはあまり似てなかった。ただ、こちらも聞いた通り髪と目の色は殆ど同じで。
「…………………………」
孫と真逆で無口なのかもしれない。黙って静かに見据えられて、ちょっと怯みそうになってしまった。この目に睨まれるのは、想像したより怖い。
だけどダメだ。ちゃんと話をしないと、彼は本当にツバっさんを休学させてしまうかもしれない。そんなことになったら、皆きっと悲しむ。状態からして仕方ないと納得出来ても、それでも僕は全員と一緒に居たいんだ。
14738筋骨隆々で背が高く、口元が見えないくらい髭を生やしている。確かに細身で幼い顔立ちのツバっさんとはあまり似てなかった。ただ、こちらも聞いた通り髪と目の色は殆ど同じで。
「…………………………」
孫と真逆で無口なのかもしれない。黙って静かに見据えられて、ちょっと怯みそうになってしまった。この目に睨まれるのは、想像したより怖い。
だけどダメだ。ちゃんと話をしないと、彼は本当にツバっさんを休学させてしまうかもしれない。そんなことになったら、皆きっと悲しむ。状態からして仕方ないと納得出来ても、それでも僕は全員と一緒に居たいんだ。