宗
ran_yumishita
TRAINING宗戴ではあるんだけど少年時代の叢雲×戴天未満みたいな淡い恋のメロディー的なのと現在の雨竜君と戴天さんのやりとり。
タイトルは「強く待ち焦がれること」という意味らしいです。
”待つ”と松をかけているわけですね……いやよくないだろ。
延頸挙踵 穏やかな日差しの差し込む庭で、叢雲が盆栽をいじっていた。その日、戴天は習い事が終わって、勉強の続きをしなければと部屋に戻る途中だった。記憶にあるのは庭と、まだ幼さの残る従兄弟が、増えすぎた枝を剪定して、見目好くしようと四苦八苦してる姿だった。随分と悩みながらやっていたように思う。戴天は年上の従兄弟の趣味は随分渋いなと思って足を止めたのだった。
「ずいぶん大きくなりましたね」
何気なく声をかけると、びくりと叢雲が驚いた顔をして振り向く。
「戴天、か」
「はい、驚かせてしまいすいません」
戴天は子供じみた言動はしていなかった。戴天たちは【高塔】で、子供でいることは許されない立場であった。
「どうしました?」
1555「ずいぶん大きくなりましたね」
何気なく声をかけると、びくりと叢雲が驚いた顔をして振り向く。
「戴天、か」
「はい、驚かせてしまいすいません」
戴天は子供じみた言動はしていなかった。戴天たちは【高塔】で、子供でいることは許されない立場であった。
「どうしました?」
りま!
DOODLE▼ご注意ください。戴天の女装
宗戴が牛丼を食べる
ちょっと危ないモブ女がいます
ギャグ(にしたかった)
宗戴がほんの少し仲良しです
叢雲=宗雲の前提
残り香 すまない、本当にすまないと何度も謝る宗雲にいいですよと返すしか出来ず、戴天は通話を切った。
事の発端は宗雲からの電話だった。着信を知らせる画面を見て、戴天は目を疑った。宗雲からの着信は仮面ライダーとなってから片手で足りる程しか無い。何か緊急の用事かも知れないと思い無視することはできず、素直に通話ボタンを押す。
「もしもし…どうしました?」
「今忙しいか?」
「3分程度なら大丈夫です。手短にお願いします」
「助けて欲しいんだ」
「は?」
「今夜、俺の恋人のフリをしてくれ」
「……は?」
「……」
「……」
珍しく宗雲も焦っているのか、なかなか話が掴めない。さらに恋人のフリをしてくれ、なんて突拍子もないお願いに戴天ですら電話する相手が間違っているのでは?ということを言うことも出来ずに沈黙が流れる。
5406事の発端は宗雲からの電話だった。着信を知らせる画面を見て、戴天は目を疑った。宗雲からの着信は仮面ライダーとなってから片手で足りる程しか無い。何か緊急の用事かも知れないと思い無視することはできず、素直に通話ボタンを押す。
「もしもし…どうしました?」
「今忙しいか?」
「3分程度なら大丈夫です。手短にお願いします」
「助けて欲しいんだ」
「は?」
「今夜、俺の恋人のフリをしてくれ」
「……は?」
「……」
「……」
珍しく宗雲も焦っているのか、なかなか話が掴めない。さらに恋人のフリをしてくれ、なんて突拍子もないお願いに戴天ですら電話する相手が間違っているのでは?ということを言うことも出来ずに沈黙が流れる。
chikyugai
DONE12月頒布予定……と言いつつ10/14のライキャ神戸に出ることにしました!そのレオいず本の抜粋🦁🐱本文は32P
ギャンビットとか返礼祭フルボイスとか、オーディション編も踏まえての内容ですが、12月までに供給が来てひっくり返ったらその時はその時ってことで……。
あと宗さんがいっぱい喋ります。いつも自カプがお世話になっております。 9
りま!
DONE宗戴です。宗雲=叢雲の設定で書いています。
ふせにも上げましたがこちらにも。
ゆりかご「どうしてあなたがいるんですか」
戴天がエージェントから呼び出しがあった場所へ行くと、そこには宗雲が立っていた。場所は商業地区なので、彼がいること自体には何も不思議なことはない。今が調査のための待ち合わせ場所でなければ。
「エージェントから話があったから来ただけだ」
どういうことだ、とエージェントに連絡しようとした戴天のライダーフォンが着信を告げる。
「はい、どうしましたか?」
「すみません、戴天さん。もう場所には着きましたか?」
「ええ。今着きました…しかし何故彼がここに?」
「彼?…あぁ宗雲さんですか?無事に合流できたみたいで良かったです。実はカオストーンを持っていると思われる方が高塔エンタープライズの社員さんで」
2534戴天がエージェントから呼び出しがあった場所へ行くと、そこには宗雲が立っていた。場所は商業地区なので、彼がいること自体には何も不思議なことはない。今が調査のための待ち合わせ場所でなければ。
「エージェントから話があったから来ただけだ」
どういうことだ、とエージェントに連絡しようとした戴天のライダーフォンが着信を告げる。
「はい、どうしましたか?」
「すみません、戴天さん。もう場所には着きましたか?」
「ええ。今着きました…しかし何故彼がここに?」
「彼?…あぁ宗雲さんですか?無事に合流できたみたいで良かったです。実はカオストーンを持っていると思われる方が高塔エンタープライズの社員さんで」
m69re10
DOODLE転生現パロ宗ハク⑫長いです。最終回になります
今までありがとうございました😭感想が読みたくて描き続けたようなものです。毎週感想乞食しちゃってすみません、本当に感謝しています。相互さん、読んで下さった皆さんありがとうございます。🙇
こんなに長く描いたの初めてなので記念に本にしたいです。来月辺りを目標に製本の為加筆や修正をしています。ノー宗ハクノーライフ、宗ハク堪りませんねえ! 32
上樹落葉
DOODLEド捏造 幹部候補カオスライダー宗雲※読まなくていい
幹部候補も幹部と似た個性派な制服になるのかな〜とか思ったけど、あくまで候補(組織図で中の上くらいのイメージ)だからいうてアカデミーの制服とそんなに変わらないかもな…になりました。
yunico
DONE■過去絵:とうらぶ■2枚目:食欲がなくなる色の懐石料理を作った三日月宗近
以前、地元の美術館に長義が遠征してきて展示されてた時、
美術館の年間パスポート買ってめちゃめちゃ通いました。 2
k7t3ds4
DOODLE⚠ 年齢操作&家族パロもどき 嗜好リーダーを父親視。他子供化世界観。
存在しない前回。
親バカをはじめとするキャラ崩壊が含まれます。
謎のウィ勧誘宗さんいます。カプ思想はルイ静のみです。 4
あずま
DOODLE前期漱石作品まとめ⚠︎デジダル初心者中の初心者 あと単に画力不足
ほぼほぼ虞美人草
①②学パロ(虞美人草)
③④映画『虞美人草』1941 甲野君
⑤⑥DAISUKEパロ(それから)
⑦⑧トレス素材使用(虞美人草+漱石)
⑨⑩宗近君甲野君(虞美人草)
⑪前期の人たち
⑫宗近君と甲野君(虞美人草)
⑬道也先生、高柳君、中野君(野分)
⑭百合の花(夢十夜、それから) 14
センリ°F
DOODLE一之倉聡に懐いている野球部の坊主の話※見切り発車の男主友情夢
※非時系列順に置いてます
※夢主名:宗像 元(むなかた はじめ)
座らせてくれるイチノ土曜の夜は人気のスポーツバラエティ番組がある。有名アスリートをスタジオに招いて、司会のお笑い芸人と女子アナが、ひな壇に座る彼らにお題トークを振っていくというものだ。
実力のある人気選手の素の一面が見られるということで、ここ山王工業体育部男子寮でも視聴者は多い。決まって皆、土曜の夜は風呂が終わり次第、談話室にやってきてソファや小上がりの畳へと陣取る。
先に風呂から上がった松本と野辺は、のんびり涼みながらお目当ての番組の前枠である、どうぶつ番組を眺めていた。テレビ画面にはふわふわのうさぎが映っている。
「今日ゲスト誰だっけ」
そこへ、一之倉がやってきた。ソファの反対側の端へと座ると、湯上がりで少し赤くなった頬を手で扇ぎながら尋ねた。
1804実力のある人気選手の素の一面が見られるということで、ここ山王工業体育部男子寮でも視聴者は多い。決まって皆、土曜の夜は風呂が終わり次第、談話室にやってきてソファや小上がりの畳へと陣取る。
先に風呂から上がった松本と野辺は、のんびり涼みながらお目当ての番組の前枠である、どうぶつ番組を眺めていた。テレビ画面にはふわふわのうさぎが映っている。
「今日ゲスト誰だっけ」
そこへ、一之倉がやってきた。ソファの反対側の端へと座ると、湯上がりで少し赤くなった頬を手で扇ぎながら尋ねた。
ymj_sne
DOODLEにょた制服、私はボックスプリーツ(切り替え有)派なのですが 分からん 何も伝わない絵 意味なし にょう~は短いスカートの下にジャージ履くけどジャージって何色…?になったり等しましたジャージの下にひらひらの下着が隠れているの普通にめっっっちゃ…………はい かわいい
ふりふりほわいと下着は宗氏の趣味です…(大嘘)(絵にむう要素は無い)(え…) 2
みりん
MOURNING輝矢宗氏のお話を書こうとして力尽きたもの。途中で終わります。姫ことむー妹捏造
今は昔、竹取翁という者ありけり。野山に混じりて竹を取りつつ、よろずの事につかいけり。
「おにいちゃん、ご本読んで」
「ああ、いいだろう。姫は何の絵本をお望みだ?」
「んーとね、今日はね、これ!かぐやひめ!」
「わかった。この兄が姫に読み聞かせてしんぜようぞ」
「?」
「ふふ、すまない。少々難しい言葉を使ったな」
輝矢の姓を持つ者として、かぐやひめという話とは並々ならぬ縁を感じていた。竹取の翁が光る竹から見つけた、三寸…9cmほどしかない赤子。その赤子が絶世の美女へと成長しあらゆる貴族の男達を軽くあしらい、ついには帝の心すら弄ぶ。自由の限りを尽くす彼女を、誰も嫌いになれない。
姫ことかわいい妹に、伝わるよう本を読んでいく。このあらゆる科学が発展したJPNでアナログな読み聞かせというのは、慣れていない人間には骨折り物だろう。今どき機械に話しかけてできない事はほとんどない。それでも幼少のみぎり、本を読み聞かせてもらった記憶というものはある。それだけ読書体験というのは人間の成長に好影響を及ぼすのだろう。僕は責任を感じつつ、丁寧に、感情を込めて読み聞かせる。
3049「おにいちゃん、ご本読んで」
「ああ、いいだろう。姫は何の絵本をお望みだ?」
「んーとね、今日はね、これ!かぐやひめ!」
「わかった。この兄が姫に読み聞かせてしんぜようぞ」
「?」
「ふふ、すまない。少々難しい言葉を使ったな」
輝矢の姓を持つ者として、かぐやひめという話とは並々ならぬ縁を感じていた。竹取の翁が光る竹から見つけた、三寸…9cmほどしかない赤子。その赤子が絶世の美女へと成長しあらゆる貴族の男達を軽くあしらい、ついには帝の心すら弄ぶ。自由の限りを尽くす彼女を、誰も嫌いになれない。
姫ことかわいい妹に、伝わるよう本を読んでいく。このあらゆる科学が発展したJPNでアナログな読み聞かせというのは、慣れていない人間には骨折り物だろう。今どき機械に話しかけてできない事はほとんどない。それでも幼少のみぎり、本を読み聞かせてもらった記憶というものはある。それだけ読書体験というのは人間の成長に好影響を及ぼすのだろう。僕は責任を感じつつ、丁寧に、感情を込めて読み聞かせる。