巽
ミテルチャン
MOURNING2022年頃※巽マヨの本作ろうとして力尽きた原稿の一部。
まだ付き合ってない1年目の巽マヨで、なぜか毎晩マヨイさんをいじめる夢を見るようになってしまった巽。その邪念を察知したマヨイが夜な夜な巽の元にやってくるお話だったんでつが ワイが途中でインポ(物理)になった為、制作中断されました。 5
nlak_kk
TRAINING💚💜が夜の海で過ごす話。いずれ書こうと思っているお話の後日譚のため、不明瞭な点を含みます。
祈らないものたち 七月六日、もうじき日を跨ごうとする新月の夜。
きぃ、かたりと、ロッジの扉が静かに閉まる。他人と暮らす中でこんな小さな生活音は極めて些細なものだった。眠りを揺り起こすこともないこの音を、もうひとつの足音がひたひたと後を追った。
ロッジを出てじゃりじゃりとしばらく地面を踏み鳴らした後、こつこつとコンクリートを蹴る。しばらくするとしゃくしゃくと砂が足にまとわりつき、湿った風が焦燥感を撫でた。目的の相手はというと砂浜にひざ掛けを敷いて座り込み、ぼうっと遠く海原に視線を向けていた。紫色の髪は夜半の海に同化し、膝を折る姿は怪人というよりもむしろ波打ち際で黄昏る人魚のように思われた。
「マヨイさん! 」
突然の呼びかけ声とスマートフォンのライトにひっと悲鳴が上がる。声の主に振り返れば、新月の夜でもそのきらめきがわかる薄緑色の髪がゆらりと彼のそばに寄った。
4293きぃ、かたりと、ロッジの扉が静かに閉まる。他人と暮らす中でこんな小さな生活音は極めて些細なものだった。眠りを揺り起こすこともないこの音を、もうひとつの足音がひたひたと後を追った。
ロッジを出てじゃりじゃりとしばらく地面を踏み鳴らした後、こつこつとコンクリートを蹴る。しばらくするとしゃくしゃくと砂が足にまとわりつき、湿った風が焦燥感を撫でた。目的の相手はというと砂浜にひざ掛けを敷いて座り込み、ぼうっと遠く海原に視線を向けていた。紫色の髪は夜半の海に同化し、膝を折る姿は怪人というよりもむしろ波打ち際で黄昏る人魚のように思われた。
「マヨイさん! 」
突然の呼びかけ声とスマートフォンのライトにひっと悲鳴が上がる。声の主に振り返れば、新月の夜でもそのきらめきがわかる薄緑色の髪がゆらりと彼のそばに寄った。
さりょ
MEMO①腹がタつ準備号にしては凝りすぎちゃったかも…完成版はイラストもデザインもアップデートするつもりです。
大好きケ〜ポ風🫰表紙はよく見るとうっすらキルティングの素材でcute❣
②頭にくる
寝る前に軽く触ったらいつの間にか表紙ができたやつ。フルカラーのイラストがダサかったので、モノクロにして今まで使ってない紫をメインカラーにしたらいい感じになった❢免許証風のデザインをバックに散らしてます。 3
nlak_kk
MOURNING2024.6.27中華衣装で白米を引っ提げたマヨイちゃんがあまりに可愛いので。
※ストーリー更新前のド妄想です。
Q.好きな食べ物 好きな食べ物、好きな食べ物……うううう 絞れませぇん!
「マヨマヨ〜、そんなに難しい顔してどうしたの」
凛月が背後からにゅっと顔を出すと、マヨイは高らかな悲鳴をあげてアンケート用紙を宙に放り投げる。よっとキャッチすれば、彼がうんうんと悩んでいたのは「好きな食べ物」の欄だった。
「あ〜 これって、衣装のモチーフになるんだよねぇ。どうしてそんなに悩むの? 確かブドウが好きって答えてなかったっけ」
「どうしてそれを!? 」
「同業者の視察ってやつ〜? まぁそれは半分冗談で、この前の誕生日にブドウのケーキ食べてたからさぁ、そうかなぁと思って」
「ヒィ そんなに私のことを見ないでくださいぃ」
「タッちゃんほど見てないからだいじょーぶ」
2189「マヨマヨ〜、そんなに難しい顔してどうしたの」
凛月が背後からにゅっと顔を出すと、マヨイは高らかな悲鳴をあげてアンケート用紙を宙に放り投げる。よっとキャッチすれば、彼がうんうんと悩んでいたのは「好きな食べ物」の欄だった。
「あ〜 これって、衣装のモチーフになるんだよねぇ。どうしてそんなに悩むの? 確かブドウが好きって答えてなかったっけ」
「どうしてそれを!? 」
「同業者の視察ってやつ〜? まぁそれは半分冗談で、この前の誕生日にブドウのケーキ食べてたからさぁ、そうかなぁと思って」
「ヒィ そんなに私のことを見ないでくださいぃ」
「タッちゃんほど見てないからだいじょーぶ」
Nightingale0616
MEMO【巽瑛一に理性を吹っ飛ばされた当方の雑記】懐かしいのでUPしてみました。
はしゃいでいるようですが、その後4話を読んでショックで寝込みます。笑
初出・20220324(初開催マドリガル最終日) 3
アクアマリン
DONE巽と英智がお夜食を食べながらちょっとお話するだけ。一応冬頃(SS終了以降)くらいのふんわりした時期設定です。
こちらはテキスト版です。
秘密のお夜食話 ある冬の日、一時を少し回った頃珍しく目が覚めてしまい起き上がる。水分補給に水を飲むと空腹感を覚えた。複数ユニット合同での大型ライブが近づいていることもあっていつもよりハードなレッスンをしたからだろうか。このまま朝まで眠ってしまおうかと思ったのだが、一度空腹を自覚してしまうと気になってしまう。
「……仕方ありませんな、晩ご飯の残りを食べましょうか」
そう呟いて部屋を出て共有キッチンへ向かう。こんな時間だと仕事をしている者、夢の世界の住人となっている者のどちらかが大半のため誰とも会うことなく目的地へ辿り着く。
キッチンにも人影はなく、シンと静まり返っていた。少々気は引けるが電気を点け、冷蔵庫にしまっていたタッパーを取り出す。
3597「……仕方ありませんな、晩ご飯の残りを食べましょうか」
そう呟いて部屋を出て共有キッチンへ向かう。こんな時間だと仕事をしている者、夢の世界の住人となっている者のどちらかが大半のため誰とも会うことなく目的地へ辿り着く。
キッチンにも人影はなく、シンと静まり返っていた。少々気は引けるが電気を点け、冷蔵庫にしまっていたタッパーを取り出す。
アクアマリン
DONE⚠️巽夢ネームレス、同棲、歳上の設定です!
巽が寝ぼけてぽやぽやというかミスするところが見たかったのでかきました……。
こんな日もある アラームの音で目を覚ます。もう一度夢の世界へ向かってしまいそうな身体をなんとか布団から起こし、カーテンを開ける。寝起きには眩しすぎる朝日を浴びて、今日はお布団も干しちゃおうかなとぼんやり考える。
顔を洗ってリビングへ向かうと朝ごはんの匂いと音が聞こえてくる。今日はベーコンエッグの日だ。
「巽くん、おはよう」
「おはようございます。よく眠れましたか?」
「おかげさまで熟睡できました!いつも朝ごはん作ってもらっちゃってごめんね」
「いえ、朝の礼拝などで俺の方が自然と早く起きるからそのついでですな」
そうは言うものの毎朝歳下の彼に作ってもらうのも申し訳ないなと思いつつ飲み物を用意していると、いつもより少し多めに用意されたご飯が目に入る。
677顔を洗ってリビングへ向かうと朝ごはんの匂いと音が聞こえてくる。今日はベーコンエッグの日だ。
「巽くん、おはよう」
「おはようございます。よく眠れましたか?」
「おかげさまで熟睡できました!いつも朝ごはん作ってもらっちゃってごめんね」
「いえ、朝の礼拝などで俺の方が自然と早く起きるからそのついでですな」
そうは言うものの毎朝歳下の彼に作ってもらうのも申し訳ないなと思いつつ飲み物を用意していると、いつもより少し多めに用意されたご飯が目に入る。
siiiiiiiiro
INFOストーカー被害にあう鈍感な巽とそれを気に掛ける無自覚好意のHiMERUがすれ違う話です。6/30ジュンブラの新刊です、宜しくお願い致します!
【スペース】東3ホール ダ63b // milmel
【タイトル】re: Addiction
【サイズ/P数/価格】A5 / 表紙込32P / 400円
re: Addiction――気に食わないことなど、数え切れないほどあった。それでも関係が途切れないのは、多少なり過去の縁やら温厚で人好きのする相手の性格のせいだ。
だからこそ。
「まあ、HiMERUさんには関係のないことですから」
その言葉を聞いたHiMERUは、走馬灯と呼ぶべき幻覚が目の間を過ぎり、気付いた時にはもう巽は居なくなっていた。
差し込む日差しが肌を突き刺す真昼間、朝より鈍い動きの社員の間を縫うように歩くHiMERUは、誰が見たって機嫌が悪かった。
原因は、こんな人が多い時間に呼び出した副所長でも、朝からダル絡みをしてきたユニットリーダーでもない。ツカツカと足音を立てながら、HiMERUにとってこの世で一番憎い相手――巽との会話を何度も思い出していた。
5928だからこそ。
「まあ、HiMERUさんには関係のないことですから」
その言葉を聞いたHiMERUは、走馬灯と呼ぶべき幻覚が目の間を過ぎり、気付いた時にはもう巽は居なくなっていた。
差し込む日差しが肌を突き刺す真昼間、朝より鈍い動きの社員の間を縫うように歩くHiMERUは、誰が見たって機嫌が悪かった。
原因は、こんな人が多い時間に呼び出した副所長でも、朝からダル絡みをしてきたユニットリーダーでもない。ツカツカと足音を立てながら、HiMERUにとってこの世で一番憎い相手――巽との会話を何度も思い出していた。
nlak_kk
TRAINING巽がマヨイの身体準備のためにやさしいご飯を作る話(いわゆる腸内洗浄を行いやすくするための前段階の話。排泄描写、SEXの描写はありません)
続きを書いて清書をしたら、R18部分を分けてこちらに投稿、また、pixivにはまとめて投稿しようかと思います。
献立ラブレター 風早巽は悩んでいた。
(マヨイさんがあまり食事を摂ってくれません)
日常的に巽が料理の腕を振るうことが多く、ユニットメンバーの舌は彼の腕で出来上がっていると言っても過言ではない。つまり、よっぽどのことがない限り、彼の食事が口に合わないことはないはずだ。とはいえ、一昨日から礼瀬マヨイの食が細っていっていることが、目下彼の悩みの種になっていた。
(元々一般男性よりも食が細い印象を受けますが、とはいえこうも食べる量が少なくなっているのはどうしてでしょう? 寒くなってきましたし、具合でも悪いのでしょうか)
昼食時に尋ねてはみたものの、マヨイはぶんぶんと首を振ると一目散に逃げだしてしまった。これでは解決の糸口も掴めない。彼はただでさえ体調を崩しやすい上、冬の気配が次第に濃くなっている。
7452(マヨイさんがあまり食事を摂ってくれません)
日常的に巽が料理の腕を振るうことが多く、ユニットメンバーの舌は彼の腕で出来上がっていると言っても過言ではない。つまり、よっぽどのことがない限り、彼の食事が口に合わないことはないはずだ。とはいえ、一昨日から礼瀬マヨイの食が細っていっていることが、目下彼の悩みの種になっていた。
(元々一般男性よりも食が細い印象を受けますが、とはいえこうも食べる量が少なくなっているのはどうしてでしょう? 寒くなってきましたし、具合でも悪いのでしょうか)
昼食時に尋ねてはみたものの、マヨイはぶんぶんと首を振ると一目散に逃げだしてしまった。これでは解決の糸口も掴めない。彼はただでさえ体調を崩しやすい上、冬の気配が次第に濃くなっている。
hhairo
MEMO没文笔,私设很多,部分角色性别有改动,固定cp是ひめこは(khk♀),巽x麻glひめこはbg师生——1第一次见面
新生入学后不久迎来前辈们的毕业仪式,学校的传统是后辈为毕业生准备胸花并亲手戴在名札旁,代表了和前辈的亲密关系。在私立贵族学校中,连学生都清楚积攒人脉是最重要的,少有这样完全没有学校干涉的自由活动,这也是最后一次能够和这三年来在学校金字塔顶端"大人物"接近交流的机会,虽然是一年级新生,琥珀老早就甩开了竞争者。
"学生会王牌外援","圣女"风早巽毕业典礼当天的行程在学生们私下的群聊里火热刷新,可她突然像是消失了,学姐目前的确切位置的情报价值直逼一万円,但琥珀只要撒娇,总有好心的学长们帮忙透露,只是自己蹲在拐角腿都麻了,为了在巽学姐面前表现得清纯礼貌,琥珀想再忍2分钟出现,反正那个新来的老师一直自说自话,学姐又很为难的样子……好讨厌的老师。
1113新生入学后不久迎来前辈们的毕业仪式,学校的传统是后辈为毕业生准备胸花并亲手戴在名札旁,代表了和前辈的亲密关系。在私立贵族学校中,连学生都清楚积攒人脉是最重要的,少有这样完全没有学校干涉的自由活动,这也是最后一次能够和这三年来在学校金字塔顶端"大人物"接近交流的机会,虽然是一年级新生,琥珀老早就甩开了竞争者。
"学生会王牌外援","圣女"风早巽毕业典礼当天的行程在学生们私下的群聊里火热刷新,可她突然像是消失了,学姐目前的确切位置的情报价值直逼一万円,但琥珀只要撒娇,总有好心的学长们帮忙透露,只是自己蹲在拐角腿都麻了,为了在巽学姐面前表现得清纯礼貌,琥珀想再忍2分钟出现,反正那个新来的老师一直自说自话,学姐又很为难的样子……好讨厌的老师。
onika
INFO展示①ひあまもで展示&通販していた
春コミ発行 ひいあい本の長めのサンプル♠️♥️
余韻(?)で6/18(火)まではBOOTHで通販延長!⬇️
https://kasago-to-disco.booth.pm
一彩のことを意識する藍良の話、
巽マヨとこはくが出てきます
※通販は手数料と送料の関係で割高になります💦
今後の赤〇ーさん主催イベで頒布予定、12月のオンリーあたりで参加検討中です 14
nlak_kk
TRAININGこっそりと紫陽花デートをする巽マヨ(一次創作で使ったネタをリメイクしました)半径75センチメートル 見上げるほど群生する紫陽花を前に直径150センチメートルの黒い傘が前後に並ぶ。細い小道にその他の傘はなく、布地を打ち付ける雨音や生き物の鳴き声、二人っきりのひそひそ声があるばかりだ。
「写真で見るよりも素晴らしいですねぇ……」
思わず視界を狭めていたハットを脱ぎ、淑やかな詠嘆の声をもらす。同じくハット姿の青年も静かに息を吐いた。
「本当に美しいですね。ところで、随分と遠くまでやってきましたが、お疲れではありませんか? マヨイさん」
前を行く傘が振り向くと、紫陽花に目を奪われていた青年がこくりとうなずく。揃いのハットには、それぞれのスートが刺繍されており、買って早々にふたりで施したものだった。
「はい。ありがとうございます。ここ……巽さんが探してくださったんですか? 」
1844「写真で見るよりも素晴らしいですねぇ……」
思わず視界を狭めていたハットを脱ぎ、淑やかな詠嘆の声をもらす。同じくハット姿の青年も静かに息を吐いた。
「本当に美しいですね。ところで、随分と遠くまでやってきましたが、お疲れではありませんか? マヨイさん」
前を行く傘が振り向くと、紫陽花に目を奪われていた青年がこくりとうなずく。揃いのハットには、それぞれのスートが刺繍されており、買って早々にふたりで施したものだった。
「はい。ありがとうございます。ここ……巽さんが探してくださったんですか? 」