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    彼女

    どこかのおたく

    MOURNINGサイラスとオフィーリアの2人で始まった旅が、他の6人を故郷へ帰して2人で終わるところ。

    サイラスがオフィーリアをフレイムグレースに送っていき、挨拶もそこそこに去ろうとしたら「帰らないで、離れたくない」とあからさまな好意を伝えられ、彼女を憎からず思っていたサイラスが困った末になかなかノンデリな告白をする、というとこから始まる自己満足作文です😇💖

    この前の部分もいつか書きたい。
    「誤解を招くといけないから、今の気持ちを正直に、且つ丁寧に述べるよ。…これが教師として生徒を思う庇護欲のそれなのか、親や兄が抱く情の類なのか。…はたまた、それとは全く別物なのか、私には判別できないのだが、とにかく、その…どうにもキミを愛おしく感じるようになってしまったんだ」
    「……!」
     きまりが悪そうに俯き、静かな想いを吐き出すサイラスを前に、オフィーリアは目を丸くした。身体は硬直し、息をするのも忘れる。心臓だけが、かつてないほどの勢いで拍動していた。
     サイラスは少しだけ目線を上げ、我が生徒と同年代の彼女を見た。これでもかというほど頬を紅く染める彼女の、なんと可愛らしいことか。少なくとも、この曖昧すぎる告白を嫌がられていないことは察した。
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    壱梨あかり

    DONEメタ要素ありの、自分の意思通り動くことの許されないプレイヤーキャラクターァォちゃんと、そんな彼女に救われたから、力になりたいハッさんの話です。🍊💙。
    ハッさん→→→→→(←)ァォちゃんぐらいの感じです。ァォちゃからの特別が無いところスタートの、ァォちゃ視点。
    ルールが上書きされました。 世界は、決まった方向にしか、変化していかない。
    他の可能性があったとしても、それらは記録に残ることなく、バグとして扱われ、あるべき姿へと修正されるのだ。
    この法則は、パルデア地方を生きる人達にも、適用されている。みんなの意図など関係なく、規則正しくあれと強いられる。

    それは『わたし』だって例外じゃない。

    美味しいものがあったら、美味しいと思う感覚はあるし、すごいものを見ると、すごいと感動に震える心もあるとしても、だ。
    ただ例外があるとすれば、『わたし』には、『わたし』の体を突き動かす、別のなにかが存在しているらしいということ。具体的にはわからない。在るらしい、ということ以外にはっきりしたものはない。気づけば、めちゃくちゃな動きをさせられたり、派手な姿をさせられても、わたしの好みではないと、これを拒絶する権利は無いようだった。
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