Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    彼女

    mix_skt

    MOURNING※ドラマCD「ファーストラブ」のネタバレ

    【一鶴主】
    1主ちゃんが一鶴の初恋を知る話
    彼がいくら一途な性格とはいえ20年も同じ人のこと考え続けるって相当ショックだったんだろうし今でも彼女に救いの言葉ひとつかけられなかったことをずっと心の奥底で悔やみ続けているのだろうと私は解釈しています
    ときめき状態になると1主に己の感情を晒す(=彼女と絆を深める)事を怖がるのもいつか失うのが怖いからなのかも
    未投函の懺悔 しとしと、ぽつぽつ、と書斎の窓ガラスを打ちつける雨音が醸し出す湿った空気が、まるで時間の流れさえ鈍らす錯覚をもたらすような。そんな雨の日のことだった。
     一鶴さんから頼まれて書斎で探し物をしていた時、彼がいつも座っているデスクの引き出しの奥の方に、紙の角が覗いているのが目に入った。
     何の気なしに引き出してみると、それは封蝋のなされた手紙のようで、封筒の隅に遠慮がちに書かれた「天之橋一鶴より」の文字を見れば、一鶴さんが誰かに送り損ねたものだと気づくには容易かった。

    「見つかったかい?」

     見つけたことを秘密にするか思案する間もなく聞こえてきた一鶴の声に、美奈子はハッとして振り返る。

    「あっいや、そうじゃないんですけど。これ、たまたま見つけちゃって……」
    2179

    どこかのおたく

    MOURNINGサイラスとオフィーリアの2人で始まった旅が、他の6人を故郷へ帰して2人で終わるところ。

    サイラスがオフィーリアをフレイムグレースに送っていき、挨拶もそこそこに去ろうとしたら「帰らないで、離れたくない」とあからさまな好意を伝えられ、彼女を憎からず思っていたサイラスが困った末になかなかノンデリな告白をする、というとこから始まる自己満足作文です😇💖

    この前の部分もいつか書きたい。
    「誤解を招くといけないから、今の気持ちを正直に、且つ丁寧に述べるよ。…これが教師として生徒を思う庇護欲のそれなのか、親や兄が抱く情の類なのか。…はたまた、それとは全く別物なのか、私には判別できないのだが、とにかく、その…どうにもキミを愛おしく感じるようになってしまったんだ」
    「……!」
     きまりが悪そうに俯き、静かな想いを吐き出すサイラスを前に、オフィーリアは目を丸くした。身体は硬直し、息をするのも忘れる。心臓だけが、かつてないほどの勢いで拍動していた。
     サイラスは少しだけ目線を上げ、我が生徒と同年代の彼女を見た。これでもかというほど頬を紅く染める彼女の、なんと可愛らしいことか。少なくとも、この曖昧すぎる告白を嫌がられていないことは察した。
    3908

    壱梨あかり

    DONEメタ要素ありの、自分の意思通り動くことの許されないプレイヤーキャラクターァォちゃんと、そんな彼女に救われたから、力になりたいハッさんの話です。🍊💙。
    ハッさん→→→→→(←)ァォちゃんぐらいの感じです。ァォちゃからの特別が無いところスタートの、ァォちゃ視点。
    ルールが上書きされました。 世界は、決まった方向にしか、変化していかない。
    他の可能性があったとしても、それらは記録に残ることなく、バグとして扱われ、あるべき姿へと修正されるのだ。
    この法則は、パルデア地方を生きる人達にも、適用されている。みんなの意図など関係なく、規則正しくあれと強いられる。

    それは『わたし』だって例外じゃない。

    美味しいものがあったら、美味しいと思う感覚はあるし、すごいものを見ると、すごいと感動に震える心もあるとしても、だ。
    ただ例外があるとすれば、『わたし』には、『わたし』の体を突き動かす、別のなにかが存在しているらしいということ。具体的にはわからない。在るらしい、ということ以外にはっきりしたものはない。気づけば、めちゃくちゃな動きをさせられたり、派手な姿をさせられても、わたしの好みではないと、これを拒絶する権利は無いようだった。
    6684