書記
こまいぬ
INFO【とある書記官と建築家の恋について。2Day2】展示物①アルカヴェ🌱🏛️(26p)
学院祭後、すっかり🌱の家にいることに落ち着いてまったり生活送っている🏛️先輩目線のある日。
まだ描いてます!
背景がない点と真っ白な点は仕様ですが
ラフまま箇所はできあがり次第ページ差し替えします
一旦寝ます!!!
ウォォォ 26
こまいぬ
INFO【とある書記官と建築家の恋について。2Day2】展示物②ネットプリントのユーザー番号お知らせです。
以下の注意事項をご確認ください。
・再配布禁止、個人利用の範囲内でご利用ください。
・怪我やトラブルについてこちらでは責任を負いかねます。
・後日Twitter(X)にて全体公開します。
・印刷の仕方は「ネットワークプリント」で検索してください。
印刷期限 3/3 まで。 2
雨音@ししさめ
PAST2023.4.27。学パロ第三話。自転車。🦁⇨1年C組。美術部員。寮住まい。
☔️⇨3年A組。生徒会書記。万年首席。
【学パロ】STAY with ME③ 一年生の獅子神敬一と、三年生の村雨礼二は付き合っている。
そんな噂は、いつのまにやら少なく無い生徒の間に、囁かれるようになっていた。
事実ではある。のだが。
特に積極的に広めたわけでもないが⋯⋯と思い。同時に無理も無いか、と。村雨は恋人である後輩を見ながら考える。
「ん?どーしたセンパイ?」
「あ?⋯⋯いや」
この後輩。わかりやす過ぎる。
本人は隠してないだけで、開けっぴろげにしているつもりは恐らくないのだろう。
けれど、とにかく、村雨を『見る目』が違う。
二人きりでない時は、『センパイ』と呼び⋯⋯敬語こそないが(あまりの違和感に村雨が「使うな」と命令した)、生徒会書記の引き継ぎも真面目に聴き、恋人だから、というなあなあさも感じさせない。筈で。
4049そんな噂は、いつのまにやら少なく無い生徒の間に、囁かれるようになっていた。
事実ではある。のだが。
特に積極的に広めたわけでもないが⋯⋯と思い。同時に無理も無いか、と。村雨は恋人である後輩を見ながら考える。
「ん?どーしたセンパイ?」
「あ?⋯⋯いや」
この後輩。わかりやす過ぎる。
本人は隠してないだけで、開けっぴろげにしているつもりは恐らくないのだろう。
けれど、とにかく、村雨を『見る目』が違う。
二人きりでない時は、『センパイ』と呼び⋯⋯敬語こそないが(あまりの違和感に村雨が「使うな」と命令した)、生徒会書記の引き継ぎも真面目に聴き、恋人だから、というなあなあさも感じさせない。筈で。
雨音@ししさめ
PAST2023.4.27。学パロ。第二話。モブ同級生視点。🦁⇨1年C組。美術部員。寮住まい。
☔️⇨3年A組。生徒会書記。万年首席。
【学パロ】STAY with ME②「ケーイチー。帰りカラオケ行かね」
全ての授業と帰りの民も終わり、生徒皆んなが帰り支度をする時間。
一年C組のムードメーカー・大和が声を掛けた相手⋯⋯金髪の少年・獅子神敬一は、「悪ぃ」と、顔の前で片手を立てた。
「オレ、今日、生徒会なんだよ」
「あれ?ケーイチ、生徒会員だったか?」
「あーまぁ⋯⋯まだ見習いだけどな。書記」
「書記」
「村雨⋯⋯センパイの、後継だよ」
視線を逸らし、頬を掻きながら呟いて。
「て、ワケだから悪ぃ。またな!」
「お、おう⋯⋯またな」
慌ただしく去っていく背を見送った。
村雨センパイ。
言っていた言葉を、反芻する。
村雨⋯⋯と、言えばあの人だろう。
現・生徒会書記。
学校一の秀才。
993全ての授業と帰りの民も終わり、生徒皆んなが帰り支度をする時間。
一年C組のムードメーカー・大和が声を掛けた相手⋯⋯金髪の少年・獅子神敬一は、「悪ぃ」と、顔の前で片手を立てた。
「オレ、今日、生徒会なんだよ」
「あれ?ケーイチ、生徒会員だったか?」
「あーまぁ⋯⋯まだ見習いだけどな。書記」
「書記」
「村雨⋯⋯センパイの、後継だよ」
視線を逸らし、頬を掻きながら呟いて。
「て、ワケだから悪ぃ。またな!」
「お、おう⋯⋯またな」
慌ただしく去っていく背を見送った。
村雨センパイ。
言っていた言葉を、反芻する。
村雨⋯⋯と、言えばあの人だろう。
現・生徒会書記。
学校一の秀才。
雨音@ししさめ
PAST2023.4.27。学パロ。第一話出会い編。🦁⇨1年C組。美術部員。寮住まい。
☔️⇨3年A組。生徒会書記。万年首席。
【学パロ】STAY with ME① 獅子神敬一。
高校一年生。一五歳。入学して一ヶ月ほど経ち、高校生活にもそれなりに慣れてきた頃である。
鮮やかな金髪と碧い瞳に最初こそ戸惑われもしたが⋯⋯明るい立ち居振る舞いと飾らない性格により、あっという間に友たちはできた。
付き合いではあったが美術部にも入り、悪く無い日々を送っている。
**
放課後。
同じ制服の生徒で溢れる校舎とグラウンドを避け、獅子神は裏庭にたどり着いた。
辺りを見渡して人影が無いことを確認し、スマートフォンをスピーカーモードに設定する。
適当に放り出した端末から響くのは、男性二人の声が紡ぐ英語の歌詞。
しっとりと広がるそれに耳を傾けながら、スケッチブックを取り出して広げる。
2225高校一年生。一五歳。入学して一ヶ月ほど経ち、高校生活にもそれなりに慣れてきた頃である。
鮮やかな金髪と碧い瞳に最初こそ戸惑われもしたが⋯⋯明るい立ち居振る舞いと飾らない性格により、あっという間に友たちはできた。
付き合いではあったが美術部にも入り、悪く無い日々を送っている。
**
放課後。
同じ制服の生徒で溢れる校舎とグラウンドを避け、獅子神は裏庭にたどり着いた。
辺りを見渡して人影が無いことを確認し、スマートフォンをスピーカーモードに設定する。
適当に放り出した端末から響くのは、男性二人の声が紡ぐ英語の歌詞。
しっとりと広がるそれに耳を傾けながら、スケッチブックを取り出して広げる。
513_hasumi
DONEアルセノ🌱⚖️ / まだ実装前に書記官が大マハマトラを壁ドンしているレイヤーさん達を見て感動しました 3枚目は描きたいところだけ描いた【追記】お借りしたもの ↓
https://www.pixiv.net/artworks/50337478 3
しほョ
DONE2023.8.20発行のアセ本『俺の書記官がこんなにも』
おまけページになります。
パスワードは奥付部分をご確認くださいませ!
2023.8.31
出来ましたお待たせしました…!
あまりにお待たせしてしまったのでマシマシおまけになってます
今回の本、最後まで描いた後また最初に戻ってコマをいっぱい描きなおすとかいうアホな事してまして、没ゴマとか没ラフが結構出ましたのでその辺も置いてます… 20
piyori
CAN’T MAKEアルカヴェ R-18一般書記官アルハイゼン×淫魔カーヴェの妄想書きちらし文。めっちゃ♡飛び交ってる。淫魔なので(?)カーヴェのケツ穴は濡れます。そして淫魔設定を生かせてない。
元ツイ
https://x.com/piyori1109/status/1690553691248775168?s=46&t=gjwXUa0qF2GzqDjHRX-GBA
18↑?
yes/no 3200
椅子川
PROGRESSアルカヴェwebオンリーイベント「とある書記官と建築家の恋について。」
描き下ろし短編まんがです!
※描き終わっていません…
全年齢 (女装あり・他キャラクターも出てきます)
なんでもOKな方向けです
イベント終了までには多分間に合わないのですが、完成したらSNSにて告知します
two_mamire
MEMO22:00くらいからまた死んでる…土日はやめろ土日は…映画は観てませんので何故あの子供ではなく鳥がポスターになっているのかよく分かっていません。
この書記官もよく分かってないと思います。かわいいですね。
hac.
DOODLE教0院時代の🌱🏛️何事にも動じない無表情の🌱少年が🏛️先輩と一線越えて童貞卒業するけど体験したことのないほど気持ち良すぎて泣いちゃったやつと数年後の堂々とした🌱書記官
↑18?(y/n) 3
薬膳メタルのA面
DONE愛の神のキス(S27🎲空軍×S27SSR書記官withURオペラ歌手)
※注意⚠️(解釈違い避け・必読オナシャス)
・本来の空軍、書記官、オペラ歌手とは別の真髄ストーリー妄想になります
・ダイス空軍がストーリーにそぐわずフランクであたおかです
・しっかりガッツリ百合です 2089
teasぱんだ
DONEwebオンリー《とある書記官と建築家の恋について》カウントダウン企画1日目小説です。開催楽しみにしております!
《とあこい》カウントダウン企画1日目 待ち焦がれる。なんてことを、したことのない二人だった。
「ただいま」
いつものように定時で職場を後にして明日は休日だからと酒を買って帰れば、見慣れないものがリビングテーブルに置かれていた。訝しげにそれを見ているとキッチンから同居人が顔を出す。
「おかえり。あれ、いい酒じゃないか!」
片手に持っていた酒を受け取ると、愛用しているグラスを棚から出してカーヴェはカウチに座る。
「君はまだ仕事だろう」
「今日原案を提出したんだ。依頼主の確認待ち」
「それで、これは?」
いつもの指定席に座ってもう一度箱を見ると、片面に突起が沢山ついていた。
それは全て引き出しのようになっていて、無数の四角い仕切りに一つずつ拵えられている。
2382「ただいま」
いつものように定時で職場を後にして明日は休日だからと酒を買って帰れば、見慣れないものがリビングテーブルに置かれていた。訝しげにそれを見ているとキッチンから同居人が顔を出す。
「おかえり。あれ、いい酒じゃないか!」
片手に持っていた酒を受け取ると、愛用しているグラスを棚から出してカーヴェはカウチに座る。
「君はまだ仕事だろう」
「今日原案を提出したんだ。依頼主の確認待ち」
「それで、これは?」
いつもの指定席に座ってもう一度箱を見ると、片面に突起が沢山ついていた。
それは全て引き出しのようになっていて、無数の四角い仕切りに一つずつ拵えられている。
sukesukexxx69
DONE※微アルカヴェ?🏛「ちょうど良いところに!ちょっと髪拭いてくれないか?今ものすごく良いところで手が離せないんだ!」
🌱「……………………」(黙ってタオルを取りに行く)
同居2日目くらいの出来事。そう言えばこんな生態だったな、と懐かしさと共に早くも今後の生活に憂いがよぎる書記官
薬膳メタルのA面
DONEハンターになりたい(ごつ盛り空軍×書記官with隠者)
※注意⚠️(解釈違い避け・必読オナシャス)
・ごつ盛り空軍は弊荘園の「へたくそ大戦犯やさぐれ死にたがりメイド空軍」です、公式設定のマーサとは全く別物になります
・暴力、出血、微量のお色気、書記官の背景推理ネタバレを含みます
・ごつ盛り空軍は基本的に他鯖を誰も信用していないので当たりがキツいです
・ガッツリ百合です 8642
薬膳メタルのA面
MOURNING鯖狩逆転ネタ供養空軍↔キーガン
※注意⚠️(解釈違い避け・必読オナシャス)
・役職名は二次創作です
・空軍と書記官のストーリーPV、背景推理、誕生日ネタバレしかありません
1月20日
サバイバー:完全勝利
教授:脱出
大法官:行方不明
泣きピエロ:脱出
(インク滲みにより解読不可能):脱出
「キーガン、お疲れ様!」
「ドンマイ!元気だして!」
「ね、新しいハンターの歓迎会行くでしょ?着替えてきなよ!」
声を掛けられ其方を向くが、見慣れない姿に何方か分からず返事をする事が出来なかった
見慣れない背中を目で追っていた私は、居館へと続く道の中程で膝から崩れそのまま脱力して地面に倒れた
空は端の方から暗み、微かな息苦しさを感じた
「私には…向いていない……」
目を閉じようとした時、何かを引き擦るような物音が聞こえた
それは先程の試合で私達と戦っていたハンター、教師…マルガリータ・ハリの足音だった
私が地に伏し空を見上げているのに気付いた彼女は歩を早め素早く体制を低くし、私の顔を覗き込んだ
889サバイバー:完全勝利
教授:脱出
大法官:行方不明
泣きピエロ:脱出
(インク滲みにより解読不可能):脱出
「キーガン、お疲れ様!」
「ドンマイ!元気だして!」
「ね、新しいハンターの歓迎会行くでしょ?着替えてきなよ!」
声を掛けられ其方を向くが、見慣れない姿に何方か分からず返事をする事が出来なかった
見慣れない背中を目で追っていた私は、居館へと続く道の中程で膝から崩れそのまま脱力して地面に倒れた
空は端の方から暗み、微かな息苦しさを感じた
「私には…向いていない……」
目を閉じようとした時、何かを引き擦るような物音が聞こえた
それは先程の試合で私達と戦っていたハンター、教師…マルガリータ・ハリの足音だった
私が地に伏し空を見上げているのに気付いた彼女は歩を早め素早く体制を低くし、私の顔を覗き込んだ
kotatu_muri03
MOURNINGたまには別ジャンルで書いてみましたgnsnのアルカヴェです。カヴェ実装前なので捏造過多。書記官が重いです。壺メイク、旅人が許せば他の人もできる勝手な設定です。
壺メイク、カヴェめちゃくちゃ楽しそうにやると思う。旅人は空くん。 4200
薬膳メタルのA面
DONEマイリトル・マーサ(ごつ盛り空軍→書記官with破輪ちゃん)
※注意⚠️(解釈違い避け・必読オナシャス)
・ごつ盛り空軍は弊荘園の「へたくそ大戦犯やさぐれ死にたがりメイド空軍」です、公式設定のマーサとは全く別物になります
・ごつ盛り空軍は基本的に他鯖を誰も信用していないので当たりがキツいです
・書記官の背景推理ネタバレ含みます
・言い忘れてましたがガッツリ百合です 6068
薬膳メタルのA面
DONE死にたがり(ごつ盛り空軍→書記官)
※注意⚠️(解釈違い避け・必読オナシャス)
・ごつ盛り空軍は弊荘園の「へたくそ大戦犯やさぐれ死にたがりメイド空軍」です、公式設定のマーサとは全く別物になります
・暴力、ケバブ、出血、死の概念、その他悪趣味な要素を含みます
・言い忘れてましたが百合風味です 1235
薬膳メタルのA面
DONEごつ盛り空軍→書記官 時々破輪ちゃん〜グレイスは添えるだけ〜
※注意⚠️(解釈違い避け・必読オナシャス)
・ごつ盛り空軍は弊荘園の「へたくそ大戦犯やさぐれ死にたがりメイド空軍」です、公式設定のマーサとは全く別物になります
・暴言、暴力、嘔吐、ケバブ、死の概念を含みます
・空軍の背景推理・誕生日ネタバレ含みます
・言い忘れてましたが百合風味です 4814
mazetamagohan
DONE女性キャラクター中心オンリー展示作品です😎付き合ってるフィ晶♀前提のお話。
書記官夫妻の口調迷子気味ですが楽しんでいたければ嬉しいです!
賢者様、家出する(大変、すっかり遅くなっちゃったわ)
空に濃紺の帳が下り、街頭に暖かな火が灯り始めたのを横目に見ながら、カナリアは自宅へと急いでいた。帰路に着いた時にはまだ空は夕焼けに赤く染まっていたのだが、夕飯の買い出しが難航したせいで、すっかり暗くなってしまったのだ。
「あの人、無理してキッチンに立っていないかしら……」
先に帰っているはずのクックロビンは、家事を積極的に手伝ってくれる良い夫なのだけれど、料理だけは任せられなかった。
というのも、キッチンに立たせればどんなに気を付けても鍋を焦がすし、切った具材は薄さも大きさもバラバラ。極めつけに包丁で指を切り落としかけるという事件が起きたので、お湯を沸かす以外ではキッチンに入らないで、と言うしかなかったのである。
8128空に濃紺の帳が下り、街頭に暖かな火が灯り始めたのを横目に見ながら、カナリアは自宅へと急いでいた。帰路に着いた時にはまだ空は夕焼けに赤く染まっていたのだが、夕飯の買い出しが難航したせいで、すっかり暗くなってしまったのだ。
「あの人、無理してキッチンに立っていないかしら……」
先に帰っているはずのクックロビンは、家事を積極的に手伝ってくれる良い夫なのだけれど、料理だけは任せられなかった。
というのも、キッチンに立たせればどんなに気を付けても鍋を焦がすし、切った具材は薄さも大きさもバラバラ。極めつけに包丁で指を切り落としかけるという事件が起きたので、お湯を沸かす以外ではキッチンに入らないで、と言うしかなかったのである。
yushio_gnsn
DOODLEアルカヴェ同居初期、ご飯作ったのがきっかけで共同生活成り立っちゃったの巻。お料理上手カヴェと、胃袋を掴まれている書記官。
※途中で視点が変わります。
理想的共同生活やらかした。僕は今、粉の舞うキッチンで頭を抱えている。
「あちゃあ……戻すのは、ちょっとなあ」
小麦粉の袋を傾けたら、手が滑ってどばっと出てしまったのだった。一度器に出してしまったものを袋に戻すのは気が引けるし、既に他の材料を入れた後だった。粉同士が混ざるといけない。
今日は休日。早起きしたので久しぶりに丁寧な生活を――手始めにピタパンでも焼こうと思ったのだが、出鼻を挫かれた。日常的にありふれた失敗だけれど、朝の一発目となると少しばかり凹む。
目の前の粉の山をすべて焼き上げたら、二日くらいピタを食べ続けることになるだろう。挟む具材を変えるにしても、さすがに飽きる。
「珍しく早いな。昨日は酒場に行かなかったのか」
3594「あちゃあ……戻すのは、ちょっとなあ」
小麦粉の袋を傾けたら、手が滑ってどばっと出てしまったのだった。一度器に出してしまったものを袋に戻すのは気が引けるし、既に他の材料を入れた後だった。粉同士が混ざるといけない。
今日は休日。早起きしたので久しぶりに丁寧な生活を――手始めにピタパンでも焼こうと思ったのだが、出鼻を挫かれた。日常的にありふれた失敗だけれど、朝の一発目となると少しばかり凹む。
目の前の粉の山をすべて焼き上げたら、二日くらいピタを食べ続けることになるだろう。挟む具材を変えるにしても、さすがに飽きる。
「珍しく早いな。昨日は酒場に行かなかったのか」
yushio_gnsn
DONE夢の中で書記官の虚像と戯れるカヴェ氏と、それを見て脳破壊→激重嫉妬絶赦する書記官の話。途中視点が変わります。
カヴェ:後日、痴情の縺れを知られた少女が草神様だと知って本当に気絶した。
白雪姫――王子が姫に口付けをすると、死んでいたはずの彼女は息を吹き返したではありませんか。
「……なんとも荒唐無稽だな」
「そこがいいんじゃないか!」
机を叩いた衝撃で、コーヒーの水面が揺れる。アルハイゼンは夢、芸術、ロマンといったものを何一つ理解しない。そんな男なので、僕がマーケットで買ってきたテイワット童話集を見るなり「また俺の金で無駄なものを買ってきたのか」と不満を口にした。
人生に無駄なものなど無い。いいや、無駄なものにこそ価値がある、というのが正しいかもしれない。人間が生命活動を維持するだけの装置なら、料理の味すら意味をなさなくなる。無駄を嫌う人間は多いけれど、意味ある行動だけで生きることこそ不可能なのだ。学術的理論からかけ離れた“童話”に価値を見出すのは何も間違っていない。コーヒーを一口啜り、頭を活性化させてから反論の態勢を整える。
20374「……なんとも荒唐無稽だな」
「そこがいいんじゃないか!」
机を叩いた衝撃で、コーヒーの水面が揺れる。アルハイゼンは夢、芸術、ロマンといったものを何一つ理解しない。そんな男なので、僕がマーケットで買ってきたテイワット童話集を見るなり「また俺の金で無駄なものを買ってきたのか」と不満を口にした。
人生に無駄なものなど無い。いいや、無駄なものにこそ価値がある、というのが正しいかもしれない。人間が生命活動を維持するだけの装置なら、料理の味すら意味をなさなくなる。無駄を嫌う人間は多いけれど、意味ある行動だけで生きることこそ不可能なのだ。学術的理論からかけ離れた“童話”に価値を見出すのは何も間違っていない。コーヒーを一口啜り、頭を活性化させてから反論の態勢を整える。