月夜
k0510_o0720
DONEレイチュリワンウィーク【月夜】
遠征先の星で初めて月を知った🦚と片思い🧂
知識不足と失念「あれ、星とは何が違うんだい?」
細い指が空に浮かんだそれを指し示した。雲がほとんどない夜空に浮かんでいる、美しく大きな月。そしてそこで思った。そうか、彼はあれを知らないのか。
「……月、だな」
「つき?」
「星との違いといえば、あれが惑星であるということだろうな」
「惑星……って、なんかを起点にぐるぐる回ってるってことかい? あれが?」
「そうだ。月と呼ぶものは、月という名称を付けた星を起点としている。つまりこの星で月と呼ばれる惑星は、この月を起点にして回っている惑星、ということだ」
「へぇ」
ぱちん、と美しい虹彩を携えた瞳が夜空へと向けられている。そこに浮かぶのは大きな、それこそ他の星ではあまり見られないほどの大きな月。その明るさもさることながら、肉眼でもその模様が見えるくらいにはよく見える。
2513細い指が空に浮かんだそれを指し示した。雲がほとんどない夜空に浮かんでいる、美しく大きな月。そしてそこで思った。そうか、彼はあれを知らないのか。
「……月、だな」
「つき?」
「星との違いといえば、あれが惑星であるということだろうな」
「惑星……って、なんかを起点にぐるぐる回ってるってことかい? あれが?」
「そうだ。月と呼ぶものは、月という名称を付けた星を起点としている。つまりこの星で月と呼ばれる惑星は、この月を起点にして回っている惑星、ということだ」
「へぇ」
ぱちん、と美しい虹彩を携えた瞳が夜空へと向けられている。そこに浮かぶのは大きな、それこそ他の星ではあまり見られないほどの大きな月。その明るさもさることながら、肉眼でもその模様が見えるくらいにはよく見える。
穴沢弐段
TRAINING十五夜を楽しむ2人漱石とか道長とか朧月夜のエピソード等をちりばめています
月と星十五夜の季節、せめて雰囲気だけでも味わおうとカルデア内シミュレーションルームにてマスターこと藤丸立香とそのサーヴァント蘆屋道満は2人で簡易的な月見を楽しんでいた。
『今の世にも月見を嗜む風習があるのですね』
平安の世、陰陽師は星見をして占いなどをしていたらしいけど月を見る文化は一部の貴族ぐらいのものだったらしい
「私も本格的に詳しいってワケじゃないけどね」
そんな他愛もない話をしながらエミヤの用意してくれた団子をつまんで口にする。
リツカが団子に舌鼓をうっていると道満がボソリと呟いた。
『月が綺麗ですね』
「ヘァッ⁉」
思わず団子を吹き出しそうになる
(何を…)
(言ってるんだ、この道満は…)
果たして道満はその元のエピソードを知っているのだろうか?
707『今の世にも月見を嗜む風習があるのですね』
平安の世、陰陽師は星見をして占いなどをしていたらしいけど月を見る文化は一部の貴族ぐらいのものだったらしい
「私も本格的に詳しいってワケじゃないけどね」
そんな他愛もない話をしながらエミヤの用意してくれた団子をつまんで口にする。
リツカが団子に舌鼓をうっていると道満がボソリと呟いた。
『月が綺麗ですね』
「ヘァッ⁉」
思わず団子を吹き出しそうになる
(何を…)
(言ってるんだ、この道満は…)
果たして道満はその元のエピソードを知っているのだろうか?
kskbau
PAST去年作ったうちよそ紹介本をネットに放流する~CoC「海も枯れるまで」「月夜に蠢くルーガルー」「庭師は何を口遊む」「密室のパスト」「ようこそ!迷命市役所都市伝説課へ!」「エンジェル・デビル・インプロパー」「NOBODY*2」「十二星座館殺人事件」のネタバレを含みます。誰が読めるんだこれ。 13
来(kuru)
DOODLE居場所なんて足枷で 弾かれて自由だね(月夜のタクト/Sou)
運び屋、居心地が良い場所ゆえにラにとっては足枷になってるんだな〜ってなった。
自分から手を離すことはできるけど…
幸せとは難しいものだね。
オレはお前らと違うって思ってそう(某水柱)
前回と同じく横顔おっと(‘、3_ヽ)_
Rizwarld93
DONEタイトル:月夜の秘め事BCの二次創作、兄の夢絵
※夢主(人外、固定夢主、顔有、癖強め)
※流血表現があります
本当に閲覧したい人だけお進み頂きます様にお願い致します。
また、苦情等は一切受け付けておりませんので閲覧は自己責任でお願い致します。a
※パス:薔薇(半角英/頭文字大文字) 3
なお(いなほなみ)
DONE2024.6.30 JBF 月夜に恋の投げキッスにて配布しました無配SSです。新刊「今宵あなたとステージで」収録の書き下ろし「今日から、ここから」の後日談の二人のお話です。
そのままでも読めますが、多少エピソードトークがあります。
楽しいお喋り 新居での二人暮らしが始まって早三週間。揃って食べる夕食の時間はまだまだ新鮮で楽しい。
百貨店勤めの鯉登が遅番で帰宅が遅い日は、月島が夕飯作りを担当している。二人とも同じくらいの帰宅になれば一緒に作るし、鯉登が休みの日は夕飯をバッチリ仕込み玄関先で「お疲れ様♡」のハグをするのが定着してきている。
「でな、そしたらそのネコさんが」
今は、鯉登が茶碗を持ったまま、勤め先裏手の休憩スペースに最近出入りする地域猫の話をしているところだ。勿論口の中のものは飲み込んだ後だが、箸も動かずお喋りが止まらないでいる。しょうがない。スタッフ間で噂には聞いていたものの、なかなかお目に掛かれなかった猫とやっと出会えたという話なのだから。
4472百貨店勤めの鯉登が遅番で帰宅が遅い日は、月島が夕飯作りを担当している。二人とも同じくらいの帰宅になれば一緒に作るし、鯉登が休みの日は夕飯をバッチリ仕込み玄関先で「お疲れ様♡」のハグをするのが定着してきている。
「でな、そしたらそのネコさんが」
今は、鯉登が茶碗を持ったまま、勤め先裏手の休憩スペースに最近出入りする地域猫の話をしているところだ。勿論口の中のものは飲み込んだ後だが、箸も動かずお喋りが止まらないでいる。しょうがない。スタッフ間で噂には聞いていたものの、なかなかお目に掛かれなかった猫とやっと出会えたという話なのだから。
nnjn999
DOODLEべったーに書いた、『開幕は月夜の晩に(https://privatter.net/p/10771959)』というジニピニャ小説のふたりです。蝙蝠ジニ先×狼ピニャという半獣人外パラレルなのでご注意ください。
18歳以上ですか? 2476
🍏🥝🍣現遂🍣🥝🍏
DONE〈法庶05〉働き詰めの法正を止められる者が誰も居なくなってしまった…
そんな時!月光浴び行く緑の外套──
徐元直が舞い降りた!
朧月夜が作る影。夜風にはためく翡翠の裾。
恩返しなんて要りません。
けれど話を聞いてくれ!
一途な徐庶と、そんな彼に絆されて少しだけ丸くなる法正の話。
秘密の逢瀬は夜の執務室…ほんのり静かな二直エロを目指しました。
いやとにかく法庶が読みたくて勢いでk
月夜の仲裁ネコ〜JOSHO〜 窓から差す月明かりが法正の手元をぼんやり照らす。彼はそこでようやく気が付く。もうそんな時間か──と。
蜀の軍師になってからというもの、政務に明け暮れる日々。過労で倒れた事もあるが、今にしてみれば過ぎた事。些事は棄ておけ。そんな態度で部下や同僚の忠言を聞き流していれば、彼を気遣って掛けられる声も次第に減っていく。
今では、執務室で黙々と筆を走らせ続けるそんな法孝直とその脇に積まれている書簡の山に物申せる人は限られていた。身分の事もあるが、助言して言うことを聞く……そんな関係性を彼と築けている相手となると極めて少なかった。加えて、話が通じるくらいには賢くて、口も堅くなければ。万一の事も考えれば護身術の心得まであると尚、良い。
5777蜀の軍師になってからというもの、政務に明け暮れる日々。過労で倒れた事もあるが、今にしてみれば過ぎた事。些事は棄ておけ。そんな態度で部下や同僚の忠言を聞き流していれば、彼を気遣って掛けられる声も次第に減っていく。
今では、執務室で黙々と筆を走らせ続けるそんな法孝直とその脇に積まれている書簡の山に物申せる人は限られていた。身分の事もあるが、助言して言うことを聞く……そんな関係性を彼と築けている相手となると極めて少なかった。加えて、話が通じるくらいには賢くて、口も堅くなければ。万一の事も考えれば護身術の心得まであると尚、良い。
mgn_t8
DONE夕暮れ〜より後っぽい。綺麗な月夜のファウリリの話。
月明かりの下で 真夜中に魔法舎の中庭にリリーの姿が見えた。中庭の噴水の縁に腰掛けて空を見上げている。こんな時間に何をと思うのと夜風に長く当たるのはいけないだろうと溜め息を吐く。
階段を降りて中庭に出れば、気付いたリリーがふわっと笑う。苦言を呈しにやってきたのにそんな顔で出迎えられると言いづらい。
「何をしているんだ、こんな夜更けに」
「窓から見た夜空がとても綺麗だったので」
いたずらが見つかってしまった子供のような顔をしてリリーが首を竦めた。叱られることをやっている自覚はあったらしい。ふぅと息を吐いて上を見上げるとなるほど、いつになく星が輝いていた。その中で一番に目を惹いているのが。
「……今日は月が綺麗だな……」
1229階段を降りて中庭に出れば、気付いたリリーがふわっと笑う。苦言を呈しにやってきたのにそんな顔で出迎えられると言いづらい。
「何をしているんだ、こんな夜更けに」
「窓から見た夜空がとても綺麗だったので」
いたずらが見つかってしまった子供のような顔をしてリリーが首を竦めた。叱られることをやっている自覚はあったらしい。ふぅと息を吐いて上を見上げるとなるほど、いつになく星が輝いていた。その中で一番に目を惹いているのが。
「……今日は月が綺麗だな……」