灰
まどろみ
TRAINING七灰。転生if。灰は記憶あり、五、夜は記憶なし、七は…?七のイマジナリーフレンド灰の話。
非実在少年(実在)七海建人二十五歳、モデルから子役を経て今はピン芸人という異色の経歴を持つ。五条の事務所の後輩でもある彼は業界では常識人として知られているが、一方で業界一の変人と呼ばれることもある。その理由は彼の芸風。
「灰原も笑ってないでなんとか言ったらどうですか…まったく」
とある番組の雛壇。七海はいつものように何もない隣の空間に話しかける。その場にいるのであろう『灰原』に向かって。
お笑い好きか七海のファンなら知らないものはいない七海の相方『灰原雄』は、七海の想像上の存在…いわゆるイマジナリーフレンドだった。
七海の芸能界入りは三歳、子供モデルが始まりだった。既に同業で活躍していた五条から見た彼は、見た目は派手だが気難しい、つまらない奴という印象だった。あの日までは。
2918「灰原も笑ってないでなんとか言ったらどうですか…まったく」
とある番組の雛壇。七海はいつものように何もない隣の空間に話しかける。その場にいるのであろう『灰原』に向かって。
お笑い好きか七海のファンなら知らないものはいない七海の相方『灰原雄』は、七海の想像上の存在…いわゆるイマジナリーフレンドだった。
七海の芸能界入りは三歳、子供モデルが始まりだった。既に同業で活躍していた五条から見た彼は、見た目は派手だが気難しい、つまらない奴という印象だった。あの日までは。
kanzaki_trpg
DOODLE灰甘ほさほよでスマホゲーム「ALTER EGO」パロディ描きたくて 描いた今までの通過シナリオ載ってるけど内容のバレは無い
3枚目台詞は個別導入の過去編から
4枚目はトートの書の中身教えて貰った時の反応
5枚目?言うでしょこれは
6枚目は並べたかっただけ
正直1枚目と3枚目描きたい!から来てる
ツゥさんが幼いってか若い、な…緋彩いっつも顔違うな…等と…解釈不一致は腹切ります 6
takomin(二匹目)
DOODLEコンビっぽいを拗らせた結果。一つ目よりもちょっと腐要素が強めです。
ワンクッションにワンクッションを重ねる…ツークッションですね…
鍵は、灰色の方の本名を愛称で。頭文字は大文字。 20
まどろみ
MOURNING七灰。察しの悪いシリーズが完結した。ハッピーエンド察しの悪い灰原3呪術界の忘年会、灰原は高専教師として、七海は呪術師としてそれぞれ参加していた。会場も温まり代わる代わる人が動き出した頃、灰原の隣に神妙な面持ちの七海が座った。
「灰原、飲んでるか?」
「飲んでるよ〜。七海はどう〜?」
「人並みには」
七海は人より酒が強いためちょっとやそっとじゃ酔わない。対して灰原は量は飲めるのだが普通に酔いはするタイプだった。現に顔は紅いし口調もいつもより間延びしている。だが長年の付き合いで七海は知っている。どれだけ酔っても彼が意識を飛ばしたり記憶を無くしたりしないことを。
だからこそ、今日という日に仕掛けることにしたのだ。七海はある覚悟を決めていた。
「灰原は結婚する予定があるのか?」
「え?ないよ〜?突然なんで?」
1799「灰原、飲んでるか?」
「飲んでるよ〜。七海はどう〜?」
「人並みには」
七海は人より酒が強いためちょっとやそっとじゃ酔わない。対して灰原は量は飲めるのだが普通に酔いはするタイプだった。現に顔は紅いし口調もいつもより間延びしている。だが長年の付き合いで七海は知っている。どれだけ酔っても彼が意識を飛ばしたり記憶を無くしたりしないことを。
だからこそ、今日という日に仕掛けることにしたのだ。七海はある覚悟を決めていた。
「灰原は結婚する予定があるのか?」
「え?ないよ〜?突然なんで?」
まどろみ
MOURNING七灰。転生if。双方記憶あり。クレープを紙ごと食べる七の話。口は禍の元前世の恋人と再会できるならどんな状況でもいい。会えることの方が重要だから。そう思ってはいたが、これはあんまりではないか?
***
学校の最寄り沿線の某商店街。
七海は今世の同級生(前世の後輩)たちに連れられてクレープを食べにやってきた。人混みの中を歩き続けると虎杖がある一点を指差して七海の腕を引いた。
「あった!あの店だよナナミン!」
クレープなんてどれも同じじゃ…と考えていた七海の思考を見抜いての行動だろう。よっぽど楽しみにしていたのだろう。釘崎や伏黒も心なしか浮き足立っていた。
「…人気店なんですね」
店先には老若男女が列を作っている。
「ボケっとしてないで私たちも並ぶわよ!」
釘崎に促され行列の最後尾に向かう。前のグループからメニューを渡されたその時だった。
1583***
学校の最寄り沿線の某商店街。
七海は今世の同級生(前世の後輩)たちに連れられてクレープを食べにやってきた。人混みの中を歩き続けると虎杖がある一点を指差して七海の腕を引いた。
「あった!あの店だよナナミン!」
クレープなんてどれも同じじゃ…と考えていた七海の思考を見抜いての行動だろう。よっぽど楽しみにしていたのだろう。釘崎や伏黒も心なしか浮き足立っていた。
「…人気店なんですね」
店先には老若男女が列を作っている。
「ボケっとしてないで私たちも並ぶわよ!」
釘崎に促され行列の最後尾に向かう。前のグループからメニューを渡されたその時だった。