燐
kiri_nori
DONEメル燐。お誘いの話。「……天城」
「ン~?」
「HiMERUと天城は付き合っていますよね」
自分で思っていたより深刻そうな声が出てしまっていたらしい。だらしのない格好で雑誌を読んでいたはずの天城が起き上がって何かを確かめるようにHiMERUの瞳を覗き込んできた。……そんな裏側を見ようとされても今回に関してはただの確認の意味しかなかったのだが。
「べつに別れ話をしたいわけでも、天城から恋人という意識が感じられないという話でもないから安心してください」
「ンだよメルメル~。急にマジなトーンで言われたら俺っちでも身構えちまうからほどほどにしといた方がいいぜ?」
「天城が勝手に勘違いをしただけでは?」
「メルメルだって速攻で訂正を入れてくるぐらいには俺っちに勘違いされたくねェんだろ?」
1941「ン~?」
「HiMERUと天城は付き合っていますよね」
自分で思っていたより深刻そうな声が出てしまっていたらしい。だらしのない格好で雑誌を読んでいたはずの天城が起き上がって何かを確かめるようにHiMERUの瞳を覗き込んできた。……そんな裏側を見ようとされても今回に関してはただの確認の意味しかなかったのだが。
「べつに別れ話をしたいわけでも、天城から恋人という意識が感じられないという話でもないから安心してください」
「ンだよメルメル~。急にマジなトーンで言われたら俺っちでも身構えちまうからほどほどにしといた方がいいぜ?」
「天城が勝手に勘違いをしただけでは?」
「メルメルだって速攻で訂正を入れてくるぐらいには俺っちに勘違いされたくねェんだろ?」
ojiisandayo25
DOODLEニキ燐2枚目以降雑!白い!
⚠️アルハラを受ける燐音くん
⚠️飲酒により燐音君がよわよわ
⚠️失禁、嘔吐の表現
しこたま飲まされて帰ってきた燐音くんを介抱するニキくん 3
おすし
DONE【パバステWebオンリー】⚠このお話は燈が生存している設定で描いている描写があります。
燈と燐の話(3p)
悠介が燈に憑依している話(2p)
燈が小さくなった話(1p)
篝と金平糖の話(2p)
燈と篝の話(5p)
陽炎と篝の話(3p)
悠介と享介が燈と篝について話す話(3p)
見てくださってありがとうございました! 22
airinpeche
MOURNING藍燐 没「お前死んでも寺へはやらぬ 焼いて粉にして酒で飲む」の話
二人暮らしには少々広いリビンクのソファで、片方は酒を煽り、片方はストローでソフトドリンクを吸い上げながらドラマに集中しきっている。原作アリの悲恋モノで、彼氏だけが死んで終わるやつ。燐音の主演作品だ。
結末は藍良も読んで知っているから、生きてるあんたを横に置いて見たい、という要望を聞いている最中だった。リアルタイムは難しいからと、毎週、録画したのを二人で眺めている。次回予告まで堪能してから、生きてるよね、ここにいるもんね? と安心したがる藍良にあちこちを揉まれるまでが恒例だった。
そういえば。アルコールでゆるんだ思考を巡らせる。死別の詩で、情念深いものがあったはず。このドラマはそこまでの執念を描いてはいないけれど。
1940二人暮らしには少々広いリビンクのソファで、片方は酒を煽り、片方はストローでソフトドリンクを吸い上げながらドラマに集中しきっている。原作アリの悲恋モノで、彼氏だけが死んで終わるやつ。燐音の主演作品だ。
結末は藍良も読んで知っているから、生きてるあんたを横に置いて見たい、という要望を聞いている最中だった。リアルタイムは難しいからと、毎週、録画したのを二人で眺めている。次回予告まで堪能してから、生きてるよね、ここにいるもんね? と安心したがる藍良にあちこちを揉まれるまでが恒例だった。
そういえば。アルコールでゆるんだ思考を巡らせる。死別の詩で、情念深いものがあったはず。このドラマはそこまでの執念を描いてはいないけれど。
oaaaaae
DOODLE4人の最後の生き残りの話、転じて燐童の死の話。個人の大妄想。non title 死ぬ死なない、それ以前に皆行方を晦ましそう。己の死期を悟り、無様にそれを晒すより仲間の元から離れ独りで死なないか。
それでも燐童だけはみんなの前で笑顔で死んで欲しい。彼ほど生きた証を残すべき人はいないだろう。生きた証は残せない、残したとしても揉み消される。何のために手を汚して、罪を重ねたのか。生きていたことも抹消されて、そもそも「死」さえ与えられないんじゃないか。だから最後に足並みを揃えて前へ進むと決めた仲間たちの元で、看取られて、笑顔でさよならしよう。
231それでも燐童だけはみんなの前で笑顔で死んで欲しい。彼ほど生きた証を残すべき人はいないだろう。生きた証は残せない、残したとしても揉み消される。何のために手を汚して、罪を重ねたのか。生きていたことも抹消されて、そもそも「死」さえ与えられないんじゃないか。だから最後に足並みを揃えて前へ進むと決めた仲間たちの元で、看取られて、笑顔でさよならしよう。
airinpeche
DONE藍燐 果報に愛念2024.05.29
空気が揺れている。なにか音がする。それに誘われるまま瞼を上げると、夕陽が淡い金色を輝かせている。
「はぇ」
間抜けな音が出た。眼前にほとんど見る機会のない光景があったからだ。寝起きで油断したのと見とれたせいで、つい口がゆるんでしまった。
「燐音先輩? 起きたの?」
咄嗟にもう一度眠ったふりをする。どうしてってそりゃあ、この時間の終わってしまうのが惜しいから。
さっき見上げたのは少年のおとがいで、俺を呼ぶ声だってよく知っている。寝かせられている暖かいのは藍良の腿だった。おまけに、頭まで優しく撫でるサービス付き。さっき聞こえたのは鼻歌だろうか。やけに機嫌が良さそうだった。
「ん〜? あれェ、いま声がしたのに……?」
869空気が揺れている。なにか音がする。それに誘われるまま瞼を上げると、夕陽が淡い金色を輝かせている。
「はぇ」
間抜けな音が出た。眼前にほとんど見る機会のない光景があったからだ。寝起きで油断したのと見とれたせいで、つい口がゆるんでしまった。
「燐音先輩? 起きたの?」
咄嗟にもう一度眠ったふりをする。どうしてってそりゃあ、この時間の終わってしまうのが惜しいから。
さっき見上げたのは少年のおとがいで、俺を呼ぶ声だってよく知っている。寝かせられている暖かいのは藍良の腿だった。おまけに、頭まで優しく撫でるサービス付き。さっき聞こえたのは鼻歌だろうか。やけに機嫌が良さそうだった。
「ん〜? あれェ、いま声がしたのに……?」
airinpeche
MEMO藍燐といろいろDom/Subユニバースパロ含まれるもの
メイン
藍燐 後天性Dom×Sub
ちょっと
巽ひめ SwitchSub×Dom
ニキマヨ Dom×SwitchSub
「燐音先輩、おれ、ほかのひととPlayしてきたって浮気なんて思わないからね」
「なに? 急に。俺っちべつに欲求不満じゃありませんけど〜」
「……でも、必要なことだって。本能的なものだから、がまんしすぎるとよくないって……聞いたよ」
「心配どうもォ。まじで平気だよ。燐音くん我慢は得意なの」
「燐音先輩が我慢強いのは知ってるけど……つらくなるまえにクリニックいってね? お医者さんに通いづらいなら、マヨさんがいいお店紹介してくれるって……」
「……なんだよ、さっきから」
「へ?」
「よそでPlayしろって……俺の欲を他人に預けろって? どういう意味かわかってんの」
2173メイン
藍燐 後天性Dom×Sub
ちょっと
巽ひめ SwitchSub×Dom
ニキマヨ Dom×SwitchSub
「燐音先輩、おれ、ほかのひととPlayしてきたって浮気なんて思わないからね」
「なに? 急に。俺っちべつに欲求不満じゃありませんけど〜」
「……でも、必要なことだって。本能的なものだから、がまんしすぎるとよくないって……聞いたよ」
「心配どうもォ。まじで平気だよ。燐音くん我慢は得意なの」
「燐音先輩が我慢強いのは知ってるけど……つらくなるまえにクリニックいってね? お医者さんに通いづらいなら、マヨさんがいいお店紹介してくれるって……」
「……なんだよ、さっきから」
「へ?」
「よそでPlayしろって……俺の欲を他人に預けろって? どういう意味かわかってんの」