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    生物

    りおりん🐣

    DONEリヴァハン転生物。第二次世界大戦のドイツ占領下のパリのお話。ハンがモブ愛人してますが、エチ無。世界史偏差値30台なので雰囲気見でお願いします。ウクライナ見てたら降りてきてしまい。
    途中までで放置してましたが、端折って何とか書き切りました。元ネタは萩尾望都さんの『エッグスタンド』です。レジスタンスの男とユダヤ人であることを隠してる女と少年の話で、エピソードを随所に使わせていただきました。
    ばらの花【完全版】『ねぇ。みんなが安心して暮らせる世界になったら、2人で旅に出ようよ』

    —ああ、またあの夢を見ている…夢の中でも俺は戦っていて、横にいる栗毛の女がそう囁く。

    東洋人は輪廻転生という思想があるらしいが、俺には全く縁がない。
    そしてもし転生したのだとしても、安心して暮らせる世界なんて、この世にあるのだろうか。

    —俺は戦っている。今も。—


    【L side】

    「今夜進駐軍の幹部が店にやってくる。ゲシュタポの幹部に付いている栗毛の女兵士が"金のライオン"のメッセンジャーだ。上手く接触を図ってくれ」

    「…了解だ」

    パリは4年前からドイツ軍の支配下にあるが、レジスタンスの火種はここに来てスピードを上げて飛び火している。
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    ramenhaoishiyo

    PROGRESSまだまだピを模索中なので地の文もセリフも修正するけど、進捗あげることで頑張れる気がするのでとりあえずあげます、完全に2話目なので以前の短編見てないとなんのこっちゃ分かりません。
    ※猫姿なのでぬるいですが、ピにしもの世話される描写あり※生物だから仕方ないのだ※
    主人公が猫になるやつの続き ユウが猫になった翌々日も、俺たち乗客は総動員で彼女を捜索していた。LeViから告げられている「ユウの生体反応はある」という言葉に何とか士気を上げているものの、当然人間の姿で彼女が見つかるはずもない。初めは楽観視していたしげみちやSQも、三日間探してこれは只事ではないと気付き始めたようで、今では船内には重い空気が流れていた。
    「グノーシアの一件で、LeViの生体検知も馬鹿になったンじゃない?」
    「現実的に考えてみなよ。ユウは船から飛び降りたンでしょ」
     なんてラキオの発言に、セツではなく沙明が怒っていたのが何だか印象的であった。
     捜索の半ば、俺は一人で共同寝室に戻る。しげみち達が部屋にいる間は、迂闊にユウに話しかけることはできない。だから、あいつらが確実に出払う捜索時を狙って、俺は部屋に戻ることにしたのだ。
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