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    社会

    りーな

    DOODLE6回 とどちワンドロワンライ【ハンバーグ】【プロ野球】【約束したろ】
    社会人とどち。前半藤堂、後半千早視点と思って置くと読みやすいかも

    書けなかったけど藤堂のマンションは球団ホームエリアにあり、部屋が余っていて、千早の現在住む家に置いてあるけど寮には持っていけず、といって実家に置いておくほどでもない私物を置く部屋になります
    『 前略 藤堂葵様

     このように手紙を書くのは初めてのことですね。別に手紙を書かずともSNSでやりとりできますし、それなりに会って話す機会もあります。年賀状すら送っていないというのに、わざわざ便箋を買ってまで筆を執ることになるとは……筆とか言ってボールペンじゃねーかとか言わないでくださいね、慣用句ですから。慣用句って分かりますか?笑
     さて、藤堂君との思い出でも語りましょうか。高校三年生で進路志望の提出用紙が配られた時、俺はてっきり藤堂君は清峰君と同じようにプロ野球選手と書くのかと思っていました。しかし違いましたね。君はスポーツ推薦での進学を志望しました。プロになりたいという気持ちはある。ただ、小手指のみんなやシニアの先輩達とやる野球が楽しいのであって、果たしてプロ選手として自分がやっていけるのか、このような心持ちではプロなど務まらないのではないか、もうちょっと自分を鍛えたいのだ、というようなことを君は言っていました。それも本音でしょう。君は気持ちに左右されるところがありますし。でも、ご家族のためもあったのでしょうね。同じ寮暮らしでも地方の球団よりは都内の大学の方が融通が利きます。
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    malsumi_1416

    DONE【とびっきりをあなたに】
    公現祭とガレット・デ・ロワ、それにかこつけていちゃつくテデちゃんのお話

    ヴァリスゼアにはエピファニーはないと思うけど、例えばこんな祝祭があってもいいじゃないかと。
    二人とも、相手に幸せになって欲しいのはきっと同じだったと信じて。

    1…原作軸のどこか、21〜23歳くらいの二人 遷都前
    2…転生記憶有り現パロ、社会人で週末お泊りする感じ

    構成成分
    宗教・風俗の捏造
    とびっきりをあなたに1 <原作軸>
     オリフレムの上空、羽ばたく風圧が人々や建屋に干してある洗濯物に障らないよう注意しつつ、海からの風を捉えてゆっくりと低空を飛行する。頬を切りつけるはずの寒気の刃も、顕現してエーテル伝いに鱗を纏ってしまえば左程気になるほどではない。冬の最中だというのに眼下に広がる町並みには色とりどりの飾り紐が渡され、寒さに負けじと咲き誇る花を頭に飾った子供たちがこちらを見上げて指を差していた。
    「みて、バハムート!」
    「すっげぇ……かっこいい~」
    「ディオンさまー!」
    『…ありがとう。今日の良き日に幸いあれ』
    嬉しそうに追いかけてくる子供たちの上を二、三度旋回して寿ぐと、途端にきゃあ、と喜色を含んだ悲鳴がそこかしこから沸き上がりこちらの心まで軽くなっていく。
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    com_8Ta_

    DONE【旗主】ワンドロライお題『ワンルーム』
    ※成立if
    ※社会人×社会人(一人暮らし)

    合計時間は1h40mでした。捻り出した。
    通い妻してる旗野くんが書きたかったんですけど、焼肉の件を考えると旗野くんは家事出来なそう。
    【旗主】契約更新は不要.

    住めば都。狭いながらに楽しい我が家。社会人になってから始めた一人暮らしは、なかなかに快適だった。
    チャンネル権を突如強奪されることもなく、回避したフラグを再構築するような頼まれ事をされることもない。両親の恩恵を受け自ら行う必要のなかった家事は確かに面倒ではあるが、単身者向けのワンルームの収納スペースを考えて持ち出した所持品は最低限のものだけ。必要なものがあれば、実家に取りに行けばいい。つまり、掃除洗濯も然程手間ではない。本当に厄介なのは、毎日の食事くらいだ。
    「……そう思ってた筈なんだけどなぁ」
    「なにがです?」
    狭いワンルームを改めて見渡し深く息を吐き出したところで、旗野くんが具材の煮込まれた鍋を持って廊下のキッチンスペースから顔を覗かせた。畳んだままの洗濯物が邪魔だったようで、足で退かしながら湯気の立った鍋をテーブルの上へ置く姿に、この子って意外に行儀悪いんだなぁと笑みが零れる。俺のだったら絶対しないくせに、自分の洗濯物だから余計に扱いが雑だ。
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