脹
蟹SUN
PAST現パロ悠脹。幼少期悠脹の回想、モブ(→?)脹、悠脹の三部構成です。・職場の後輩モブ男の視点
・モブの活きが良い
・けんかみたいになって攻めも受けも泣く
恋してめんどくさくなっちゃう攻めは可愛いしそれを包み込む受けは頼もしいですね
どこにいたって迎えに行くよ ショッピングモール 迷子センター
「うっ……う、うう……」
「今ね『ゆうじくんが待ってますよ〜』ってみんなにお知らせしたからね。おうちの人が来てくれるまで、もう少し待ってようね?」
「う゛う〜〜……に、にいちゃ、おにいちゃん……! ぅえっ」
ソファに座って泣きじゃくる男の子がいた。『ゆうじ』と呼ばれたその子どもの耳には、穏やかな口調で宥める職員の声も届いていない様子だ。
その日、その男の子──虎杖悠仁は三人の兄と共に郊外にある巨大なショッピングモールに来ていた。
結論から言えば、はしゃぎすぎた悠仁は──一人はぐれた。幸い、彼はすぐに迷子センターで保護された。
しかし、幼い子どもにとってこの世界は広すぎた。独りの時間は永遠とも思えた。兄たちのいない世界など想像したこともなかった。もう二度と会えないかもしれないとまで考える小さな心は押し潰され、その目からは涙が止まらなかった。
11757「うっ……う、うう……」
「今ね『ゆうじくんが待ってますよ〜』ってみんなにお知らせしたからね。おうちの人が来てくれるまで、もう少し待ってようね?」
「う゛う〜〜……に、にいちゃ、おにいちゃん……! ぅえっ」
ソファに座って泣きじゃくる男の子がいた。『ゆうじ』と呼ばれたその子どもの耳には、穏やかな口調で宥める職員の声も届いていない様子だ。
その日、その男の子──虎杖悠仁は三人の兄と共に郊外にある巨大なショッピングモールに来ていた。
結論から言えば、はしゃぎすぎた悠仁は──一人はぐれた。幸い、彼はすぐに迷子センターで保護された。
しかし、幼い子どもにとってこの世界は広すぎた。独りの時間は永遠とも思えた。兄たちのいない世界など想像したこともなかった。もう二度と会えないかもしれないとまで考える小さな心は押し潰され、その目からは涙が止まらなかった。
蟹SUN
PAST現パロ悠脹。好きバレ。高校生悠仁と会社員脹相。お兄ちゃんが弟のアレに遭遇しそうになり、弟の気持ちを知ってしまう話です。ほんの少しですが攻めの喘ぎ声の描写があるのでR-18設定です。初めて書いた悠脹の話になります。 16212Katsuki
DONE「幸せはそこにある」(2022.3.20)
まことさん(@mcto_mcto)の悠脹の三次創作として作成したSSです。捏造裏設定もありますが、まことさんの描くお兄ちゃんに言って欲しい台詞を詰めました。
ネップリのご案内は、https://privatter.net/p/9255588へ。 6
tada_00_
DOODLEめぐゆじ。脹虎じゃない。
同棲してるくさい。
謎時空。
短い。
2022.6.16
淡い世界でどこまでも深く「俺がいなくなったら、伏黒はどうする?」
何でもないように虎杖がそう言うと、伏黒はフッと顔を上げた。
穏やかな優しい風が吹く、六月半ばのことだった。木漏れ日が差し込む、窓の大きな部屋。白い薄いカーテンが、開け放った窓から入り込む風に吹かれてぶわりと大きく揺れていた。
そんな中で二人、紺の四人掛けのソファーなんて見向きもしないで毛足の長いカーペットの上に陣取っている。胡坐をかいて座る虎杖の、固く筋肉のついた太ももにツンツンとした黒髪を乗せて寝転がっていた伏黒の、平和で穏やかだった至福のひと時に一筋の淡い影が落とされた。
昼に近い時間であったのと、冴えわたるようによく晴れた空のおかげでその部屋はいっぱいに光を取り込み、真っ白い壁と淡めの茶色いフローリングがそれを反射させてキラキラと輝いているように明るい。暑くなってきたからと、白い無地のTシャツにベージュのチノパン姿の虎杖はとても爽やかで暗い影など何一つないように見えた。青く茂った若い葉は段々と色を濃くしてきて、ゆらゆらと部屋の中に少しの日陰を作っている。キラキラと輝いているのは太陽の光ではなくむしろ虎杖の方だと勘違いしそうなほどに。
1351何でもないように虎杖がそう言うと、伏黒はフッと顔を上げた。
穏やかな優しい風が吹く、六月半ばのことだった。木漏れ日が差し込む、窓の大きな部屋。白い薄いカーテンが、開け放った窓から入り込む風に吹かれてぶわりと大きく揺れていた。
そんな中で二人、紺の四人掛けのソファーなんて見向きもしないで毛足の長いカーペットの上に陣取っている。胡坐をかいて座る虎杖の、固く筋肉のついた太ももにツンツンとした黒髪を乗せて寝転がっていた伏黒の、平和で穏やかだった至福のひと時に一筋の淡い影が落とされた。
昼に近い時間であったのと、冴えわたるようによく晴れた空のおかげでその部屋はいっぱいに光を取り込み、真っ白い壁と淡めの茶色いフローリングがそれを反射させてキラキラと輝いているように明るい。暑くなってきたからと、白い無地のTシャツにベージュのチノパン姿の虎杖はとても爽やかで暗い影など何一つないように見えた。青く茂った若い葉は段々と色を濃くしてきて、ゆらゆらと部屋の中に少しの日陰を作っている。キラキラと輝いているのは太陽の光ではなくむしろ虎杖の方だと勘違いしそうなほどに。
tsuge_akihiko
PROGRESS【夏インテ新刊情報】■CP:悠脹R18小説■未来IF
■文庫/306p/¥1700(税込)
■同居/遊園地デート/非童貞×処女
■R18部分は男性向け色が強め
■8/21インテ販売/後日🐯通販予定
■R18シーン含む支部サンプルはインテ一週間前にUP予定
■インテ品目予定:既刊2種/新刊1種 18
pixidon
PROGRESS原稿が描きたかったシーンまできてテンションが上がったのも束の間、残りを思い出して一瞬で下がりました…完成までの道のりは遠いです( ;∀;)積極的な悠仁君に脹相の見切れたチ●コも元気いっぱい!積極的な受けは良いぞ!
yamaki_jyu
DONE妖怪パロ脹虎(九尾×鬼)なんでも許せる方のみどうぞ!(約25,000字)
妖怪パロ脹虎「そんなちっこい身体じゃアイツら全員守るのも大変だろ?将来は兄弟全員守れるくらい立派な狐になんねえとな。その次いでに、うちの田んぼの実入りが良くなるようにお前から神様にお願いしてくんない?」
その人間は罠に掛かった脹相に止めも刺さず、かと言って後ろの茂みで震える弟たちを捕まえもしなかった。一体何が可笑しいのかそんな冗談を飛ばし、脹相の前脚に深く噛みついた虎鋏に手を伸ばす、その時だった。突如ボボボッと脹相と人間の間で勢いよく炎が噴き上がる。
「うわっ、熱っちぃ!」
間一髪飛び退いた人間の前髪を真っ赤な狐火がべろりと舐める。脹相に危害を加えると思ったのだろう。茂みに隠れていた弟たちがきゅーきゅー鳴いて、人間を遠ざけようと必死に威嚇したのだ。でも、その人間はほかの奴らとはやはり何かが違ったらしい。髪がまばらに焦げても腹を立てず、脹相たちを化け狐と罵りもしなかった。
24764その人間は罠に掛かった脹相に止めも刺さず、かと言って後ろの茂みで震える弟たちを捕まえもしなかった。一体何が可笑しいのかそんな冗談を飛ばし、脹相の前脚に深く噛みついた虎鋏に手を伸ばす、その時だった。突如ボボボッと脹相と人間の間で勢いよく炎が噴き上がる。
「うわっ、熱っちぃ!」
間一髪飛び退いた人間の前髪を真っ赤な狐火がべろりと舐める。脹相に危害を加えると思ったのだろう。茂みに隠れていた弟たちがきゅーきゅー鳴いて、人間を遠ざけようと必死に威嚇したのだ。でも、その人間はほかの奴らとはやはり何かが違ったらしい。髪がまばらに焦げても腹を立てず、脹相たちを化け狐と罵りもしなかった。
iceyrs2017
MEMO脹虎ホク"パロの妄想設定まとめまだ未定な部分もあるので書き足すかも。
イタト"リ・ユーシ"と秘密の兄弟イタドリ・ユージ
グリフィンドールの一年生。
マグルの父と魔女の母の間に生まれる。
両親は赤ん坊の頃亡くなり、祖父と暮らしていたが、一年ほど前に亡くなってしまった。
その後一年間は遠縁のマグル一家の元で暮らす。
お世話になってた家には同い年の男の子とその兄がおり、その二人とはあまり仲良くなれなかったので、「おれにも優しいお兄ちゃんがいればいいのに…」と兄弟に憧れを抱いていた。
入学直前にホグワーツから手紙が届き、自分が魔法を使えることと母が魔女だったことを知る。
実は母は何度も姿を変えている闇の魔法使いケンジャクだった。
新しく出来た兄三人が大好きでチョーソーは特別好き。スクナのことは好きじゃない。
クソーズ・チョーソー
2167グリフィンドールの一年生。
マグルの父と魔女の母の間に生まれる。
両親は赤ん坊の頃亡くなり、祖父と暮らしていたが、一年ほど前に亡くなってしまった。
その後一年間は遠縁のマグル一家の元で暮らす。
お世話になってた家には同い年の男の子とその兄がおり、その二人とはあまり仲良くなれなかったので、「おれにも優しいお兄ちゃんがいればいいのに…」と兄弟に憧れを抱いていた。
入学直前にホグワーツから手紙が届き、自分が魔法を使えることと母が魔女だったことを知る。
実は母は何度も姿を変えている闇の魔法使いケンジャクだった。
新しく出来た兄三人が大好きでチョーソーは特別好き。スクナのことは好きじゃない。
クソーズ・チョーソー
@kuro_mi6
PROGRESS※悠脹 特にえろくはないです 6/15追加あまりにも好きなあれができたので途中だし日の目を見るかも分からないが上げてしまおうの精神。もっと色気のある絵が描けるようになりたい 2
8.HCY
PASTリクエスト頂いて描いたもの【過去絵まとめ】
呪術廻戦 / 脹相
第五人格 / セルヴェ・ル・ロイ、アントニオ、ベイン、ガラテア
BLEACH / 市丸ギン
etc.
(注意) リクエストした方以外のイラスト使用禁止です。 7
tada_00_
MOURNING乙虎。脹虎固定の方は読まないで下さい。
ゆたりか表現ありです。
謎設定。現パロに近い何かだと思われる。
2022.3.21
純愛はまた重ねられる「悠仁くんは、どうしたい?」
「ッ……!」
目の前では少し垂れ目の大きな瞳が、こちらを向いて笑っている。その瞳に決していつもの穏やかで優しい光がないのをわかっていたから、俺は何も言えずに生唾を飲み込んだ。
ジリリ、とただでさえ近い相手との距離を詰められる。唇はもう触れてしまえそうなほどで温かな吐息が俺にかかっていたし、足の間に割り込まれた膝は容赦なく俺の自由を奪っていた。急所にジリジリと食い込むそれが、逃げることは許さないのだとわかりやすく主張していた。
「あ……のぉ、おれ、は」
「うん?」
にこり。また笑みが深まる。細まった瞳が普段だったら人の良さに拍車をかけるというのに、今は鋭く刺すように引き絞られたのだと感じてしまう。
3046「ッ……!」
目の前では少し垂れ目の大きな瞳が、こちらを向いて笑っている。その瞳に決していつもの穏やかで優しい光がないのをわかっていたから、俺は何も言えずに生唾を飲み込んだ。
ジリリ、とただでさえ近い相手との距離を詰められる。唇はもう触れてしまえそうなほどで温かな吐息が俺にかかっていたし、足の間に割り込まれた膝は容赦なく俺の自由を奪っていた。急所にジリジリと食い込むそれが、逃げることは許さないのだとわかりやすく主張していた。
「あ……のぉ、おれ、は」
「うん?」
にこり。また笑みが深まる。細まった瞳が普段だったら人の良さに拍車をかけるというのに、今は鋭く刺すように引き絞られたのだと感じてしまう。
uranohappa_8
MOURNINGちょいた人魚パロの後日談!(結局続き描きました。)
本編を先に見ることをおすすめします↓ https://poipiku.com/4139766/6110623.html 17
yawe__choita
MOURNING著作権とか怖くなって支部から下げた、ヴァ○オレットパロ。脹虎のふたりが出会うまでです。きっと今後も続きは書かないですが、設定や大体のストーリーだけ考えて、ひとりで楽しんでます。 7251
itsumo12i
SPOILER悠脹らくがき本YCOHTSをお手に取っていただいた方に向けて寄稿を除いたweb版を公開しております。2/9おまけのを1枚追加しました。改めましてお手に取ってくださりありがとうございました!!
パスワードは「後背位のページに出てくる数字を順番に並べたもの」
※パスワードの口外や無断転載は厳禁です。
よろしくお願いいたします。 15
aoiro_yc
MAIKING1/9 新刊サンプル ※悠脹中途半端ですがつまりそういう感じに続きます。
悠仁が任務に出て、半月が経つ。
急な任務が入ったからと最低限の荷物だけを詰めたトランクを持ち、迎えの車に乗り込んだ弟に伝えられていたのは数日間の短期任務だった。
だから、脹相も同行することなく玄関先で見送ったのだ。
それから半月、弟は一度も帰宅をしていない。
現場に赴けば事前情報との食い違いはよくあることだ。
今回は短期任務のすぐ近くで別件が発生、そのまま悠仁が担当するようになったと言う。
二件目は本来ならば複数の術師で対応する案件だったが、いつでも人手不足の界隈に増援は求められず。
長期任務になるだろうと、現場から途切れ途切れの電波の中、こちらを気遣う弟の声が届く。
悠仁預かりとして引き取られている脹相は、十分以上の外出時は連絡が必須となっている。
1426急な任務が入ったからと最低限の荷物だけを詰めたトランクを持ち、迎えの車に乗り込んだ弟に伝えられていたのは数日間の短期任務だった。
だから、脹相も同行することなく玄関先で見送ったのだ。
それから半月、弟は一度も帰宅をしていない。
現場に赴けば事前情報との食い違いはよくあることだ。
今回は短期任務のすぐ近くで別件が発生、そのまま悠仁が担当するようになったと言う。
二件目は本来ならば複数の術師で対応する案件だったが、いつでも人手不足の界隈に増援は求められず。
長期任務になるだろうと、現場から途切れ途切れの電波の中、こちらを気遣う弟の声が届く。
悠仁預かりとして引き取られている脹相は、十分以上の外出時は連絡が必須となっている。
arenamexico023
DONE直哉WEBオンリーイベント展示漫画【社畜直哉くん】サラリーマンパロ
久しぶりに東京に来た営業マン直哉が、同じ会社の七海・脹相・真人と居酒屋で飲むお話。
ゲストで甚爾くん。
甚爾←←←直哉要素あり。
おまけで肌色っぽい絵もつけました。
関西弁はなんちゃってです。すいません。 11
いず✈️
MOURNINGイベ無配、脹相としょたゆじしょた悠仁と脹相お兄ちゃん「悠仁! ただいま!」
「あっ、にいちゃん」
玄関を開けると悠仁がてててっ、と駆け寄ってくる。
「悠仁、急ぐな、転んだりしてお前の綺麗な肌に傷がついたら大変だ」
「んぇ?」
悠仁はきょとんとした顔で脹相を見上げる。
まるまるとした瞳はきらきらと輝いていて、脹相はこの瞳に映る自分を見るたびに、胸がきゅう、と甘く締め付けられるのを感じた。
「悠仁の目はお星さまみたいだな」
「おほしさま!」
両親が他界して一人残された幼い悠仁は、親戚中をたらい回しにされていた。
一人暮らしである脹相に、押しつけられる形で六歳の悠仁がやってきたときは「面倒くさい」と思ったものだ。
だがそれも数日で終わった。
可愛い。
とにかく可愛い。
1040「あっ、にいちゃん」
玄関を開けると悠仁がてててっ、と駆け寄ってくる。
「悠仁、急ぐな、転んだりしてお前の綺麗な肌に傷がついたら大変だ」
「んぇ?」
悠仁はきょとんとした顔で脹相を見上げる。
まるまるとした瞳はきらきらと輝いていて、脹相はこの瞳に映る自分を見るたびに、胸がきゅう、と甘く締め付けられるのを感じた。
「悠仁の目はお星さまみたいだな」
「おほしさま!」
両親が他界して一人残された幼い悠仁は、親戚中をたらい回しにされていた。
一人暮らしである脹相に、押しつけられる形で六歳の悠仁がやってきたときは「面倒くさい」と思ったものだ。
だがそれも数日で終わった。
可愛い。
とにかく可愛い。