薫
ショッッッッックパン🐙
DONE【⚠ドラマ・原作】湯草と湯薫は「どちらも同じだけ親愛がある」という前提で「きっかけがあった方にふれる」という持論を展開します。だって、ましゃもそう言ってたじゃん(?)※ラジオの話 / ぜっっったいカップリングは成立させないけど、トラブルメーカー岸と保護者二人で湯草薫に対抗するトリオになって欲しさはある。誰か小説にする予定ってありません?
※Twitter投稿当時の内容を転記しています。 2
あとり
TRAINING薫颯言い訳は後回しにして「そうまくん」
「何であるか?」
「そーまくーん」
「だから如何したのかと聞いているであろうが」
だらしなく床にごろごろと転がりながら我の名を呼ぶ姿がどこか幼子のように見えてしまって(実際は立派な成人男性なのは一先ず置いておいて)そのままにも出来ず、一つこれみよがしに溜息を吐いてからすぐ傍へとしゃがみこみながら休日だからとせっとのされていないそのままの髪に指を通す。
光を集めてきらきらと輝く自分とは正反対の淡い色の髪は思いの外柔らかく、指の隙間からさらさらとこぼれ落ちていく。
なんだかその触り心地が気に入ってしまって無遠慮にさらさらと掬ってはこぼしてを繰り返し手遊びのように触れていれば、薫殿はこそばゆいのかなんなのか、けらけらと楽しそうな笑い声を上げていた。
1938「何であるか?」
「そーまくーん」
「だから如何したのかと聞いているであろうが」
だらしなく床にごろごろと転がりながら我の名を呼ぶ姿がどこか幼子のように見えてしまって(実際は立派な成人男性なのは一先ず置いておいて)そのままにも出来ず、一つこれみよがしに溜息を吐いてからすぐ傍へとしゃがみこみながら休日だからとせっとのされていないそのままの髪に指を通す。
光を集めてきらきらと輝く自分とは正反対の淡い色の髪は思いの外柔らかく、指の隙間からさらさらとこぼれ落ちていく。
なんだかその触り心地が気に入ってしまって無遠慮にさらさらと掬ってはこぼしてを繰り返し手遊びのように触れていれば、薫殿はこそばゆいのかなんなのか、けらけらと楽しそうな笑い声を上げていた。
s_🍵
DOODLE描きたいとこだけの輝薫⑥/⑤https://poipiku.com/999133/6642311.html
⑦https://poipiku.com/999133/7857823.html
オーケストラ配信あるの今知った、嬉しい! 5
しうち野
DOODLEDK薫が、学校の宿題で虎次郎を主人公とした話を書きながら、すったもんだありつつ自分の気持ちを見つめる話。を書こうとしたのですが、仕事がアホほど忙しかったため、
予定エピソードをいくつか削ったらジョーチェリ感が大分薄くなってしまいました……。
この投稿の一つ下は、サマコレで展示したジョーチェリ小説です。
良かったらこちらも読んでやってください。
教室の窓から見える、運動場の堅い土すら抉るような雨が降っていて、止みそうにない。スケートに行くのは無理そうだった。今朝テレビで見かけた天気予報は今週ずっと雨で、この調子で降り続くなら今日はではなく、しばらくかもしれない。最近は、スケートが楽しいから気持ちが萎れる。
「宿題は小説を書くこと」
小説、と先生は口にした言葉を黒板に書いた。腹の出たおっさんでユーモアに欠けるこの先生は生徒に人気はないが、文字は丁寧で品があるし、授業の合間に披露される雑談は教養と古典愛に溢れるものなので俺は嫌いではなかった。
「提出は一ヶ月後。原稿用紙五枚以上、文字数で言うと2000字以上で上限はありません。一つだけテーマを決めて書いてください。テーマは内容に関するものでも、文章に関するものでも構いません。例えば、主人公の心理描写やストーリーの意外性に力を入れたとか、文章のリズムに気を配ったとか」ここで先生はさりげなく教室全体を見回す。おそらくは興味を持っている生徒を見定めているのだが、雨で湿気った空気がそのまま蔓延していてクラスの空気はねっとりと重い。「文章の長短が読者に与える印象を考えて書く等、思いつきをただ連ねるのではなく、小説を自身でコントロールして欲しいのです」
10362「宿題は小説を書くこと」
小説、と先生は口にした言葉を黒板に書いた。腹の出たおっさんでユーモアに欠けるこの先生は生徒に人気はないが、文字は丁寧で品があるし、授業の合間に披露される雑談は教養と古典愛に溢れるものなので俺は嫌いではなかった。
「提出は一ヶ月後。原稿用紙五枚以上、文字数で言うと2000字以上で上限はありません。一つだけテーマを決めて書いてください。テーマは内容に関するものでも、文章に関するものでも構いません。例えば、主人公の心理描写やストーリーの意外性に力を入れたとか、文章のリズムに気を配ったとか」ここで先生はさりげなく教室全体を見回す。おそらくは興味を持っている生徒を見定めているのだが、雨で湿気った空気がそのまま蔓延していてクラスの空気はねっとりと重い。「文章の長短が読者に与える印象を考えて書く等、思いつきをただ連ねるのではなく、小説を自身でコントロールして欲しいのです」
toro_ntdo
DONE2022年11月5日開催の突発!J×Cオータムコレクションの展示漫画となります。中学2年生の林間学校。ラフテーの余りをいただこうとした虎次郎だったが薫に横入りされてしまい……
パスワードなしで公開期間も無制限ですので、お時間ある時にお楽しみください。 13
あやめ
DONEjcオーコレ展示作品です。サマコレ展示小説の虎次郎視点のお話
※薫女体化です。
虎次郎→薫→愛抱夢 前提の内容です。
心理描写ばかりで小説とよんでいいのか分からないシロモノ。とりあえず力技で完成させました…。
Departure此の所、日課が増えた。薫の病室に足を運ぶことだ。望まれての行動では勿論ない。ほんの数秒でも毎日薫の顔を見たいという虎次郎の身勝手な動機での日課だ。病室に顔を出すと決まって薫には憎まれ口を叩かれるが、それすら愛おしく感じてしまうのは惚れた弱みだろう。
『桜屋敷薫』と書かれた病室の前を訪れる度に、薫は大怪我を負い入院している、という事実に直面させられる。
怪我をした薫の姿を見る度に、胸が引き裂かれそうになる。けれど、側に居たいと思ってしまうのだ。
虎次郎はふぅと小さく息を吸い込んだ。
「入るぞ〜」
「また来たのか。懲りない奴だな。」
「なんだよ。冷てえこと言うなよな」
開口早々、普段と変わらない調子の薫がいた。懲りないというのは、虎次郎がナースのナンパ目的で来てると思っているからだろう。こちとら100%全身全霊で薫目的で来てんだよ!と声を大にして叫びたい。
7312『桜屋敷薫』と書かれた病室の前を訪れる度に、薫は大怪我を負い入院している、という事実に直面させられる。
怪我をした薫の姿を見る度に、胸が引き裂かれそうになる。けれど、側に居たいと思ってしまうのだ。
虎次郎はふぅと小さく息を吸い込んだ。
「入るぞ〜」
「また来たのか。懲りない奴だな。」
「なんだよ。冷てえこと言うなよな」
開口早々、普段と変わらない調子の薫がいた。懲りないというのは、虎次郎がナースのナンパ目的で来てると思っているからだろう。こちとら100%全身全霊で薫目的で来てんだよ!と声を大にして叫びたい。
染井/九杜
DONE #たんぽぽFES_BD1hdw/プレゼントズ!!時間軸。付き合ってない薫あん。
「もうすこし、楽しみましょう?(2020羽風誕)」の話。
「あんずちゃん」
「――あ、先輩」
背後から投げかけられた声の主は、本日の主役・羽風先輩そのひとだった。会釈をしながらどうかしましたか?と訊いてみれば「ううん、片付けのお手伝いしようと思って」なんて先輩はさらりと口にした。なるほど確かに、先輩の小脇には飾り付けを入れたダンボールが抱えられている。
「ありがとうございます……でも先輩は片付けなんてしないで帰っても良いんですよ?」
「いやいや。二日間もパーティーしてたんだからさ。手伝わせてよ。ねっ?」
バースデーイベントの後、ES社屋でも誕生日パーティーが開かれていた。誕生日パーティーと言っても学院の時分とは違い、それぞれの仕事の空き時間に合わせて少しでも立ち寄れるようにと、レスティングルームに会場をセッティングしている。それはここ二日間、連日の誕生日ラッシュも変わらない。学院の頃に引けをとらない程度にはどのアイドルにもきらびやかで賑やかに飾り付けるのも通例だった。
2132「――あ、先輩」
背後から投げかけられた声の主は、本日の主役・羽風先輩そのひとだった。会釈をしながらどうかしましたか?と訊いてみれば「ううん、片付けのお手伝いしようと思って」なんて先輩はさらりと口にした。なるほど確かに、先輩の小脇には飾り付けを入れたダンボールが抱えられている。
「ありがとうございます……でも先輩は片付けなんてしないで帰っても良いんですよ?」
「いやいや。二日間もパーティーしてたんだからさ。手伝わせてよ。ねっ?」
バースデーイベントの後、ES社屋でも誕生日パーティーが開かれていた。誕生日パーティーと言っても学院の時分とは違い、それぞれの仕事の空き時間に合わせて少しでも立ち寄れるようにと、レスティングルームに会場をセッティングしている。それはここ二日間、連日の誕生日ラッシュも変わらない。学院の頃に引けをとらない程度にはどのアイドルにもきらびやかで賑やかに飾り付けるのも通例だった。
50shio
DONE薫くんお誕生日おめでとう!薫あんwebオンリー開催おめでとう!
ズ!軸
薫くんの誕生日翌日に海洋生物部の部室でおしゃべりする話。
ほんとのきもち きっとどんなプレゼントを贈っても喜んでくれる人だ。蜂蜜色の瞳をとびきり甘く細めて、ありがとうと笑う姿が思い浮かぶ。
そしてきっと、何をあげても、もうどこかの女の子からもらったことのあるプレゼントなのだろう。そう思うと、紙にインクが染みこむように少しずつ胸の奥が重たくなって、すっかり何を贈ればいいのか分からなくなってしまった。
*
祝日だというのに平日と変わらない時間に目が覚めてしまったのは、今日が何の日なのかずっと頭の中にあったからかもしれない。くるまった布団の中は温かくても、二度寝をするほどの眠気は訪れてそうにない。おずおずと手を伸ばし、あんずは枕元のスマートフォンを手繰り寄せた。ロック画面には「11月3日 07:42」と表示されている。そのままロックを解除して、思い出したようにううう、と呻く。
6501そしてきっと、何をあげても、もうどこかの女の子からもらったことのあるプレゼントなのだろう。そう思うと、紙にインクが染みこむように少しずつ胸の奥が重たくなって、すっかり何を贈ればいいのか分からなくなってしまった。
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祝日だというのに平日と変わらない時間に目が覚めてしまったのは、今日が何の日なのかずっと頭の中にあったからかもしれない。くるまった布団の中は温かくても、二度寝をするほどの眠気は訪れてそうにない。おずおずと手を伸ばし、あんずは枕元のスマートフォンを手繰り寄せた。ロック画面には「11月3日 07:42」と表示されている。そのままロックを解除して、思い出したようにううう、と呻く。
byakugun_83ccd2
DONE薫あんWEBオンリー開催おめでとうございます!展示作品:「Meet up after the party」全16P
バースデーイベント後、羽風があんずさんをお見送りする話です。
羽風誕生日おめでとう!! 17
Laugh_armor_mao
DONE夜に薫る。概念的言葉遊び。
金銀泥に咲く(osmeanthos)花言葉は、隠世。
◆
泣いてゐる。
蜘蛛の糸の如く甘く絡み付く金色の薫りを振り切って、幽かな聲を頼りに歩む。
気付いて。否、気付かないで。と、蒼瞳が揺る。
啼いてゐる。
暖かな金色の絨毯を踏み分ける足は、柔らかく滑る泥濘に沈み、思う様に立之かぬ。
夜毎白皙に映した薄紅の熱は、真実であったと。不問語(トワズガタリ)の亜麻色の音。
哭いてゐる。
初めての恋だったのだと。はらはらと月光石の珠を落としながら、喉の奥に閉じ込めた聲。
あの子の元に行かなければ。
白銀に煌く華の下へ。
◆
呼んでゐる。
静寂に燻る銀の薫りと指先は頼り無く、今更伸ばしても届かぬ。
高潔を気取り、馴れていると嘯き、送り出した笑顔を悔む深淵の聲。
1738◆
泣いてゐる。
蜘蛛の糸の如く甘く絡み付く金色の薫りを振り切って、幽かな聲を頼りに歩む。
気付いて。否、気付かないで。と、蒼瞳が揺る。
啼いてゐる。
暖かな金色の絨毯を踏み分ける足は、柔らかく滑る泥濘に沈み、思う様に立之かぬ。
夜毎白皙に映した薄紅の熱は、真実であったと。不問語(トワズガタリ)の亜麻色の音。
哭いてゐる。
初めての恋だったのだと。はらはらと月光石の珠を落としながら、喉の奥に閉じ込めた聲。
あの子の元に行かなければ。
白銀に煌く華の下へ。
◆
呼んでゐる。
静寂に燻る銀の薫りと指先は頼り無く、今更伸ばしても届かぬ。
高潔を気取り、馴れていると嘯き、送り出した笑顔を悔む深淵の聲。
suS2uz
INFO20221016発行零薫新刊サンプル「LIKE A ODD EYES」
零薫/全年齢/B5/P24/400円
「飲み切るまででいいからさ、もうちょっとだけ付き合ってくれる?」
真冬の夜の海を前にどうしても見たかった景色、自分の気持ちを確かめる薫くんのお話。
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★朔間零フィーチャー2のストに関連しています。
準備号として出した5月の本の前の時系列のイメージで出しております。
前半は後半発行時に再録予定のため全文公開中(後半は12月に発行予定。
>https://poipiku.com/4495633/7024637.html
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※書店委託について
よろしければご利用くださいませ。
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031020449/ 6
かみや
MEMO薫ニキ現実逃避そのに
∞
「あ〜〜〜椎名くん〜〜〜椎名くん〜〜〜甘やかして〜〜〜」
「よしよし♪羽風くんはお仕事行けてえらいっすね〜♪がんばりやさん♪かっこいい♪僕に何かできることあります?」
「ぎゅってして」
「ぎゅ〜っ」
「ちゅってして」
「ちゅ〜っ」
「うん、これで今日の俺も最高に格好良い!椎名くんありがと〜行ってきます!」
「なはは、いってらっしゃ〜い♪」
かみや
MEMO薫ニキ現実逃避したくて…
∞
「うあ〜んやだやだもうバイト行きたくないっすよはかぜくん〜っ」
「そっか〜それじゃあそろそろバイト辞めて俺専属の料理人になっちゃおっか?」
「やだ〜もっとおいしいもの作れるようになってからじゃないと羽風くんの専属になんてなれないっす〜てなわけで少しでも多くの料理作って経験積んでくるっす!バイト行ってきます!」
「いってらっしゃ〜い…あ〜あ、また振られちゃった♪」