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    行動

    全ての穴に捧ぐ

    DOODLE【INTJによるバデー二さんの解説】
    ※作中の出来事や生い立ちなどではなく、本人の発言とINTJと仮定したところからアプローチし、行動原理を考察したものです。
    ⚠主観ましまで全て妄想です
    ⚠作者でもないのにお前何様だ?バシッバシッ!(自分の腕を鞭で叩く音)
    【INTJによるバデー二さんの解説】・思考の根底
    信念の奴隷なので
    一に信念(真理の追求、特別な瞬間の享受)
    二に自分(身体・感情も含む)
    根っからの研究者気質なので、人が思うより目的への”執着心”がずっと強く、信念の為なら持てる全てを捧げるし、手段の是非は問わない。
    証拠が見つからないと拷問が終わらない、に対して「その悪夢みたいな状況を受け入れるしかない」と言ったのはこういうこと。

    ・奇行について
    □禁書ダイブ:「知りたい/理解したい」と思った時に最もエネルギーが爆発するタイプ。欲しいと思ったら必ず手に入れる執念+抑圧され続けた知的欲求の反動による奇行。
    □壁殴り:他者と感情を共有しようという発想がないため(共感力がマイナス)、普段感情は全て心の中で消化する。だがテンションがブチ上ると心の内に留めきれず、独り言を言ったり不気味にニヤついたり小躍りしたりする(実体験)。
    2021

    麦茶丸

    PAST長文の小説をポツポツ上げる場所を探していて、ポイピクでできるか試運転してみようと思います。
    ≪あらすじ≫
    ロンドンでの同棲も、もうすぐ1年。時計塔での研究が忙しいこともあって、二人の会話が減ってきていた。カドックはそんな現状に特に危機感を持たず、忙しいを言い訳に目を反らしていた。そんなある日、誰かの会話で危機感を覚え、カドックは行動に出る。
    言葉の代わりをずっと探して 立香と付き合ってもうすぐ1年が経つ。思えば恋人になる前の時間の方が長く、まだ1年かとも思った。恋人らしいことも少しずつ慣れていき、それに伴うように会話が少し減った気がする。喧嘩をするほど仲が悪いわけじゃない。ただ時計塔での研究が忙しいことも相まって、二人で過ごす時間も減ってしまったのだ。このままじゃダメだと心の隅ではわかっているのに、研究に明け暮れる自分を止めることができなかった。
    そんなある日の昼休み。初夏手前の春が少し残る気候。麗らかな日差しの元、カドックは珍しく時計塔の中庭で昼食をとっていた。このところ研究が行き詰っており、たまには気分転換が必要だと思ったからだ。
     しかし慣れないことはするものじゃないと思った。中庭にはそれなりに人がいる。喧騒も相まってうるさく感じた。盗み聞ぎなどするつもりもなかったが、ちょうど後ろのベンチから話し声が聞こえてくる。
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