Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    貴族

    kame_SF

    MEMO彫り師×貴族フロジャンの妄想吐き出し 小説じゃないです!
    無理やりネタ?
    お坊ちゃんジャン(年齢ウーン…青年期かな)、観に行ったサーカスの団員の刺青に惚れ、それを彫ったという彫り師に自ら会いに行く。彼はフロックという名で、予想よりも若く、ジャンと同い年だった。また社交性と秀でた容姿を併せ持っていて、ジャンは好印象を持つ。
    フロックは画家も兼業しているようで、それを聞いたジャンは仕事を依頼する。
    「絵を一枚描いてくれないか。あんたの絵をぜひ部屋に飾りたいんだ」
    「入れ墨じゃなくていいのか?」
    「俺が? 入れ墨を? 彫るわけないだろ、そんな恥ずかしいもの……おっと、失礼。いや、あんたの仕事を貶すわけじゃないんだがな、……」
    ド失礼ムーブとマウントを特に気にせずにこにこジャンの話を聞いているフロック。
    ジャンの帰り際、フロックは雑談とばかりに話し出す。
    「ほんと残念だな、お前の肌、俺の入れ墨がよく似合うと思うんだが……」
    それからジャンの身体を遠慮もなくじろじろ見てくるフロック。思わずジャンは、部屋に入った時から感じていたことを口に出す。
    「ずっと思ってたんだが、俺の身体じろじろ見るのやめてくれないか? 不躾なヤツだな」
    「ああ悪い……お前のどこにどんな入れ墨を彫 1586