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    6月18日

    よーでる

    กราฟฟิตี้世に流行りしゲーム世界に転生なるものも自分も書いてみんとするなり。と2020年6月18日に書いたやつ。
    この後主人公の影の薄い姉に転生(憑依ではなく元々は死産で亡くなっていた人物)してシスコンしてたら妹がゲームで体験したのとは違う性格に育ってでもこれも最高!みたいな話になります(書く予定はない)
    ゲーム?世界に転生させられたがプレイヤーじゃなくシナリオ担当だった件Prologue
     そこは白い世界だった。揺らめくたびに色を変える波紋が、かろうじてここが限りのある空間だと教えてくれる。
     白い海に浮かぶ虹色の泡の中、目の前には、白い人物がいた。

    「やぁ」

     白い声だった。そういうイメージで実際は肉声ではないのだと、不思議とわかった。
     そこに誰かがいることはわかるけど、姿は見えない。でもこっちを見て、笑いかけてるのがわかる。不思議な感覚。

    「わたし、死んだんですね」

     確信があったが、口にすると、寂しかった。もっと、やりたいことがあった。したいことがあった。そのはずなのに、記憶は砂のようにこぼれて、泡になって消えて行く。

    「うん。ところで、君に見てほしいものがあるんだ」

    「え? ……乙女ゲーム?」
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